【第19回 全国高等学校ファッションデザイン選手権大会・準優勝】五所川原第一高等学校

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【第19回 全国高等学校ファッションデザイン選手権大会・準優勝】五所川原第一高等学校

2019.09.17

提供:マイナビ進学編集部

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【第19回 全国高等学校ファッションデザイン選手権大会・準優勝】五所川原第一高等学校

この夏で19回目となる全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)。今年は39都道府県123校1,633チームから、2,771点のデザイン画の応募がありました。発祥は青森県弘前市。以来ずっと弘前市で開催されています。地元で開催されるコンテストというだけあって、青森県の高校生からの応募も多く注目される存在。その中でも本審査に進んだ五所川原第一高校が、2年連続の準優勝に輝きました。

この記事をまとめると

  • 青森県が世界に誇る、縄文文化に着目した作品
  • 200メートルの縄で“縄文土器”をリアルに表現
  • 今しかできない挑戦を、後輩につないでいきたい

“縄文魂”を未来につなぐ決意を作品に込める

五所川原第一高校チームのテーマは、「わだば縄文人さなる」。東北や北海道、特に青森県が世界に誇る縄文文化に着目しました。この大地で悠久より連綿と築かれてきた“縄文魂”を、青森県民である高校生の自分たちがつないで「この先の未来を創っていくんだ!」という、大いなる決意が込められた力作。縄文土器の作り方をとことん研究し、縄文を意識した1本の縄から衣装全体を構築しています。

ちなみに昨年の先輩チームのテーマは「わだば機械さなる」。青森県出身の板画家・棟方志功の有名な言葉「わだば(私は)ゴッホになる」から取った「わだば…」シリーズは、来年の優勝を目指し、先輩から後輩へと託されたバトンのような温かなワード。地元の会場を埋め尽くす900人余りの観客の前で、重責を果たしたばかりの興奮冷めやらぬ3人にお話を伺いました。

“縄文土器”らしさをウォーキングでも表現

―― 授賞式を終えた感想はいかがですか?

齋藤:私たちの高校は普通高校ですが、キルト部を中心としてファッション甲子園を目標にみんなで頑張ってきました。準優勝で終わったことは少し悔しいですが、「自分たちの作品が賞に入れた!」それだけでも今はうれしさでいっぱいです。

佐々木:優勝を目指していたので悔しい気持ちもあるんですが、去年も準優勝だったし、とても頑張ったし、「何かの賞には入れるかな」という自信はありました。作品は縄文土器の作り方を研究し、200メートルの縄から全体が作られていくように、細かく隙間なくグルーガンで留めて制作しました。着心地は堅くて重くて動きづらいですし、階段もうまく上れなくて苦労しました。テーマが縄文なので、歩く時も縄文土器らしさを表現するために、膝の関節を曲げないように歩きました。

佐藤:賞に入ることができてうれしかったです。モデルのメイクで“縄文”をうまく表現できたこと、みんなで協力し合えたことは良い思い出です。来年は後輩のみんなが賞を取れるように、頑張ってほしいです。


―― 作品について教えてください。

齋藤:縄文土器の作り方から、インスピレーションを受けた作品です。これまでも青森県の高校生たちが、縄文土器をイメージして作り上げた作品をいくつも見てきて、「私ならもっと良い作品を作れる!」と信じて挑戦しました。

佐々木:デザインする時に苦労したのが形です。胸の部分など立体的に見せられるところをどこにするかなど、工夫しながら考えました。制作期間は夏休みを中心に、ほぼ2カ月位かかりました。


―― 見どころや、苦労した点はどこですか?

佐藤:ヘアメイク担当としては、眉毛に力を入れました。“縄文”がテーマなので、アイシャドウで影を作って彫りを深く見せています。

齋藤:作品では荷造りに使う縄を使って、1本1本貼っていくのも大変でしたが、縄文土器だと思わせる色合いに仕上げるために、茶色や黒のスプレー塗料やペンで色付けするのはもっと大変な作業になりました。

“縄文”の仕上げは思ったより大変な作業

―― 勉強との両立は大変でしたか。

佐々木:公務員を目指しているので、その勉強と学校の勉強、それと並行して作品作りの作業を行いました。夏休みは本当に大変でしたが、その分しっかり結果を出せたので満足しています。


―― 皆さん3年生ですが、卒業後の進路はどのように考えていますか?

齋藤:就職します。どんな仕事についても絵を描くのが好きなのでチラシやお店に飾るPOPなど、デザインを仕事の中で生かしていけたらと思っています。

佐々木:公務員の道を目指していますが、卒業後も洋服作りなど趣味でやっていけたらと思っています。

佐藤:最初は憧れのヘアメイクアーティストになりたいと思っていましたが、手先を使う作業が得意なので、今は歯科衛生士を目指しています。


―― 副賞で東京のファッションショーに招待されていますが。

齋藤:自分たちが考えているファッションだけじゃなくて、いろいろな人が作ったファッションをしっかり見て学べたらと思います。

佐々木:新しいファッションに東京で出会うのが楽しみです。それをまた後輩たちにも引き継いでいけたらなと思います。



2年連続の準優勝とあって、うれしさとともに悔しさも滲ませる五所川原第一高校チーム。審査では1本の縄から縄文土器をリアルに表現した重厚さと、部分的に立体感を出した細やかな作り込み、それに大胆な発想が「大人になったらできないもの、高校生の今しかできないものに挑戦してほしい」という審査員の皆さんの心を捉えたようです。



【profile】学校法人舘田学園 五所川原第一高等学校 キルト同好会
デザイン:齋藤奈々(3年)、モデル:佐々木茅(3年)、メイキャップ:佐藤リンカ(3年)


ファッション甲子園®
http://www.f-koshien.com

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