【シゴトを知ろう】スポーツアナリスト 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】スポーツアナリスト 〜番外編〜

2019.06.28

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】スポーツアナリスト 〜番外編〜

サッカーや野球などの試合から収集されたデータを分析するスポーツアナリスト。普段から一つひとつのプレー分析していると、競技観戦時に一歩引いて観てしまう癖がつくこともあるそうです。今回はデータスタジアム株式会社の久永啓さんにお仕事の裏話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 客観的なデータに主観的な情報を入れることで信頼関係を築く
  • 頼まれて渡したデータが活用されないこともあり得る
  • スポーツアナリストという職業が認知されれば需要は必ず増える

困っているところを分析して、伝えるように心掛けている

―― 今のお仕事をされている中で、意外な発見はありましたか?

データで証明されていても、その事実を受け入れてもらえない時があることですね。スポーツ分野でデータを活用され始めたのがわりと最近なので、中には「データって信用できるの?」と思っている方もいらっしゃいます。

確かに競技の特性上、サッカーは野球に比べると偶然性が高いスポーツです。そうなると、必ずしもデータ通りにはいかず、経験がものを言う部分も中にはあります。データだけを振りかざすのではなく、主観の情報も入れながら信頼関係を築いていくことが、この業界で仕事をする上では大事になると思います。


―― Jリーグクラブの担当者とのコミュニケーションで気に留めていることはありますか?

例えば「データでなんとかできないかな?」と頼まれる時があります。そういった場合、チームの中での課題を洗い出す必要があると考えます。そのため、困っているところは何かをしっかり分析して、それを伝えるように心掛けています。

必要なものをジャストタイミングで提供することが大切

―― サッカーの指導者としてのキャリアは、この仕事をする上でメリットに感じられますか?

現場の感覚を何も知らないままクラブの方々とやり取りするより、多少なりとも肌感覚が分かった上で対応できることは、大きいことだと思います。ただこの仕事で求められる力量は、誰がどのような状況でデータを求めているのかを考え、必要なものをジャストタイミングで提供すること。いくらメリットがあっても、結局それができないと評価されません。

―― 普段、どのような視点でサッカーの試合を観ていますか?

私の場合、まずスターティングメンバーを見ます。監督は意図があってそのメンバーを選んでいるはずなので、そこからなんとなくチームの戦い方をイメージします。次に見るのが、試合開始時における各選手のポジションです。ディフェンダーやミッドフィルダー、フォワードがそれぞれ何人いて、どういうシステムなのか。それを確認した上で試合を観ています。


―― この仕事ならではの「業界あるある」として思い浮かぶことはありますか?

仕事柄、サッカーの試合を一歩引いて観る癖がついてしまい、素直に喜ぶ機会が減りました(笑)。ゴールが入っても喜ぶ前に、なぜゴールしたのか、と本質を見てしまうんです。周りの人が騒いでいる中、一人冷静にじっと見てしまうとか。そういうことが増えました。

高校生が目指したい職業と思ってくれる仕組みを作りたい

―― 久永さんのように、指導者からスポーツアナリストになられる方は多いんでしょうか?

あまりいません。現状、スポーツアナリストになるための資格はないので、なろうと思えば誰でも就ける仕事です。ただ裏を返すと、スポーツアナリストになるためのルートが確立されていない現状も見えてきます。ヨーロッパのトップクラブには専属のデータスタッフが複数人いて大事なポジションであると認識されているんですが、日本の場合、まだその域には達していません。スポーツアナリストという職業への世間的な理解が浅いので、受け皿が狭いんです。とはいえ、広げる可能性は十分あるので、そこが改善されれば今以上にもっとスポーツアナリストが必要とされてくるでしょう。


―― 今後チャレンジしたいことはありますか?

一つは日本代表が世界大会で優勝するために、スポーツアナリストとして力になること。そこに向かって、今後も仕事へ取り組んでいきたいです。それとスポーツアナリストの育成にも関われたらと思っています。スポーツアナリストという職業がもっと認知されれば需要は増えてくるはずなので、高校生が目指したい職業だと思ってくれるような仕組みを作りたいです。



久永さんのお話を通じて、データを活用したスポーツアナリストという職業の世間的な立ち位置がよく分かりました。最先端の技術を駆使した職業であることは間違いないので、今後さらに需要が拡大するかもしれませんね。


【profile】データスタジアム株式会社 久永啓

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スポーツアナリスト」
はこんな仕事です

野球やサッカー、バレーボールなどさまざまなスポーツで、対戦相手やチームの選手の動きなどをデータ化して、パソコンに入力し分析する仕事。例えば野球だと、ある特定のバッターがどんな球種をよく振り、どこに打つことが多いのかなどを分析。その結果に基づいてピッチャーとキャッチャーは投げるボールを決め、野手は守備の陣形を決める。情報やデータを収集し選手のパフォーマンスを数値化することで、高い確率の戦略を立てることができる。試合に勝つためや、チーム力強化のためなど、データ活用の場は幅広い。

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