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「⽩い」⺟乳に「⾚い」物質が⼊っているって知ってい
た!?

2019.05.16

提供:玉川大学

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「⽩い」⺟乳に「⾚い」物質が⼊っているって知ってい
た!?

⾚ちゃんが⽣まれるとお⺟さんが与える⺟乳、⾒た⽬はきれいな⽩⾊をしていますよね。実はこの
⽩い⺟乳の中に⾚い物質が含まれているってご存知でしたか?その物質の名前はラクトフェリン!
なんか名前は聞いたことあるかも、という⽅もいらっしゃるかもしれません。この記事で少しご紹
介したいと思います。

この記事をまとめると

  • 実は私たちもお世話になっている!?ラクトフェリンって⼀体何?
  • ラクトフェリンには秘めた⼒がある!⽟川⼤学農学部の研究をチェック!
  • ⾷や農業に関わるさまざまな学びで、未来を変えるような発⾒をしよう!

ラクトフェリンとは⼀体どんな物質?

ラクトフェリンとは⺟乳や涙液などの分泌液中に含まれるタンパク質の⼀種です。ラクトフェリンの粉末が⾚⾊を帯びているのは、結合している鉄のためだそうです。このタンパク質はさまざまな⽣理活性を⽰し、代表的な活性に抗菌活性が挙げられます。細菌の多くは増殖するために鉄が必須となりますが、ラクトフェリンが鉄を奪い去ることで、細菌の増殖を抑制しています。
 このように菌を抑える働きが強いラクトフェリンは、初乳に最も多く含まれ、⺟乳を介して⾚ちゃんがお⺟さんから最初に授かり、すこやかに育つための重要な働きを担っています。ラクトフェリンは、⺟乳以外にも唾液や涙液、⿐汁などの分泌液、⽩⾎球の⼀種である好中球などに存在し、体外から侵⼊する細菌やウイルスからの攻撃を防ぐ感染防御因⼦のひとつと考えられています。このようにラクトフェリンは、⽣まれたばかりの⾚ちゃんをさまざまな感染症から守る役割を果たしています。なお、ヒト以外の動物でも哺乳類の⺟乳には含まれており、同様に⾚ちゃんの体を感染症から守っています。

⽼化を防ぐ物質の探索〜ラクトフェリンの応⽤研究!

⾷品に関するさまざまな研究をおこなっている⽟川⼤学の農学部 先端⾷農学科では、ラクトフェリンを⾚ちゃんだけでなく、すべてのライフステージで活⽤するための研究に取り組んでいます。その中の⼀つが「ラクトフェリンの抗⽼化作⽤に関する研究」です。
 現在、⽇本が⾼齢社会にあるのはご存知だと思います。そのために、医療費や介護費の増⼤が国や家庭の財政を圧迫しています。このような費⽤を縮⼩し,健やかな⽣活をおくるためには、⾷を通じた健康増進について考えていかなくてはなりません。
 ⾼齢社会が進むほど⼀般的に平均寿命が延びていることはわかると思います。ところでみなさんは、⽇本⼈の平均寿命はご存知でしょうか?WHOが2016年に発表したWorld Health Statisticsでは、⽇本⼈の平均寿命は83.7歳で世界⼀⻑⽣きの国になっています。寿命を⽰す⾔葉で平均寿命の他に、「健康寿命」というワードがあり、「健康的な⽣活のできる期間」をあらわしています。⽇本の場合、健康寿命は74.9歳です。このように、寿命には平均寿命と健康寿命という2つの指標があり、両者の差は「医療などに依存した不健康な期間」となるために、この差が⼩さいことが望ましいといわれています。2016年の統計結果に基づいて計算してみると、差は8.8年になりますね。
 ⽇本が世界⼀の⻑寿国というのは喜ばしいことですね。しかし、2018年の統計によると、平均寿命は84.2歳と延びたのですが、健康寿命は74.8歳になっていて、両者の差は9.4年と拡⼤しました。これは不健康な期間が⻑くなったことをあらわしています。

線⾍をつかった実験の結果は、、!?

このような寿命や⽼化などを⾒据えた上で、⾷による健康増進について研究を進めています。⽼化や寿命に関連する研究にはモデル⽣物として、
線⾍(Caenorhabditis elegans)を⽤いています。その理由として、線⾍は寿命が約20⽇と短く、全ゲノム解析によってヒトとの遺伝⼦相同性が約80%と⾼いことがあげられます。
 それでは、ラクトフェリンを線⾍に給餌した際の結果をご紹介しましょう。ラクトフェリンは線⾍の平均寿命と健康寿命の延⻑、活動レベルの増進、⽼化⾊素の沈着抑制を線⾍にもたらし、明らかな抗⽼化作⽤を⽰しました。
 さらにもう1つのケースとして、線⾍にグルコースなどの還元糖を給餌すると寿命短縮などの⽼化促進が観察できます。この⽼化促進は最終糖化産物(AGEs)が蓄積することで⽣じます。AGEsは、糖尿病やアルツハイマーなどの加齢性疾患を発症するといわれています。このような⽼化促進モデルにラクトフェリンを給餌したところ、AGEsの蓄積が低減し、寿命の短縮を緩和するなど良好な結果を得ることができました。
 このような寿命延⻑などの抗⽼化という現象において、ラクトフェリンの効果を確認することができました。現在はその作⽤メカニズムの解明を遺伝⼦発現の⾓度から⽬指しています。⾼齢社会では、健康寿命に注⽬が集まっており、⽇常の⾷⽣活における機能性成分の摂取が健康寿命の延⻑につながる可能性について期待が寄せられています。ここでは、⾷品成分の⼀つである多機能性タンパク質のラクトフェリンの摂取が健康や寿命に良い影響を与えていることをご紹介しました。

⾷品機能の研究ができる⽟川⼤学の「農学部 先端⾷農学科」!

⽟川⼤学の農学部 先端⾷農学科では、⾷や農業に関わる、さまざまな学びを実践しています。未来型⾷料⽣産システムとして、LEDを⽤いて野菜を⽣産する「LED農園」やベンチプラント規模の⾷品加⼯施設である「Food Science Hall」などの実習施設をいち早く設置。この他にも、陸上養殖など新しい⾷料⽣産のしくみを探求したり、「⾷」に直結する分野の研究を集約したのが先端⾷農学科です。これらの実習施設を利⽤しながら、未来の⾷料⽣産技術や⾷品の⽣産加⼯技術について、体系的に学修します。さらに、実験や講義科⽬を通して、⽣命現象への理解を深めながら、安全安⼼で、機能的にも優れた⾷料⽣産や⾷品加⼯のあり⽅を探求します。
 これからの⾷品のあり⽅を研究できる最前線の環境を備えた⽟川⼤学の農学部 先端⾷農学科、ラクトフェリン以外にもさまざまな研究をおこなっていますので、ぜひオープンキャンパスに⾜を運んで、実際の学修環境をご覧ください!

【広告企画】提供 : 玉川大学

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

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