学年ビリから弁護士へ 佐藤大和弁護士が抱く仕事への思い

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学年ビリから弁護士へ 佐藤大和弁護士が抱く仕事への思い

2019.05.30

提供:マイナビ進学編集部

学年ビリから弁護士へ 佐藤大和弁護士が抱く仕事への思い

レイ法律事務所の代表弁護士を務める他、講演やテレビ出演など幅広く活躍している佐藤大和さん。「弁護士=子どもの頃から頭の良い人」というイメージがありますが、佐藤さんの高校時代の成績はなんと学年ビリだったそうです。そんな佐藤さんに、高校時代のエピソードや弁護士を目指したきっかけ、お仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 高校時代は努力しても授業についていけず、成績は学年ビリ
  • 大学に入学後「勉強法」の大切さに気づいた
  • 「子どもたちの笑顔を守りたい」と大学3年から弁護士を目指す

学年ビリの落ちこぼれ生徒だった高校時代

―― 高校時代はどのような生徒でしたか?

一言で言うなら、人生で一番の暗黒時代でした。もともと勉強が得意ではなく、小学5年生まで九九もできないような子どもだったんです。でも高校受験では猛勉強をして地元の進学校に何とか合格しました。入学してみると当然授業の進度は速く、周りは頭の良い子ばかり。必死で努力したものの全く授業についていけず、高1の終わり頃には学年ビリの成績になってしまいました。
そのうちやる気もなくなり、髪を金髪に染めたりして完全に“落ちこぼれ”に。高3のセンター試験では200点満点中30点や50点という惨憺たる結果でした。部活を頑張った訳でも成績が良かった訳でもなく、だからと言って不良にもなりきれず、全てが中途半端な高校時代でした。


―― 大学受験をしようと考えたきっかけは何でしたか?

高校が進学校だったので周りはみんな大学進学を希望していましたし、私も受験しようと考えていました。家が裕福ではなかったので国立大学を志望しましたが、先ほどお話しした通り成績は学年ビリ。高校の進路調査で「国立大学に行きたい」と伝えたら「夢は寝てから見なさい」と先生に言われ、とてもショックだったのを覚えています。
高校を卒業して浪人生活に入ってからは、勉強もせず悪友と夜遊びばかりしていました。そして2浪目に突入した19歳のとき、母が過労で倒れてしまったんです。母は昼と夜に仕事を掛け持ちし、家族のために無理をしていました。そのとき初めて「絶対に合格しなければならない。自分を信じてもう一度頑張ろう」と強く決意したんです。自分を追い込むために一人暮らしをはじめ、一心不乱に勉強をして、国立大学の人文学部に合格することができました。
人文学部を選んだのは、政治や経済・法律といった幅広い分野を学べると考えたからです。結果として「弁護士になる」という夢を見つけることができ、いろいろな可能性につながる学部を選んで良かったと思っています。

軽い気持ちで参加したボランティアサークルが弁護士を目指すきっかけに

―― 大学時代に勉強に目覚めたのはなぜですか?

「なぜ高校では授業についていけなかったんだろう」と考えたとき、自分が常に受動的だったからだと気づきました。大学は高校とは違い、授業の選択も座る席も自由です。そこでとにかく興味のある科目を選び、一番前の席で講義を受けました。そして少しでも分からないことがあれば、先生に積極的に質問するようにしたんです。そうやって学びの姿勢を能動的に変化させたことで、学部内でも上位の成績をとれるようになりました。
大学で自分自身を変えることができたのは、やはり高校時代の経験が大きいです。いくら努力しても結果が出ないというつらい経験から、「努力の方向性を変えなければ」と考えるようになりました。たとえばスポーツでも、ルールや方法論を無視してがむしゃらに練習しても上達できませんよね。勉強も同じで、まず「勉強法」を知ることが大切だと思います。その後弁護士を目指して司法試験の勉強をする中で「勉強法」を確立させていきました。


―― 弁護士を目指すことになったきっかけは?

子どもの頃から「人を助ける仕事に就きたい」という漠然とした思いがあり、大学2年のときにボランティアの献血推進サークルに入りました。実は「ボランティアサークルに参加すればきっと優しい女性と知り合えるだろう」という不純な動機があったのですが、実際に入ってみると部員は男子学生2人だけ(笑)。でもそのサークルで部長を任され、部員を拡大して活動に打ち込むうちに、どんどんやりがいを感じるようになりました。
献血には親子で訪れる方もいて、親御さんが献血をしている間は子どもたちと遊びながら面倒を見ていました。その中で「子どもたちの笑顔を守りたい」という思いが大きくなり、現在の師匠でもある大学のゼミの先生に相談したところ、「子どもたちを守りたいなら法律家という道もある。佐藤君は法律の成績も良いから弁護士を目指してみてはどうか」とアドバイスをいただきました。それを聞いて私もやる気になり、大学3年生から弁護士を目指して勉強をはじめました。

自分の力で新しい分野を切り開くワクワク感

―― 法科大学院ではどんなことを学ばれましたか?

法科大学院は、弁護士や検察官・裁判官といった法律家を目指す人たちが集まる専門的な教育機関です。院内には自習室があり、朝から夜中まで法律の勉強をしていました。同じ目的を持つ仲間たちと励まし合ったり議論をしたり、とても濃密でかけがえのない時間を過ごしました。
また司法試験に直結する勉強の他、法律を幅広く学んだことも私の財産になっています。中でも印象に残っているのが法教育に関する授業です。法教育とは、子どもたちをはじめとする一般の方々に、法や司法制度の基礎にある考え方を理解してもらい、法的なものの見方を身につけてもらうための教育のこと。私が代表を務めるレイ法律事務所では「子どもたちを被害者にも加害者にもさせない」という理念を掲げていますが、この“柱”が生まれたきっかけが法科大学院での法教育の授業でした。


―― 弁護士のお仕事のやりがいは何ですか?

私は芸能人の権利やメディア対応など、それまであまり議論が進んでいなかった分野にも積極的に取り組んできました。この仕事には、新しい分野を自分で切り開いていく、ワクワクドキドキするような楽しさがあります。既存の分野でも「人の助けになりたい」と一生懸命考え、人から感謝してもらえることは、とても大きなやりがいになっています。
一方で弁護士は犯罪者の弁護をすることもあります。「なぜ悪い人を弁護するのか」と考える方もいるかもしれませんが、犯罪者を弁護して適正な処分を受けさせることは、再犯の防止につながります。つまりそれは、新しい被害者・加害者を生まない活動ともいえるのです。
他にも法教育の一環として、講演なども積極的に行っています。今は「遊ぶ時間があったら仕事をしたい」と思うほど、この仕事が楽しくて仕方ないですね。



高校時代の失敗経験から大学では勉強法を変えたと言う佐藤さん。その後弁護士を志し、司法試験の勉強をする中で、効率的な勉強法を確立させていったと言います。佐藤さんの著書『ずるい暗記術』(ダイヤモンド社)には、短い時間で結果を出すための勉強法がまとめられています。「テストでうまく点がとれない」「試験で良い結果を出したい」という方は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。


【Profile】レイ法律事務所 代表弁護士 佐藤 大和
https://rei-law.com/

【著書】
図解版ずるい暗記術

「理解」はいらない! ノートは使わない! 時間は短いほどいい!「見る」だけでどんどん覚えられる!わかりやすさを徹底的に追求した『ずるい暗記術』の図解版、誕生!

https://www.amazon.co.jp/dp/4478107505

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「弁護士」
はこんな仕事です

法律の専門家として、依頼者の利益となることを主張して権利を守る仕事。借金返済や離婚・相続など企業や個人の間のトラブルを扱う「民事事件」と、国が刑事被告人を裁く「刑事事件」の2種類がある。法廷に立つだけでなく、依頼者の相談内容をヒアリングしたり、書類を作成したりと、その業務は多岐にわたる。当然、膨大な法知識が必要であり、弁護士になるためには国家試験の中でも最難関といわれる司法試験を突破しなくてはならない。

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