【つくばScienceEdge】未来指向賞 山形県立村山産業高等学校

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【つくばScienceEdge】未来指向賞 山形県立村山産業高等学校

2019.04.15

提供:マイナビ進学編集部

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【つくばScienceEdge】未来指向賞 山形県立村山産業高等学校

2万人を超える研究者を有する、日本最大のサイエンスシティとして知られる茨城県・つくば市。そんなつくばで『つくばScienceEdge』という大会が行われました。
大会では、高校生が科学に関するアイデアを発表するプレゼンテーションが実施され、受賞チーム3組が選ばれました。
今回未来指向賞に選ばれたのは、山形県立村山産業高等学校。プレゼンされた佐藤さんと笹原さんに、大会に向けた対策や研究の大変さなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 微生物の働きを活用して化学肥料を削減
  • たくさんの実験を繰り返してきた努力が評価された
  • 大変な実験も、結果が出ればうれしさに

化学肥料に代わるものを見つけ、肥料コスト削減・環境汚染防止へ

村山産業高校の2人が発表したのは、植物内部に共生する微生物・エンドファイトを使った、そば生産に関する研究です。

イメージ:そばの花

イメージ:そばの花

エンドファイトを感染させたそばを育てる研究を行ったところ、生育促進効果がみられることが分かりました。エンドファイトに感染していない苗と比べて、感染している苗は収穫量が29%増加したのです。このことから、現在使われている化学肥料を29%分削減しても同等の生育がみられるのではないかという考察に至り、化学肥料の削減により、山形県内で使われている肥料コストを10億円削減し、水質汚染などの地球環境汚染の防止にもつながるのではないかというプレゼンを行いました。

とても実用的な観点で発表されたお2人のプレゼンについて、受賞後にインタビューを行いました。

受賞できたことで、これまでの実験に自信が持てた

―― 受賞された感想を教えてください。

佐藤:自信が無かったので、ビックリしています。今後もっと研究を頑張ろうと思えました。

笹原:あまり信じられない気持ちです。「えーー!」という感じでした。


―― 今回のテーマはどのくらい前から研究されているんですか?

佐藤:そばに関する研究だと2017年くらいからですが、エンドファイト自体の研究は先輩から引き継いだもので、2015年から行っています。


―― 未来志向賞として選ばれた要因について、どう思われますか?

佐藤:今まで部員と協力してたくさん実験を行ってきて、頑張ってこれたから今回賞をいただけたんだと思いました。

笹原:常に未来のことを考えながら研究してきたので、この賞を取れたことで「今までの実験がちゃんとできていたんだな」という自信に繋がりました。


――プレゼンで工夫したこと、受賞のための戦略などはありましたか?

佐藤:プレゼンはいつも通りできたと思います。今大会に向けては、質疑応答の対策をしました。質問を
想定して、事前に考えたりしたんですけど……想定していた質問は来ませんでした(笑)。

笹原:大会前になるとプレゼンを2人で練習したり、先生に見てもらったりするんですが、本番でも事前の練習通りにできたと思います。

他の人の研究や発表を見たことが、とても参考に

―― 今回の研究で大変だったことは何ですか?

佐藤:実験の数が多くて大変でした。微生物(エンドファイト)の種類がものすごく多くて、今回の研究に合う微生物を探して培養するという作業が、数が多すぎて大変でした。今回のそばに関しては、これらの作業に2年かけてきました。
実験は大変ですが、少しでも結果が出れば次につながるのでうれしいです。


―― 将来の進路については、どのように考えられていますか?

佐藤:農業に関わる仕事をしていけるといいなと思っています。

笹原:農業で育てたものを生かす、調理などの方向へ進めたらいいなと思っています。


―― 大会全体に関する感想を教えてください。

佐藤:他の人の研究内容を見ることができて、良い経験になったと思います。他の人の発表の仕方を見られたことも、とても参考になりました。

笹原:今日の朝くらいまで発表のタイムが合わなくて、「大丈夫かな」という不安がいろいろあったんですが、どうにか本番を乗り越えられて安心しました。



科学的な手順を踏んでしっかりと研究されていることが評価された、村山産業高校。専門家の皆さんからは、「良い結果が出ても地域や年によって結果が変わることもあるので、いろいろな気候の場所で育ててみて、今後の普及を目指してみるといい」とアドバイスいただいていました。
とても実用的な視点で、丁寧な研究を行われていた村山高校科学部の皆さん。そばだけでなく、さまざまな植物での研究も今後期待していきたいですね。


【profile】
山形県立村山産業高等学校 佐藤陽菜(2年)、笹原悠馨(2年) 


【写真提供】
つくばscienceEdge2019実行委員会

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