【NHK杯全国高校放送コンテスト】創作テレビドラマ部門 三重県立松阪高等学校

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【NHK杯全国高校放送コンテスト】創作テレビドラマ部門 三重県立松阪高等学校

2019.08.02

提供:マイナビ進学編集部

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【NHK杯全国高校放送コンテスト】創作テレビドラマ部門 三重県立松阪高等学校

第66回を迎えた、各部門の放送部全国1位を決定する「NHK杯全国放送コンテスト」。創作テレビドラマ部門で優勝したのは、「魅かれ惹かれて」という作品を発表した、三重県立松阪高等学校 放送部の皆さんです。主役で部長の織戸颯汰君、主役友人役の奥田龍至君、監督の野中和典君に、優勝に向けて努力したことや感想などを伺いました。

この記事をまとめると

  • CGを駆使し、人間関係を表現した作品
  • 新しいことに挑戦する意味で、スポーツを題材に
  • 上映後の会場の反応に安心

高校生同士の人間関係を、さまざまな色で表現

松阪高校の皆さんがテーマに取り上げたのは、人間関係。恋人・友人・ライバルなどの人間関係を、さまざまな色の糸(CG)で表現。人々につながれている糸を切り、テニス部でペアを組んでいる友人との関係すら断ってしまいそうな主人公に対して、同様に友人関係で悩んだことのある友人が「縁を切るのも自分次第なら、つなぐのも自分次第だよ。」と声をかけるシーンがとても印象的な作品でした。

作品について、審査員は「映像を作る人がセリフだけでなくモノそのものを文字と同じように表現する力がある。画面にものすごく迫力があった。」と講評しました。

多くの評価を得た創作テレビドラマ「魅かれ惹かれて」。この作品は、一体どのように作られたのでしょうか。

CGの斬新さと演技のうまさが優勝の決め手

―― 今回の作品を通じて伝えたかったことについて教えてください。

野中:今回の作品は、人と人とのつながりをテーマに制作しました。普段あまり接したくない人や好きではない人とのつながりを、もっと大事にしていった方がいいのではないのかと思い、このドラマを制作しました。

去年も同じ創作テレビドラマ部門で作品を発表したのですが、その時は自分自身に対するメッセージや自分との戦いを描いた作品を作りました。それに対して、今回は他者も含めたより大きなスケールで作りたいと思いました。「人と人とのつながり」をどう表現したらいいか考えていたとき、奥田君が「赤い糸」というアイデアをくれて、今回のテーマに確信を持ちました。
あとこれまで放送部の作品でスポーツを取り扱うことがあまりなかったので、新しいことに挑戦する意味でも、テニス部のぺアを中心としたストーリーを選びました。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

奥田:人間関係を表した糸をCGで表現した部分が大きいのではないかと思います。恋人同士を赤い糸で結ぶ演出だけならよくあるかもしれませんが、ライバル関係は黒・友情関係は黄色など……いろいろな色で糸を表現した発想も決め手だったのではないかと思います。

織戸:僕はCGの斬新さはもちろん、運も絡んでいると思っています。今回、テレビ・ラジオ作品の中で一番最後に発表することになりました。会場がより盛り上がっている中で見てもらえたので、それも大きな要因だったかもしれません。

野中:僕もいろいろあるんですが、スポーツを扱ったという斬新さに加えて、織戸君や奥田君を含む出演者の演技の良さもあると思います。「俺らが一番うまいんじゃないか」というくらい良い演技でしたし、協力してくれた周りのみんなの協力のおかげで、このドラマが優勝できたと思っています。

―― 演じられてみたお二人は、いかがでしたか?

奥田:テニスボールがこめかみに当たるシーンがあるんですが、そこはもっとうまくできたんじゃないかと、悔しい気持ちを持っています。当たった後、もっと痛がればよかったですね(笑)。何度も撮り直しはしたんですが、もっとこだわりたかった部分です。

織戸:僕と奥田君は去年のドラマから同じペアで出演しています。同じ会場で同じ2人が映ることになるので、去年を越えなければ……というプレッシャーを持っていました。でも撮影をしてみたら去年より下手になっている気がして……。気持ちが入りきっていなかったかなと思っています。

野中:プロ意識や(笑)。

3日に渡って行われたコンテストはあっという間。重圧の中制作し、優勝できた喜び

―― 作品の制作はどのくらいの期間で行われましたか?

野中:脚本が決まったのは今年の5月くらいで、そこから毎日撮影して、締め切りギリギリまで編集しました。脚本を本格的に練り始めたのは今年の2月くらいで、右往左往しながら決めていきました。

奥田:僕たち演者は脚本の原案段階から少しアイデアを入れさせてもらいました。キャラクターは僕たちの性格に沿って作ってくれていたので、役には結構入りやすかったですね。

織戸:役名も本人たちの名前にしていたので、本当に普段の日常をドラマ化したようなイメージでした。


―― 作品を作る上で練習したことなどはありますか?

奥田:演技の練習自体はしていませんが、1年生のときに別の大会でドラマを発表する機会があって、僕はそこで初めて演技をしました。それ以降、ドラマの見方が若干変わった気がします。ドラマを見てうまいと思った演技を、自分が演じるときに思い出して取り入れるようにしていました。

野中:僕はコンテストで発表されている他校のドラマを見て、自分なりに「ここはもっとこうしたほうが……」などと研究しています。撮影するアングルなどはドラマを見て参考にしました。


―― この作品に関して、努力したことはありますか?

奥田:僕は遅刻しないように気を付けました! 去年と一昨年と、1~2回遅刻してみんなに迷惑をかけてしまったので、今年は先輩ということもあって、遅れないように気を付けました。

織戸:努力したいことになってしまうんですが……僕も遅刻しないように気を付けたいです(笑)。今回朝早くからの撮影に3時間くらい遅刻してしまって……。これから気を付けたいと思っています!

野中:僕はキツキツのスケジュールで撮影していた中でも、役者の魅力を最大限引き出せるような撮影環境を作れるように、意識して進めました。

奥田:野中君は毎日「ここまでは撮影しなければいけない」というスケジュール管理も頑張っていました。ほとんど全ての仕事をやっていましたね。


―― 優勝した感想を教えてください。

奥田:僕は今日すごく緊張して、寿命が一年くらい縮まりました。実は作品の中で少し素材が足りない部分があって、そこをカバーしながら作ったので、違和感が出ないか心配でした。結果的にはそこもうまくフォローできて、上映後の会場の反応も良かったので、安心しました。

織戸:コンテストが行われた3日の間いろいろなところで作品を流しましたが、振り返ってみると長かったようであっという間の3日間だったなと思いました。僕自身、大きな大会などで1番を取ったことが無かったので、優勝発表されたときはあまり実感が沸きませんでした。でも奥田君が壇上でトロフィーなどをもらっているところを見て、やっと実感が沸いてきて、感慨深かったですね。

野中:最初ドラマの監督をさせていただくとなったとき、プレッシャーを感じていました。これまで松坂高校が制作するドラマは、だんだんもらえる順位上がっていて、去年は準優勝。今年は優勝を取るしかないという重圧の中で、不安を抱えながらも今回の大会に挑みました。
上映中、他校の作品に笑いが起きていたりする中で、大丈夫かな……と心配していましたが、最終的にはいろいろな人に認めてもらえて優勝できて、すごく良かったと思います。

創作テレビドラマ部門は、作品の上映が終わると、代表者が壇上に上がり司会者からの質問に答えます。松阪高校は先ほどまでスクリーンで演じていた奥田君が登場。会場全体が笑いに包まれました。実はこれも印象を強めるための作戦だったそう。作品の中だけでなく、会場内での演出を考えるその緻密さも、優勝できた要因の一つなのかもしれませんね。


【profile】三重県立松阪高等学校 放送部
織戸颯汰(3年)、奥田龍至(3年)、野中和典(3年)

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