【全国高校書道パフォーマンス選手権大会・優勝】長野県松本蟻ヶ崎高等学校

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【全国高校書道パフォーマンス選手権大会・優勝】長野県松本蟻ヶ崎高等学校

2019.09.30

提供:マイナビ進学編集部

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【全国高校書道パフォーマンス選手権大会・優勝】長野県松本蟻ヶ崎高等学校

全国106校から予選を勝ち抜いた20校が参加した「書道パフォーマンス甲子園」が、愛媛県四国中央市で8月4日に開催されました。今年で第12回を迎える同大会は、3連覇を狙う福岡県立八幡中央高等学校初め強豪校がしのぎを削る中、圧倒的な強さで長野県松本蟻ヶ崎高等学校が初優勝。部長の松岡実優さん(3年)、副部長兼パフォーマンス部長の小林由生さん(3年)、パフォーマンス部長の船本帆夏さん(3年)、ダンス部長の諏訪桃子さん(3年)にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 全国の高校書道部の憧れ「書道パフォーマンス甲子園」
  • 念願の優勝に向け、全身全霊を注ぎ込む
  • 多くの人に支えてもらい実現させた夢

日本の伝統・書道にパフォーマンスを取り入れた、躍動感あふれる書の祭典

愛媛県四国中央市は、製糸業が盛んな地域。そこで、地元を活性化しようと高校の書道部が「書のデモンストレーション」として、音楽に合わせて書道を披露したことが「書道パフォーマンス甲子園」の始まりでした。
2010年に「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」で映画化されたことで人気に火が付き、今では全国から応募が殺到する人気イベントとなりました。

書道パフォーマンスは12名が1チーム。4×6メートルの巨大な紙に、6分間で音楽に合わせながらダンスやスポーツ、お芝居の要素も取り入れながら、大小の筆を操り書を完成させます。テーマは自由で、書はもちろん、パフォーマンスも含めた構成や表現力などを競います。

今回優勝した長野県松本蟻ヶ崎高校は、過去5年連続で出場を果たす実力校。評判は上々でしたが、優勝には至らず悔し涙を流してきました。そんな同校が、伝統を守りながらもこれまでにないパフォーマンスを取り入れ、優勝を目指しました。
彼女たちの演技が終わり、出来上がった書を披露した時、会場にどよめきが起こりました。テーマは「スマホの時代に筆をとる」。2位以下を寄せ付けないダントツの優勝を果たしました。

実力派と言われ続け、届かなかった優勝旗をこの手に

―― 優勝された感想をお聞かせください。

松岡:私自身が完璧なパフォーマンスができず、不安でいっぱいだったので、呼ばれた時は驚きしかありませんでした。ステージの上に立った時、優勝の実感がわくと同時に達成感を感じました。

小林:学校名が呼ばれた瞬間は、夢のようでした。メダルや優勝旗授与の時、これまでは見ている立場だったので、嬉しさで涙があふれました。

船本:名前を呼ばれないのではと、内心怖かったです。アナウンスで仲間や応援の人たちが喜んでる姿を見て、夢じゃないんだと思いました。

パフォーマンス部長を務めた小林さんと船本さん

パフォーマンス部長を務めた小林さんと船本さん

諏訪:2歳上の姉もこの部に入っていて、身近で姉の涙や努力を見てきました。先輩方があと一歩で届かなかった優勝を勝ち取れ、敵を取ったという感じです。姉や先輩の分まで頑張りました。

―― 優勝された一番の要因は何だと思いますか?

松岡:一番は地域の方々や先生・保護者・先輩の指導や支援をいただいたこと。3年生19人のうち出場できるのは12人と補助3人でしたが、48人の部員全員で戦えたことです。

小林:スマホをテーマにしたので、抽象的で伝えにくかったのですが、身近な題材であること。そして、細部にまでこだわり、悩みながらも最後まで諦めずに取り組めたことだと思います。

船本:細部まで妥協せず、全体を見ながらアドバイスしてくれた補助のメンバーのサポートです。テーマや構成など、案が複数出てぶつかることもありましたが、その分、いいものができました。

諏訪:先生不在で直接指導を受けられなかった時、補助のメンバーが動画や写真を撮り、動きが揃うよう指導してくれたことが大きいです。また、個々に努力をしたのでパフォーマンス全体の質も上がりました。


―― 大会に向けて、どのような練習をされましたか?

松岡:構成を決めるのにとにかく話し合いをしました。みんなが納得して動いてみて、気になったらまた話し合う。先生には効率的でないと注意もされましたが、今考えると大事な時間だったと思います。

部長を務めた松岡さん

部長を務めた松岡さん

小林:背景の龍を書いたのですが、龍のカタチ、書く位置や余白、力強さが出ているかなど、書くことの大切さを伝えたいという思いを龍に込めて、何度も練習しました。

船本:私はマイクで説明する役を担当していました。抽象的なテーマが観客や審査員に伝わるよう、文章担当と力を合わせたこと。滑舌が悪いので特に母音の練習を頑張りました。時間内に分かりやすく説明するのが大変でした。

諏訪:私はダンス部長だったので、これまでにない激しくてかっこいいダンスを取り入れ、ダンスも目立つようにしました。ダンス未経験なので、ダンス教室で基礎を習ったりして頑張りました。

個人の努力の積み重ねが大きな力に

―― 練習をする中で一番努力したことは何ですか?

松岡:みんなが個々に努力したことです。最初は多少の温度差もありましたが、目標は同じですから、良くするために意見を言い、いい点は取り入れるなど、みんなが納得して練習できるよう努めました。

小林:どうしたら自分たちの思いが伝わるか。新しいものやインパクトある演出をどう表現するかなど、半年近くは朝から晩まで頭の中は書道一色でした。ずっと書道のことを考えていたので、寝言も言っていたみたいです(笑)。

船本:部活以外の時間も個々に頑張っていたと思います。本戦の1週間前には12時間くらい学校にいましたが、それでも時間が足りなかったです。影の努力がすごかったと思います。

諏訪:本戦出場は、19人のうち12人。仲間でありライバルでもあり、切磋琢磨がボトムアップにつながったと思います。また、先生のお手本通り書けるよう型を取ったりして文字の練習も頑張りました。

ダンス部長を務めた諏訪さん

ダンス部長を務めた諏訪さん

―― 今後の進路について、現在考えられていることはありますか?

松岡:建築士を目指しています。地域の方と触れ合い応援してもらったので、地域の人たちに喜んでもらえるような建築物を設計できるようになりたいと思っています。

小林:罪のない動物たちが殺されていることを知り、動物を助ける獣医師か獣看護師になりたいと思っています。

船本:企業のイベントに出演する機会も多く、構成や企画を考えるのが楽しかったので、企画提案できるような仕事に就きたいと思っています。なので、経営に関する勉強をしたいと思っています。

諏訪:私は韓国語と英語を両立させ、日本語の先生を目指しています。留学制度が充実している大学を目指して勉強中です。書道も小学校から習っているので、日本の文化として発信したいです。


―― 大会全体を通した感想を教えてください。

松岡:書道は高校から始めたので不安はありましたが、努力して優勝できたという大切な思い出ができました。書道部だったからできた経験であり、他にもたくさんのことが学べました。

小林:書道部に入って本当に良かったと思っています。優勝できたのは、想像しきれないほど大勢の方に支えられ、愛をもらえたからだと思います。

船本:先輩方に憧れ、そして超えたいと思いやってきましたが、こんなに頑張ったのは初めてです。親・地域の方・後輩・いろいろな人に応援してもらい支えてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

諏訪:私は姉のこともあり、優勝するために入学を決めました。夢は一人では叶えられません。その夢を共に叶えられたことに感謝です。地域や企業とも関われ貴重な体験させてくれた先生や親、みんなに感謝しています。



今回優勝を果たした書道部員の中には、高校から書道を始めたメンバーも多くいました。そんな同部の大きな支えの一つになったのが地域の人々。年間パフォーマンスは60回を数え、地域に密着した活動を続ける中で生徒間や地域の人々との絆が結ばれ力になっていきました。だからこそ、先生や保護者を初め、地域の方々への感謝の言葉が印象的でした。


【profile】長野県松本蟻ヶ崎高等学校 書道部
松岡実優(3年)、小林由生(3年)、船本帆夏(3年)、諏訪桃子(3年)

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