【2019高校総体・優勝】空手道・女子団体組手 御殿場西高等学校

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【2019高校総体・優勝】空手道・女子団体組手 御殿場西高等学校

2019.09.25

提供:マイナビ進学編集部

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【2019高校総体・優勝】空手道・女子団体組手 御殿場西高等学校

インターハイの空手・女子団体組手で連覇を成し遂げた御殿場西高校。今年の女子組手チームは、他の全国大会での優勝経験が無いままインターハイを迎えました。連覇の重圧にさらされた彼女たちは、どのようにチームをつくり、勝利への階段を上っていったのでしょうか。主将の倉井凜さん(3年)と細矢真人監督にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 積み重ねた日々の取り組みで、人間的に成長したことが勝利につながった
  • 周囲のサポートへの感謝を込め、持てる力を出し切って優勝をもぎとった
  • 個々の主体性と仲間への信頼が織りなすチームワークが武器になった

日々の積み重ねで得た人間的成長が勝因

【主将・倉井凛選手インタビュー】

―― 優勝した感想をお聞かせください。

最高の景色をチーム全員で見られて、大きな達成感を味わいました。団体としては、他の全国大会で一度も優勝したことがなかったので、インターハイ連覇の重圧もありました。でも、自分たちが積み重ねてきたものは本物だったと信じて、最善を尽くして戦えました。

また、レギュラーだったチームメイトの1人が前十字靭帯断裂という大きなケガをしてしまい、インターハイ出場も危ぶまれました。手術を経て回復し、ケガを乗り越えた彼女と一緒に戦って勝つことができたのも本当に良かったです。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

日々の練習の積み重ねだと思います。もちろん、技術がなければ日本一はとれませんが、それだけでなく、人間的な成長が必要。練習中の表情や挨拶など、些細なところを意識していくからこそ、大会でどんなことがあっても対応できます。

それらをやらされるのではなく、全てが日本一につながっていると理解した上で取り組んでいました。楽しいことばかりではありませんが、監督と自分たちが同じ方向を向いて人として成長してきたからこそ、「勝ちきれる」という安心感もありました。

全てを出し切ってもぎとった「感謝の日本一」

―― 一番苦しかった場面はありますか?

苦しかったというわけではありませんが、2回戦がターニングポイントになりました。失点もなく、結果を見たらいつもどおりの勝利。でも、技が出なくて感情的になってしまうなど、一人ひとりの試合内容はすっきりしないものでした。どこか気の緩みがあったんだと思います。

次の3回戦は、ライバルの強豪校。「このまま戦って勝てるのか。時間をあげるから、自分たちで立て直しなさい」と監督に指導いただきました。そのあとじっくりミーティングをして、一人ひとりが力を出し切ることを再確認。軌道修正をして、気を引き締めて3回戦に臨むことができました。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?

監督の求めるものと私たちの姿勢とのギャップを埋めることです。男子に比べて、女子は調子の波があり、マイナスの出来事に流されやすい傾向にありました。まずは、厳しいメニューにも食らいついて乗り越える気持ち、そして、日本一への「執念」をチームとしてつくっていくようにしました。

主将としては、自分が率先してやることはもちろん、一人ひとりの良い部分を伸ばしていかなければなりません。最初は自分の考えを押し付けてしまう部分もありましたが、チームはみんなでつくるもの。一人ひとりにあった声掛けを工夫したり、ミーティングを重ねたりすることが、成果として現れたと思います。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

とにかく自分たちの力を全て出し切るためにここまでやってきましたが、それは毎日活動できる環境があってのこと。応援してくださる保護者や学校、地域の方々と、全員で取った「感謝の日本一」だと思います。

また、主将という立場で、周りに目を配りすぎて自分が技術的に成長できず、毎日泣いていた日々もありました。でも、チームの仲間を心から尊敬しているので、苦労したぶん、仲間の成長や喜ぶ姿を見られたのはうれしかったです。主将としての達成感も味わえた大会になりました。

仲間への信頼とチームワークを武器に、涙の連覇

【細矢真人監督インタビュー】

―― 優勝後、選手たちにどのような言葉をかけられましたか?

涙が自然と出てきて、あまり多くの言葉をかけられませんでしたが、「よくやった。優勝おめでとう」と褒め称えました。正直、最初は連覇できるとは思っていませんでしたが、生徒たちはよくここまで成長してくれました。お互いを認めあい、高めあいながら、持っている力を出し切った結果だと思います。


―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

試合では、選手は1人でコートに上がります。彼らが、他人任せでなく主体性をもって行動できるよう指導しています。もちろん、指導者として「最後のひと押し」が必要なときはありますが、選手には自ら決断できるようになってほしい。自分たちの目標やチームの方向性を理解して、生徒自らが良い答えを導き出せるよう促しています。


―― 一言で表現するなら、どのようなチームだと思われますか?

本校の武器はチームワークです。練習姿勢だけでなく、日常生活への取り組みについても、チームとしてどうあるべきか常に考えて行動を取るように心がけています。団体戦でいえば、先鋒から大将まで、仲間を信じて「つなげて勝つ」チーム。倉井の話にもありましたが、ケガをしたチームメイトもいた中で、最後までお互いを信頼してプレーし、勝つことができました。インターハイを通して、よりチームの絆も深まったと思います。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

生徒たちにとっては、夢をつかむために努力したことが報われた大会だったと思います。いつか空手から離れて社会に出ても、必ずその経験は自信になりますし、役立つはずです。「空手しかやってこなかった」ではなく、「空手をやっていたから今の自分がある」と胸を張ってほしいです。

私自身、空手を通してさまざまな人と出会い、たくさんの学びがありました。そうした人間関係は宝です。生徒たちも、空手を通じて得た仲間を一生大切にして、広い視野を持って生きていってほしいと思います。



器用ではなく、当初は連覇が狙えるチームではなかったという女子団体組手チーム。主将である倉井さんを筆頭に、日々の練習やミーティングを大切にしながら、お互いの信頼関係を築いていったそうです。生徒に自ら考えさせる細矢先生の指導を受けながら、日本一への道を一歩ずつ切り拓いていったメンバーたち。苦難を通して勝利をつかんで成長した経験を、卒業しても生かしていってほしいですね。

【profile】御殿場西高等学校空手道部
顧問・監督 細矢真人先生
主将 倉井凛さん(3年)

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