日本一情報発信する医師・樺沢先生が教える 記憶力を定着させるコツ

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日本一情報発信する医師・樺沢先生が教える 記憶力を定着させるコツ

2019.04.26

提供:マイナビ進学編集部

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日本一情報発信する医師・樺沢先生が教える 記憶力を定着させるコツ

精神医学や心理学、脳科学の知識・情報を分かりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している樺沢紫苑(かばさわ しおん)先生。今回は樺沢先生に暗記学習に役立つ、記憶の定着方法について教えていただきました。
効率的に暗記学習を行うために、いいコツはあるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 運動性記憶は忘れにくいが、意味記憶は覚えにくく忘れやすい
  • 人間の脳は「重要でない情報」は忘れるようにできている
  • 脳に重要な情報だと認識させることで記憶を定着させる

運動性記憶として覚えることで記憶を定着させる

「書く」「話す」といった運動神経を使った記憶は、「運動性記憶」と呼ばれます。

運動性記憶の特徴は、一度覚えるとその後はほとんど忘れることはないということです。3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていた、ということはないはずです。 筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て、海馬を経由し、 大脳連合野に蓄積されます。小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。だから、一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。

通常の教科書を読んで覚える「暗記」は「意味記憶」を使って記憶しますが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。そこで「書いて覚える」「声に出して覚える」ようにするだけで、「運動性記憶」として記憶することができるのです。 たとえば漢字や英単語を書こうとしたとき、いちいち頭で思い出そうとしなくても、スラスラと書けてしまうことがあると思います。この「体が覚えている」という感覚が「運動性記憶」です。

「apple りんご」と頭の中で読み上げるだけでは、ほとんど記憶に残りません。「apple りんご」と声を出して読み上げながら、紙に「apple りんご」を何度も書く。10回から20回繰り返すと、 かなり記憶に残るはずです。

側頭葉に記憶させることで、長期間記憶を保持する

また、人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は短期間で忘れるようにつくられています。

「重要な情報」とは、 インプットした後に何度も「使われる情報」です。つまり、インプットしてもその情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。3日前の夕食は覚えているのに1カ月前の夕食を思い出せないのは、そのせいです。

脳に入力された情報は、「海馬」というところに仮保存されます。その期間は、2~4週間。海馬の仮保存期間中にその情報が何度も使われると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動させます。一度側頭葉に記憶されるとその記憶は忘れづらく、長期間覚えていることができます。

だいたいの目安としては、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるといいます。英単語を一度で暗記できる人はいません。最初に暗記してから3回くらい復習して、ようやく記憶できるのです。情報を「話す」「書く」ことで、長期記憶に移動されます。


テスト前一気に覚えた内容が、テスト終了後には全部忘れてしまっている……なんてことはありませんか? 今回樺沢先生から教えていただいた方法を使って記憶を定着させていければ、日頃から積み重ねた学習をそのまま受験勉強などの際にも生かせそうですね。これからの勉強に役立ててみてはいかがでしょうか。


【出展】
「学びを結果に変える アウトプット大全」
https://www.amazon.co.jp/dp/4801400558/

【Profile】
樺沢紫苑(かばさわしおん)

精神科医、作家
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
SNS、メールマガジン、YouTubeなどで、累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している。
月に20冊以上の読書を30年以上継続している読書家。そのユニークな読書術を紹介した『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)は、15万部のベストセラーに。
その他、『いい緊張は能力を2倍にする』(文響社)、『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(大和書房)など、28冊の著書がある。
公式ブログ http://kabasawa3.com/blog/

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