【シゴトを知ろう】消防官 編

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【シゴトを知ろう】消防官 編

2019.10.21

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】消防官 編

地震や火災、台風などさまざまな災害から人々を守る使命を持つ消防官。その役割は消火活動だけではなく、傷病者の救助・救急や、火災予防・調査などいろいろなものがあるようです。消防官のお仕事について、千葉市若葉消防署桜木出張所に勤務する生出雄太郎さんと、千葉市緑消防署予防課に勤務する河村なるみさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 消防官の仕事の基本は“人々の生活と安全を守る”こと
  • やりがいがある反面、悲しい現実を受け止めなければならない場面も
  • 高校生のうちにたくさんのことにチャレンジして視野を広げることが大切

消防官がやりがいを感じる瞬間は、人から感謝されるとき

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
河村:消防官の仕事の基本は“人々の生活と安全を守ること”です。内容は消火・救助・救急・火災予防・火災原因調査など多岐にわたります。現場活動だけでなく、火災を未然に防ぐために建物の立入検査を行ったり、火災の原因を突き止めたりすることも消防官として欠かせない仕事です。

生出:私は現在、千葉市若葉消防署桜木出張所に勤務し、消防業務や救急業務を行っており、火災や救急活動に日々対応しています。災害出動で、緊急自動車を運転したりもしています。

河村:私は千葉市緑消防署予防課庶務係に所属しています。出動指令が出ていないときは、職員の給与や諸手当、物品や庁舎の管理などの事務処理を行っています。

生出:千葉市消防局では、当番日→非番日→当番日→非番日→当番日→非番日→週休日→週休日のサイクルで勤務する「二交替制」を採用しています。

<一日のスケジュール(当番の日の例)>
08:30 大交代、車両点検
09:30 ミーティング
10:00 事務整理・訓練・管内調査・立入検査・学校や事業所へ訓練指導
12:00 昼食
13:00 事務整理・訓練・管内調査・立入検査・学校や事業所へ訓練指導
17:15 夕食
18:00 車両点検・無線定時試験
18:30 事務整理・個人訓練
20:00 交代で仮眠
07:00 朝食
08:00 車両手入、点検
08:30 大交代
08:45 勤務終了

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
河村:救急現場で、市民に感謝されたときに一番やりがいを感じます。今まで勉強してきたことや訓練で身に付けてきたことが報われる瞬間ですね。これからも訓練や勉強を重ねて、知識や技術を多く習得していこうというモチベーションにもつながります。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
生出:ある災害で悲惨な現場を経験し、精神的につらいと感じたことがありましたが、上司や先輩たちがフォローしてくださったおかげで、今ではすっかり克服できています。みんなで力を合わせて乗り切っていく仕事なので、大変と感じることはありません。

河村:災害現場などで人々の命を助けることができる反面、力を尽くしても助けることができない場面に遭遇することもあります。やりがいのある仕事ですが、悲しい現実を受け止めなければならない場面もあることも覚悟しておかなければなりません。

高校時代の努力が、消防官の仕事に役立っている

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
河村:小さい頃からスポーツが好きだったので、将来は体を動かしながら人の役に立てる仕事がしたいと考えていました。中学生の頃に命の重さを知る機会があり、それをきっかけに人の命を助ける消防官という仕事に興味を持ち始めました。

消防官といえば体力的につらいイメージがあったり、女性が消防官になることで周りの目が気になったりと、正直迷う時期もありました。就職活動の時期になり、民間企業の説明会にも足を運びましたが、私のなかでは結局消防官になりたいという思いが強くなったので、大学4年生のときに採用試験を受け、合格することができました。
 
 
Q5. この仕事に就くために、学生のときに何か勉強をしましたか?
 
河村:まずは1次試験の教養試験を突破しなければならないので、試験対策として大学で開講していた講座に参加したり、本屋で自分に合ったテキストを買って勉強したりしていました。また、体力試験もあるので、ランニングや腕立て伏せ、腹筋などのトレーニングもしていました。
 
 
Q6. 高校生のときの経験が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
生出:高校時代は体力づくりのため、片道約1時間かけて自転車通学をしていました。いろいろな道を走り、地理に精通したおかげで機関員(*1)業務をする際に、道に困ることが少なくなりました。
 
*1 機関員:消防車の運転やポンプ操作をする隊員のこと

「人を助けたい」という情熱が何より大切

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?
 
生出:消防官には消防隊、救急隊、救助隊だけでなく航空隊、水上消防隊、さらには119番を受ける指令業務や火災予防業務など多種多様な業務があります。それぞれの仕事に向き・不向きはあると思いますが、共通して災害による被災者を助けたいという気持ちを持って業務に取り組んでいます。助けを求める声に応えたいという強い気持ちがある人が消防官に向いていると思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
生出:就職に不安はあると思います。誰でも最初は知らないことだらけですが、消防官は部隊活動です。分からないことやできないことがあれば仲間が助けたり、教えたりしてくれます。ぜひ熱い気持ちを持って消防官になってください!

河村:若いうちにたくさんのことにチャレンジして視野を広げてほしいです。苦手だと思うことを「苦手だからやらない」と考えるのではなく、「苦手だからこそやってみよう!」という気持ちで、何でも挑戦してほしいです。

消防官は消火活動だけでなく、防火・防災活動を普及する活動や建物の防火安全性を確認するための立入検査など、幅広い取り組みをされています。また、お二人とも熱意を持ってお仕事されていることが印象的でした。強いやりがいがあると同時に、大きな責任感も求められる消防官。「人を助けたい」という情熱を持っている方にとって、まさにぴったりな職業だといえるでしょう。


【profile】
千葉市若葉消防署桜木出張所 消防士 生出雄太郎
千葉市緑消防署予防課 消防士 河村なるみ

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「消防官」
はこんな仕事です

火災現場などで消火活動をし、人命救助を行うとともに、防災活動に務める仕事だ。消火することで人や街の安全を守る他、直接火災現場に飛び込み、人命救助にあたる。火を消す以外にも、防火・防災活動を普及する活動を行ったり、ビルやマンションなどの消防設備を点検したりする。火災を知らせる出場指令がない場合も、勤務中は入念に装備や車両の点検を行い、消火や救助の訓練を常に積んでおく。火災や災害はいつ起こるか分からないため、24時間交代制での勤務となる。

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