第11回 全国高等学校鉄道模型コンテスト モジュール部門 最優秀賞(文部科学大臣賞)受賞! 広島城北中・高等学校にインタビュー!!

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第11回 全国高等学校鉄道模型コンテスト モジュール部門 最優秀賞(文部科学大臣賞)受賞!
広島城北中・高等学校にインタビュー!!

2019.09.03

提供:マイナビ進学編集部

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第11回 全国高等学校鉄道模型コンテスト モジュール部門 最優秀賞(文部科学大臣賞)受賞!
広島城北中・高等学校にインタビュー!!

全国の鉄道好きの高校生チームが、自ら作り上げた鉄道模型を競い合う「全国高等学校鉄道模型コンテスト(以下・鉄コン)」。11回目を迎える今年は、140校以上の高校が参加。7月28日、表彰式が東京ビッグサイトで開催されました。見事、モジュール部門最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞したのは、広島城北中・高等学校 鉄道研究部のみなさん。受賞直後のメンバーに、鉄道模型に込めた思いや制作秘話をお聞きしました!

この記事をまとめると

  • 部員全員が納得するレイアウトにするため、下調べや話し合いにたっぷり時間をかけた!
  • 古民家の塗装や木の枝に至るまで、細部にまでこだわって、瀬戸内の魅力を忠実に再現!
  • 鉄道模型の制作を通して、「自分たちで考え、行動する力」が身についた!

下調べから仕上げまで――8か月かけて、オリジナルの鉄道模型を完成!

最優秀賞を受賞した広島城北中・高等学校のテーマは、「瀬戸内の夕景」。灯りのともった街灯や古民家、そして海岸沿いのトンネルをくぐり抜ける電車など、瀬戸内の夕刻の情景を見事に表現していました。しかし、作品を完成させるまでの道のりは、決して平坦ではなかったようです。

【優勝校インタビュー】
――今回のテーマについて教えてください。
西村君:僕たちの地元・瀬戸内の魅力を伝えたくて、「瀬戸内の夕景」というテーマに決めました。準備を始めたのは去年の12月で、まずは尾道や鞆の浦、日生など、瀬戸内海沿岸のいろいろな場所を訪れて、下調べを行いました。

森本君:駅舎や線路、古民家、道路橋、漁港、灯台、防波堤、瀬戸内の海など、実際に自分たちで見て、写真も撮って、どんなレイアウトにするかみんなで決めていきました。

――どのくらいの制作期間をかけたのですか?
西村君:制作自体は4か月くらいですが、レイアウトを決めるまでに時間がかかりました。いろんな案が出て、なかなか意見が1つにまとまりませんでした。

森本君:特に苦労したのが地形で、瀬戸内の1番の魅力である海の面積を最大限取りながら、狭く感じさせないような線路の配置にするのが難しかったです。

西村君:意見が対立することもあったけれど、「瀬戸内の夕景を表現したい」「多くの人に感動してもらえるような作品を作りたい」という気持ちはみんな同じです。最終的には、部員全員が心から納得できるレイアウトにすることかできました。

――優勝した感想をお聞かせください。
岡野君:まさか受賞できるとは思ってもいなかったので、びっくりしました。部を引退した先輩や卒業生、先生など、たくさんの人に助けていただいたおかげです。

森本君:岡野君と同じ気持ちです。瀬戸内を再現した鉄道模型を評価していただけたので、僕たちの地元の魅力が少しでも伝わったのかなと思っています。

西村君:強豪校がたくさん出場しているので、最初に学校名を呼ばれたときは「えっ!」と思いました。「瀬戸内の夕景」はメンバー全員の集大成だし、みんなで取った賞だと思っています。

中森君:僕は、今年初めて鉄コンに参加しました。初めての参加で最優秀賞を受賞できて、本当に嬉しいです。

駅舎や古民家を3D設計して、オリジナルの模型を配置!

――模型づくりでこだわった点は?
西村君:僕は主に塗装を担当しました。特にこだわったのは古民家で、古民家特有の質感を出すために、ウェザリングという技術を用いました。

森本君:僕は、駅舎や古民家などストラクチャーの設計を担当しました。下調べをしたとき、いろいろな角度から写真を撮ったので、この写真を参考にして3D図面を描きました。古民家はすべて、僕たちで作ったオリジナルの模型です。

岡野君:僕は主に木を作りました。忠実に再現したかったので、学校近くの森を何度も訪れて、枝の仕組みを観察しました。

中森君:僕は電飾を担当しました。灯台や街灯、古民家にも灯りをともしたのですが、夕刻らしさを表現するのが難しかったです。古民家は、LEDに抵抗器を付けて“ほのかな光”を表現しました。

――来年の出場に向けて、抱負を!
森本君:僕は2年生なので今年、鉄道研究部を引退します。来年は受験勉強を頑張りつつ、今までの経験で学んだことや身につけた技術を、後輩達に伝えていくつもりです。

岡野君:今年は、森本先輩がリーダーシップを発揮して、部をまとめあげてくれました。来年は僕達が中心になって、後輩を引っ張っていけるよう頑張りたいです。

西村君:後輩指導に力を入れるだけでなく、僕自身の力も磨いて、先輩達がこれまで作ってきた作品を超える作品を作り出せたらと思っています。

中森君:今回、森本先輩を始め、先輩方に何度もアドバイスをもらいながら、電飾を作っていきました。技術が少しずつ身についてきたので、さらに努力して、来年も良い作品を作りたいです。

部活動で身につけた「自分たちで考え、行動する力」を、社会に出てからも活かしてほしい

――最優秀賞受賞おめでとうございます。
奥迫先生:ありがとうございます。今回のテーマである「瀬戸内の夕景」を表現するため、生徒達は試行錯誤を重ねながら作品を完成させました。「これまでの努力が報われて良かった」という気持ちで胸がいっぱいです。

――鉄道模型制作にあたって、どのような指導をされたのですか。
奥迫先生:鉄道研究部では「生徒が自分たちで考え、行動すること」を大切にしています。鉄コンに出す鉄道模型も、コンセプトづくりからすべて生徒達が自分で考え、決めていきました。私が口を出すことはあまりなく、生徒が相談してきたときに答えたくらいです。

――具体的にどのような相談がありましたか。
奥迫先生:「夕景を表現するため、下校中の生徒の模型を置いてみたい」「古民家を設計したので、データを見てください」など、いろいろな相談がありました。「波がうまく表現できない」という相談を受けた時は、「川の水が海に流れ込む動きを考えてみよう。白波が立つのはどこかな」と、生徒が自分で答えを導いていけるようなアドバイスをしました。

――今回の経験を、どのように活かしてほしいと思いますか。
奥迫先生:生徒みんなが頑張ってきた結果の受賞です。特に今年引退する2年生には、今回の受賞を「自信」に、大学受験に向けて頑張ってほしいですね。そして、鉄道模型づくりで培った「自分たちで考え、行動する力」は、社会に出てから一番必要となる力です。今、頑張っていることがいつか役に立つと信じて、前に進んでください!


多くの強豪校が参加する中、最優秀賞を勝ち取った広島城北中・高等学校鉄道研究部のみなさん。「他校の作品を見て、たくさんの刺激を受けた」とも語ってくれました。下調べを丁寧に行ったり、意見が1つにまとまるまで何度も議論を交わすなど、より良い作品にするため努力を重ねてきた彼らは、鉄道模型づくりの技術だけでなく、社会人として生きていく上で大切な「自分たちで考え、行動する力」を学び取りました。これから先、彼らの前に大きな壁が立ちはだかったとしても、きっと、自分たちの力で乗り越えていくことでしょう。最優秀賞受賞、本当におめでとうございます!


【取材協力】広島城北中・高等学校
森本君(高校2年)、岡野君(高校1年)、西村君(高校1年)、中森君(中学3年)
奥迫勇治先生

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