【2019年高校総体】東京都立芦花高等学校 弓道部

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【2019年高校総体】東京都立芦花高等学校 弓道部

2019.07.25

提供:マイナビ進学編集部

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【2019年高校総体】東京都立芦花高等学校 弓道部

東京都総合体育大会 弓道競技において、男子団体・個人ともに見事優勝を果たした東京都立芦花高等学校。高校から弓道をはじめた部員がほとんどだそうですが、強さの秘訣はどこにあるのでしょうか。主将の星野翔希くん(2年)と、団体・個人の両方でインターハイ出場を決めた和泉樂くん(2年)に、チームの強みや練習で大切にしていることなどを伺いました。

この記事をまとめると

  • 弓を引くときだけでなく、全ての動きを意識して練習する
  • 切磋琢磨できる環境と集中力の高さがチームの強み
  • たくさんの「勝ちたい」という思いを背負い、全国制覇を目指す

「一瞬の感覚」で全てが決まる

―― 練習がある平日のスケジュールを教えてください。

星野:授業が終わったあと、大体16時から18時半くらいまで練習をします。弓道部は部員数が多く個人の練習量がどうしても少なくなってしまうため、自主的に朝練や昼休みも練習しています。僕は7時から朝練に参加し、昼休みには昼食を早めに済ませて弓を引いています。

和泉:朝・昼・放課後の練習メニューは基本的には変わりません。1年生の夏頃までは基礎トレーニングをして、それから本格的に弓を引くようになります。朝と昼は自主練なので、僕は大会前を除いて朝は休み、昼の練習に参加しています。


―― 普段のトレーニングや練習で意識的に行っていることはありますか?

星野:大会では4本の矢を射るので、1射目から4射目まで同じ形で弓を引くのが理想ですが、なかなか簡単にはいきません。たとえば「まっすぐ弓を引きたい」と考えすぎると他の所作がおろそかになり、少しずつズレが生じてしまいます。練習では弓を引くときだけでなく、入場から退場まで全ての動きを同じにするように心がけています。

和泉:弓道は「一瞬の感覚」で全てが決まります。指が弦から離れるのは一瞬なので、思い通りの動きをするのがとても難しいんです。なので普段から、自分の手がどこにあって、どんな風に動いていて、力の強さがどれくらいか……など、自分の動きを把握するよう意識しています。

―― チームの強みやここは他校には負けない!という部分はありますか?

和泉:部員の数が多く、切磋琢磨できる環境があることだと思います。一人ひとりの的中率が貼り出されるので、それを見て「自分と他の人の間にどれくらい差があるか」「上位の人を抜くにはどれくらい努力が必要か」など普段から考えながら練習しています。
また僕の強みは、すごく緊張する場面でも落ち着いていられることだと思います。緊張を集中に変えられる力は、中学までやっていたサッカーで養われたものかもしれません。

星野:弓道は他人と実力を比較できる機会が少ないので、仲間と競い合えるこの環境はとてもありがたいです。先輩や、国体の選抜チームにも選ばれた和泉くんのように、力のある選手の射を間近で見られることもすごくプラスになります。
団体戦に出場するチームの強みは集中力です。普段から仲がよくふざけ合うこともありますが、稽古がはじまった瞬間にパッと切り替えてしっかり集中しています。「勝ちたい」という強い気持ちを全員が持ち、それが弓にもあらわれていると思います。

できない理由を探すのではなく、どうしたらできるかを考える

主将の星野翔希くん

主将の星野翔希くん

―― 監督や仲間などからもらって印象に残っている言葉はありますか?

星野:弓を引けるようになった1年生の頃、割とすぐに的中成績が上がって、部でトップになれたことがありました。でも続けるうちに成績がガクッと落ちて、ほぼ最下位になってしまったんです。ちょうどその頃遠征試合があり、先輩たちに加えて、良かったときの成績で僕が補欠に選ばれることになりました。補欠というのはメンバーといつでも交代できるように準備をしておかなければいけない、チームにとって重要な存在です。なのに僕は成績も落ちていたし、緊張で何もできなくて。遠征チームに選ばれなかった他の部員に対しても後ろめたい気持ちでいっぱいでした。でもそのとき先輩が「星野が頑張っているのはみんな知っているから、もっと安心して、選ばれたことを誇っていいんだよ」と言ってくれたんです。その言葉がすごくうれしくて、スランプを抜け出すきっかけにもなりました。

和泉:1年生のとき、3年生の先輩に混ざって東日本大会に出場したのですが、チームの中でも的中率が良い方ではなかった僕は「先輩たちに迷惑をかけてはいけない」とプレッシャーを感じていました。そんな中、先生が「焦らないでいつも通り弓を引けば、和泉ならどんな相手にも勝てる。頼りにしているよ」と声をかけてくださいました。その言葉のおかげで「萎縮せずに、チームを引っ張る気持ちで堂々と弓を引こう」と、気持ちを切り替えることができました。自分自身を大きく成長させてくれた言葉として、深く心に残っています。


―― 目標としている選手は誰ですか?

星野:選手ではありませんが、弓道の権威である中塚祥一郎範士です。初めて動画で中塚先生を見たとき「自分がやりたいと思ってもできないことを全て実現されている」と、すごく衝撃を受けました。中塚先生は「自分の射に全然満足していない」とおっしゃっていて、そうやって常に上を目指す姿勢も本当に格好いいと思います。中塚先生を目標に、僕も少しでも近づけるように頑張りたいです。

和泉:桜修館中等教育学校6年(高3)の田沼翔太選手です。以前大会でほとんどの矢を的中させているのを見て「僕もあんな風に的を外さないようになりたい」と思いました。僕と同じ国体の東京都代表選手でもあり、一緒にチームを組めるのはとても光栄です。
田沼選手は、今回のインターハイ個人戦にも出場が決まっています。東京都代表としてぜひ2人で決勝戦まで残り、しっかりと戦って勝ちきりたいと思っています。

東京都代表としての自覚を持ち、多くの思いを背負って戦う

団体・個人の両方でインターハイに出場する和泉樂くん

団体・個人の両方でインターハイに出場する和泉樂くん

―― 高校卒業後の目標を教えてください。

星野:高校卒業後も弓道を続けたいと思っていますが、大学の弓道部に入ろうとは考えていません。大学弓道は競技中の応援などスポーツとしての側面が強く、僕にはあまり合わないのではないかと感じています。「自分の思った通りの動きできれいに弓を引き、その動作の結果として矢が的に中(あた)る」という理想を目指して、弓道を続けていきたいと思います。

和泉:僕も、大学弓道は自分にはあまり合わないと感じています。僕が志望する大学には大学弓道のグループに所属していない小さな弓道部があるので、そこで弓を引けたらいいな、と思っています。いずれにしても、弓道はずっと続けていくつもりです。


―― インターハイへの意気込みを教えてください。

星野:他校を含め3年生の先輩たちの中には、インターハイ予選が高校最後の引退試合になった人も多いはずです。その中で優勝し、インターハイに出場するということは、たくさんの選手の「勝ちたい」という気持ちを背負って戦うことだと思います。それをしっかりと自覚し、東京都代表として恥ずかしくない射ができるように頑張ります。

和泉:僕は団体戦と個人戦の両方に出場しますが、出るからには優勝を目指します。指導してくださる先生のためにも、仲間と力を合わせて、創部からの目標である全国制覇を達成したいです。



自分の理想とする「弓道」を真摯に追求している、芦花高校弓道部の皆さん。切磋琢磨できる仲間の存在も、より高みを目指す原動力になっているのでしょうね。インターハイでは持ち前の集中力を発揮し、良い結果につなげてほしいと思います。

【profile】東京都立芦花高等学校 弓道部
星野翔希(2年)、和泉樂(2年)

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