【全日本高校生WASHOKUグランプリ2019・グランプリ】長野県野沢南高等学校

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【全日本高校生WASHOKUグランプリ2019・グランプリ】長野県野沢南高等学校

2019.08.30

提供:マイナビ進学編集部

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【全日本高校生WASHOKUグランプリ2019・グランプリ】長野県野沢南高等学校

次世代を担う和食料理人の発掘・育成を目指して開催された「全日本高校生WASHOKUグランプリ2019」。全国102チームから応募があり、書類審査を通過した8チームによって決勝大会が行われました。今回のテーマは「出汁を使った和食」。60分という限られた時間で3人分の御膳を作り、チームごとのプレゼンテーションが行われました。
初回大会となった2019年大会のグランプリに選ばれたチームは、長野県野沢南高校の「佐久鯉人倶楽部」。料理に込められた思いや将来についてなど、3年の萩原彩音さん、桜井真優さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • 地元佐久鯉の魅力を伝えるメニュー
  • 初めて使うキッチンで、効率的に作業
  • 鯉の魅力を伝えられ、NYにも行けてうれしい

鯉づくしの料理を作って、鯉の魅力をアピール

「出汁を使った和食」というテーマに沿い、さらに地物食材を使うことが求められた今大会のルール。料理のおいしさはもちろん、盛り付けや栄養なども含めて審査が行われました。
長野県佐久市ではよく食べられるという鯉を使ったメニューを用意した「佐久鯉人倶楽部」の二人は、調理終了後のプレゼンテーションで「突然ですが、鯉を食べたことがある人?」と元気よく会場に呼びかけました。

若者の鯉離れが進んでいると感じた2人が佐久鯉の良さをアピールするために作ったという、今回のメニュー。調理時間1時間の中で、熟成佐久鯉の漬け丼・佐久平の恵椀(鯉こく仕立て)・佐久鯉の唐揚げなど、全5品を仕上げました。全国的には一般的と言い難い、鯉料理。一体どのような魅力があるのでしょうか。

鯉の魅力を伝えるために考えたメニュー構成

―― 今回のレシピ作りで工夫されたことを教えてください。

萩原:私たちの地元では冠婚葬祭やお祝いの時などに、鯉がよく食べられています。しかし最近小骨が多いなどの理由から若者の鯉離れが進んでいるため、鯉の魅力を伝えたいと思って、鯉づくしのメニューを考えました。今回使ったのは、0度~5度の冷蔵庫に74時間以上寝かせた熟成鯉。熟成することでうまみが増し、臭みがとれてさらにおいしく食べることができます。

櫻井:私たちは佐久鯉の伝統を残しつつ、現代風にアレンジしたメニューを考えました。鯉のぷりぷり感を生かした漬け丼や、うまみを生かすために煮込んだ鯉こく(鯉の身やアラを煮込んだ味噌汁)仕立てのお椀などをつくりました。


―― グランプリを獲得できた一番の要因は何だと思いますか?

萩原:チームワークの良さだと思います。私たちは友人同士でこの大会に出場しました。決勝の会場は初めて使う調理場で、食材を切る場所とコンロのある場所が離れていました。決勝に出場できると決まった段階でキッチンの配置を教えてもらえていたので、事前に食材を切る担当と焼き物担当に分かれて、効率よく作業するために準備できたことが良かったと思います。

主に食材を切る担当をしていた萩原さん。楽しそうに作業する姿が印象的

主に食材を切る担当をしていた萩原さん。楽しそうに作業する姿が印象的

櫻井:優勝するためにはプレゼンテーションが大事だと思っていたので、力を入れて練習しました。鯉の魅力や効能を3つずつに絞って紹介するなど、分かりやすく伝えるために工夫しました。


―― 大会に向けて、どのような準備をされてきましたか?

櫻井:今年の3月に大会の情報をインターネットで見つけて、応募しました。書類選考の結果が5月に分かったので、そこから少しずつメニューを決め、7月は学校や萩原さん家を借りて毎日練習しました。

萩原:作り方だけではなく、盛り付けの仕方など、さまざまな点で工夫をしました。


―― 大会の中で一番努力や苦労されたことは何ですか?

櫻井:私は唐揚げのカリカリ感とふわふわ感にこだわりました。カリカリにするための揚げ方を研究して、二度揚げをしました。ふわふわ感は骨切りをするなど工夫しました。

萩原:私は鯉を捌くところが大変で、刺身切りを何度も練習しました。

料理人と看護師、進路は違っても料理はそれぞれ続けたい

―― 今後の進路について、現在考えられていることはありますか?

萩原:私は調理の専門学校に進んで、将来和食の料理人になりたいと思っています。和食の伝統を大切にしながら新しいものを取り入れ、自分なりの料理を表現したいと思います。

櫻井:私は看護の専門学校に進んで、看護師を目指したいと思っています。今回コンテストを通して、みんなに鯉を知ってもらいたいと思ったし、和食が好きなので将来自分も料理をしたいと思っています。

主に焼き物を担当した櫻井さん

主に焼き物を担当した櫻井さん

―― 大会全体を通した感想を教えてください。

萩原:もともとこの大会に出場できると分かったときから、ずっとグランプリを狙っていました。グランプリをもらえて本当にうれしいし、この大会を通してたくさんの方に佐久鯉の魅力を分かっていただけたかなと思います。

櫻井:私たちの目標は、全国の皆さんに鯉の魅力を知っていただくと同時に、二人でニューヨークに行くことでした。それが叶って、素直にうれしいです!



「佐久鯉人倶楽部」というチーム名は、10年以上前に実際に佐久商工会議所で存在していた「佐久の鯉人倶楽部」から付けたそう。元祖「佐久の鯉人倶楽部」でも佐久鯉料理を味わったり、レシピをPRする活動が行われていたそうです。地元に根付いた食文化を後世へとつないでいきたいという彼女たちの思いの強さが、今回の受賞につながった一つの要因かもしれませんね。
優勝者に副賞として贈られるニューヨークでの研修旅行。世界の食文化が詰まったニューヨークの街で、どのような経験をして、どのような学びを得られるのでしょうか、楽しみですね。


【profile】長野県野沢南高等学校
「佐久鯉人倶楽部」萩原彩音(3年)、櫻井真優(3年)

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