【2019高校総体・優勝】男子バレーボール 松本国際高等学校

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【2019高校総体・優勝】男子バレーボール 松本国際高等学校

2019.10.01

提供:マイナビ進学編集部

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【2019高校総体・優勝】男子バレーボール 松本国際高等学校

高校バレーボールの日本一を決めるインターハイが、7月30日から5日にわたり宮崎県で行われました。真夏の暑さに負けない熱戦が繰り広げられ、優勝旗は長野県代表の「松本国際高校」の手に。平均身長181センチ。決して大きいとは言えないチームは速さと考える全員バレーで、頂点を極めました。キャプテンの武田大周君(3年)とゲームキャプテンの柳田歩輝君(3年)、そして監督の壬生裕之先生にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 試合の中で自分たちが導き出したもの
  • 勝利に向けた考えるバレーで、目標に立ち向かう
  • 何十回、何百回の練習にも勝る、1回の成功体験

試合を通してでしか得られない学びや貴重な経験がある

【選手インタビュー】

―― 優勝した感想をお聞かせください。

武田:自分たちは、出場校の中でも小さいチーム。ゲーム運びは速いのですが、背の高いチームとの闘いは勝負の差がつくと言われていました。特に、準決勝で戦った京都代表の東山高校、決勝の宮城代表の東北高校は優勝候補で、体格も実力も上のチーム。その強豪チームに速さで勝つことができました。小さくても勝てるんだということが証明できて良かったと思います。

柳田:自分が最後の点を決めたのですが、勝った瞬間は覚えていません(笑)。優勝の実感も地元に帰ってきてからじわじわと湧いてきた感じでした。

―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

武田:保護者が分担していろいろな学校の試合動画を撮ってくれていて、対戦が決まると事前にその動画を見ています。今回も優勝候補の東山高校のバレーを見て、とても楽しそうにバレーをしていると感じました。自分たちの雰囲気とは全然違っていて、それを参考に、自分達が変わることができました。

柳田:どんな試合も動画を見て対戦相手を分析しています。東山高校の動画を見るまでは、自分たちのチームは、技術よりも精神面でいいところまでいけると言われていたことがプレッシャーになってしまい、予選から思うようなバレーができませんでした。
東山高校は優勝候補と言われ、自分たちよりプレッシャーがあったはずなのに、笑顔でとても楽しそうに試合をしていたんです。それを見た時、プレッシャーに負けている場合じゃない、自分たちも楽しんでやろうと、ある意味開き直れたことですね。
もう一つ、裕之先生が今までにないバレースタイルを教えてくれたことです。小さいチームだから速い展開のバレーで、きちんとサーブを入れていくという発想を与えてくれたことは大きな要因です。

目の前の1点を勝ち取るための全員バレー

―― 一番苦しかった試合はありますか?

武田:小さいチームは勝ち抜くことでいい印象を付けられるし、強いというイメージを付ける意味でも勝たないといけないと言われていました。インターハイの目標として、ベスト4は最低ラインでした。メダルが掛かった準々決勝は特に緊張しました。

柳田:同じく、大阪の清風高校との準々決勝です。これに勝てばメダルが確定するからです。メダルがあるのとないのとでは、全然違いますから。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?

武田:このチームは身長が低いので、ブロックという武器がありません。特に全員でのレシーブ練習は頑張りました。自分はリベロなので攻撃には回れませんが、チームの特徴でもあるジャンプサーブはみんなに頑張ってもらいました。あとは、キャプテンとしてチームの雰囲気に気を配りました。

柳田:レシーブが苦手なので、普通レベルになれるよう頑張りました。スパイクは、大事な場面で決めるのが自分の役目なので、その大事な場面でしっかり点につながるにはどうするかを考えながらプレーしました。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

武田:実力はもちろん必要ですが、自分たちが優勝できたのは、試合中のチームのムードもあったと思っています。いいムードを自ら作ればいい結果が出ると分かったことは大きな収穫です。

柳田:得点を取れるよう楽しんで、そして後悔しないように、という気持ちがいい結果につながることを学べた大会でした。インターハイでは結果を残せましたが、まだ国体と春高バレーが残っています。今回得たものを発揮できること。それが課題であり目標です。

成功体験の積み重ねから得る大きな自信

【壬生監督インタビュー】

―― 優勝後、選手たちにどのような言葉をかけられましたか?

壬生監督:実は、インターハイの2週間前に初めて公式戦で負けてしまい、新しいフォーメーションを取り入れたのですが、試す場所がないまま予選に臨みました。新しいスタイルは成功体験がないので、インターハイで試すには踏ん切りがつかず、試行錯誤の大会でした。そんな中で頑張った生徒には、「大変だったがうれしいね。今日だけは純粋に喜ぼう」と言いました。

―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

壬生監督:例えば、全員にトスを上げさせるなど、できることを増やすようにしています。でも、失敗してもいいとは言いません。成功も失敗も理由があるはずですから、成功するにはどうすればいいのか自分で考えさせています。考えた通りやって成功すれば確認が不要になり、練習時間もスマートになりますから。
また、週末は遠征に行き、その経験を基に生徒が練習を組み立てるので、そこで修正をかける、その繰り返しですね。
あとは、ここで成功させるしかない、という逃げ場のない状態で練習させ、成功体験をさせることです。何十回、何百回の練習より1回の成功体験が自信につながるからです。


―― 一言で表現するなら、どのようなチームだと思われますか?

壬生監督:未知数の部分が多いチームです。高さはありませんが、全てが平均的にできる子が多い。ただ、突出したものがない。それが長所なのか短所なのか判断に困りますが……。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

壬生監督:優勝という経験が素晴らしいということ。スポーツに限らず、自分が努力したことで報われるということが、どれほどの経験値になるのかを伝えていってほしいですね。努力すれば必ず報われる訳ではありませんが、成功した人は努力をしていますから。
この先つまづくこともあると思いますが、そんな時、このインターハイ優勝の経験を思い出してほしいですね。このバレー部で、そうした成功体験を少しでもさせてあげるのが私の役割だと思っています。



今度は追われる立場になった松本国際高校ですが、言葉の端々に「自分たちで考えて」というフレーズが出てきました。先生の指導が行き届いていることを感じたと同時に、インターハイでの優勝経験を国体、そして春高バレーに生かし、三冠達成という大きな目標に向かって頑張ってほしいと思います。

【profile】学校法人理知の杜 松本国際高等学校 男子バレー部
壬生裕之監督
武田大周君(3年)、柳田歩輝君(3年)

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