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受賞校・品川女子学院の先生に聞く! Change Maker Awardsの魅力

2019.04.03

提供:マイナビ進学編集部

受賞校・品川女子学院の先生に聞く! Change Maker Awardsの魅力

中高生のための英語プレゼンコンテストとして、2018年度に第1回大会が開催された「Change Maker Awards」。英語力とプレゼンテーション力を競い合うこの大会で、見事「Global Link賞」を受賞したのが、品川女子学院の4名の高校生たちです。本番当日まで、どのような形で取り組んできたのか、指導にあたった高校2年生学年主任の白石賢佑先生と家庭科の丸山智子先生にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 品川女子学院が「Global Link賞」を受賞
  • 同校では、課題解決型学習の一環として大会に参加
  • 大会への参加を通じ、生徒のプレゼン力や英語の活用力、仲間と協力し合う力などが高まった

身近なところに課題を見つけ、小さな一歩を踏み出す

―― 品川女子学院の生徒さんが、大会に参加することになった経緯を教えてください。

白石:本校は文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール」(*)に指定されていて、「学校と社会が連携し、『起業マインド』を持つ女性リーダーの育成」に取り組んでいます。具体的に、高校では1~2年次に「起業体験プログラム」、2年次に「Challenge Based Learning(CBL)」を実施しています。いずれも、生徒同士が協力し合いながら取り組むオリジナルの課題解決型学習で、活動の最後には成果の発表を行います。そんな中、生徒たちには校内だけでなく、校外でもプレゼンする機会を与えたいと考え、「Change Maker Awards」に参加することにしました。

丸山:高校2年次に行うCBLは、私が担当する家庭科の授業で実施しています。4人程度のグループでテーマを設定し、情報の収集・ディスカッションなどを通じて、解決策を提案していく学習です。今回、「Change Maker Awards」で生徒たちが行ったプレゼンは、CBLで行った最終成果発表を英語にしたものです。

*スーパーグローバルハイスクール:文部科学省から指定を受け、グローバルリーダーの育成に向けて研究実践に取り組んでいる学校。通称SGH。


――テーマ設定は、どのような形で行ったのでしょうか。

丸山:夏休み中、生徒たちには暮らしの中で疑問に思ったこと、問題だと思ったことをタブレット端末などで撮影し、タイトルを付けて共有のサーバにアップしてもらいました。その後、集まった写真をもとにグループ内で話し合い、課題を設定しました。その際に意識させたのは「Make a difference(違いを生み出す)」という言葉、生活の身近なところで課題を見つけ、自分たちにできる一歩を踏み出すことです。受賞したグループも、当初はその時ニュースになっていた医学部入試の男女差別問題に着目していましたが、わずか3~4カ月の取り組みで入試制度を変えるのは、現実的に難しいものがあります。そこで、男女差別をなくすために、自分たちにできる身近な一歩は何かを話し合い、「家庭内での家事における男女格差」をテーマに設定しました。

生徒同士が、時にはぶつかり合うことも大切

――本番のプレゼンを行うにあたって、生徒たちはどんなことを意識したのでしょうか。

丸山:生徒たちが意識したのは、聞き手の「共感」を呼ぶことです。そのために、プレゼンの冒頭に身近なストーリーを入れました。班員の一人が家で兄と一緒にくつろいでいたところ、母親から「あなたは女の子なんだから、家事を手伝いなさい」と叱られたという話です。

白石:品川女子学院の生徒たちは、中学1年次からあらゆる教科や行事でプレゼンをする機会があり、プレゼン力の土台は築かれています。しかし、校内で教員や同級生を前に行うプレゼンと違い、校外で初対面の人を相手に行うプレゼンでは、興味を持って聞いてもらうための工夫が必要です。今回、そうした経験ができた点でも、「Change Maker Awards」に参加したことの意義は大きかったと思います。


――「Change Maker Awards」では、仲間同士でいかに協力するかも大きなポイントですが、その点はいかがでしたか?

丸山:クラス単位での活動と違い、小グループでの活動は、一人一人が役割意識を持って取り組まなければなりません。誰か一人でもやる気のない態度を見せたり、自分勝手な言動をしたりすれば、ぶつかり合いが生じます。実際、約3~4カ月間にわたるCBLの活動の中では、生徒同士のぶつかり合いが数多くありました。でも、そうしたプロセスが重要で、ぶつかり合う中で頭の中を整理し、自分たちで解決していく力が養われるのです。

白石:本校では、行事の運営なども生徒主体で取り組ませます。価値観の多様な人が本気になれば当然、ぶつかり合うことも増えますが、そうした経験は社会に出た後に生きてくることでしょう。本校の理事長は入学式の時、新入生の保護者に「子供たちにたくさんの失敗ともめごとをプレゼントします」と話しています。


――英語力を養うという点では、いかがでしたか?

白石:受賞した4人の生徒の中に、帰国子女や長期留学経験者はいません。そうした生徒たちが、英語を駆使して大勢の前でプレゼンしたわけで、これほど貴重な経験はなかったと思います。4人とも、英語をためらいなく活用する度胸がついたのではないでしょうか。

できるかできないかは、やってみないと分からない

―― 最後に、「Change Maker Awards」への参加を考えている生徒や先生方へのアドバイスをお願いします。

丸山:「Change Maker Awards」が「Go!Do!Be」をキャッチフレーズに掲げているように、生徒も先生も「行動する」ことが大事だと思います。「失敗したらどうしよう……」と不安になる生徒もいると思いますが、できるかできないかなんて、やってみないと分かりません。たとえ失敗しても、そこから学べることはたくさんあります。失敗しては立ち上がる。チャレンジを繰り返したほうが、人間として魅力的になれると思います。

白石:私も、何事も経験することが大事だと思います。私自身も、「Change Maker Awards」への関わりを通じていろいろな人と出会い、これまでにない経験ができました。こうした経験は、今後の指導に役立てられるものだと考えています。



実社会で活躍できる力の育成に向けて、品川女子学院と同様に、多くの学校が課題解決型の学習に取り組んでいます。「Change Maker Awards」への参加は、そうした学習活動をより充実させる上でも、大きな意義がありそうです。興味のある方は、ぜひ参加を考えてみてはいかがでしょうか。

▼「Change Maker Awards」第2回応募要項
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/entry


【取材協力】
品川女子学院中等部・高等部

(参考)
品川女子学院
http://www.shinagawajoshigakuin.jp/
一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会 Change Maker Awards
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

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「語学(外国語)」
はこんな学問です

専攻する言語を選び、その言語を高いレベルで使いこなせる能力を習得する学問。文法や構造、意味など言語学的な観点からの研究のほか、各言語が使われる地域の歴史や政治、文化なども研究することで、世界への理解を深めることにもつながる。また、言語社会心理や言語教育などより深く踏み込んだ視点からの応用研究を行う学校もある。古典小説などの読解力よりも、実用的な語学力に重点を置く学校が多い。

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