自分が望む働き方ができるかも!? ユースエール認定制度って何?

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自分が望む働き方ができるかも!? ユースエール認定制度って何?

2019.03.20

提供:マイナビ進学編集部

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自分が望む働き方ができるかも!? ユースエール認定制度って何?

就職はまだ先の出来事と思う方も多いかもしれませんが、「バリバリ働きたい」「仕事もプライベートも充実させたい」「出産しても働き続けたい」など、将来を思い描いている人もいるのではないでしょうか。

今回、厚生労働省で若年者・キャリア形成支援担当参事官室に所属する吉田邦宏さんと倉岡大輔さんに「ユースエール認定制度」についてお話を伺いました。一体どのような制度なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 従業員が300名未満の中小企業を対象にしたユースエール認定制度
  • ユースエール認定企業は、若者雇用促進総合サイトなどで調べることができる
  • ユースエール認定企業で働いている人の印象は?

法律に基づいて認定される「ユースエール認定」

-- ユースエール認定制度はどのような制度でしょうか? 目的と制度が作られた背景について教えてください。
 
吉田:「青少年の雇用の促進等に関する法律(以下、若者雇用促進法)」に基づき、従業員が300名未満の中小企業を対象にした「ユースエール認定制度」が創設されました。これまでは、優良な中小企業であっても、情報発信力が無く、知名度が低いなどの理由から人材確保が困難な状況がありました。一方で、学生は中小企業で働きたいと思っても情報収集がしにくく、情報を得やすい名の知れた会社に就職してみたものの、自分が思っていたような仕事ではなかったという理由で離職してしまうという状況もありました。こうした就職時点でのミスマッチを防ぐため、中小企業の情報発信の支援と、学生が「自分のやりたいことは何か」と考えながら自分に合った就職先を選択する手助けになることを目的とした制度となっています。


-- ユースエールに認定されている企業の特徴は何ですか?
 
吉田:若者の採用と育成に積極的な企業・雇用管理が優良な企業という点を認定の対象にしています。ここでいう若者とは35歳未満の方を対象にしていますが、メインターゲットは学卒の方々です。

雇用管理が優良な企業とは、例えば入社した人を対象に育成の計画をきちんと立てていること、残業時間が一定基準未満であること、育児休業の取得率が高いことなどの基準をクリアした企業のことを指しており、そうした企業がユースエールに認定されています。


-- 認定されるには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
 
吉田:ユースエール認定を受けたい企業は各都道府県の労働局に申請をし、認定基準をクリアしていれば認定されます。厚生労働省にもいろいろな認定制度がありますが、いわゆる法律に基づく認定制度は、子育てサポート企業を証明する「くるみん認定」、女性活躍推進に取り組んでいる企業を証明する「えるぼし認定」、そして「ユースエール認定」の3つしかありません。認定を取得するためには厳しい基準をクリアする必要がありますので、ユースエール認定を受けているということは厳しい基準をクリアしていることの証明にもなります。

倉岡:2019年2月末現在、認定されている企業は全国で514社。認定を受けた企業は一度認定されたら終わりということではなく、引き続ききちんと認定基準を満たしているかどうか、毎年度確認をしています。

どんな働き方をしたいのかを考えた時、ユースエール認定は指標になる

-- 認定企業はどうやって調べればよいですか?
 
吉田:厚生労働省が運営をしている「若者雇用促進総合サイト」があります。このサイトは若者を雇用したいと考えている企業が職場の雇用管理などの情報を掲載できる場となっていて、こちらでユースエールに認定されている企業を調べることができます。またハローワークではユースエールに認定された企業を積極的にPRしていたり、求人票にユースエール認定のロゴマークが入っていたりして分かりやすいです。


-- 高校生が就職活動をする場合、この制度をどのように活用すればよいですか?
 
吉田:高校生の就職活動事情は学校ごとに違うと思いますので、一概には言えません。ただ、どのような働き方をしていきたいのか、例えば子どもを産んだらしばらくは子どもと一緒に過ごしたいとか、仕事と趣味を両立したいから残業があまりない会社がいいなどがあると思います。ユースエール認定を受けている企業であれば、その企業の状況がある程度分かると思いますので、自分の未来設計がしやすいかもしれません。

人それぞれ仕事に求めることは違うと思いますので、いろいろな情報があって選択肢を持つということが重要だと思っています。その情報の中で自分がやりたいこと、何ができるかということを考えたら、より自分に合った就職先を選ぶことができるのではないかと思います。ユースエール認定を受けている企業であるかどうかを、就職先を選ぶときの選択肢の一つとしてもらえればいいと思います。

実際にユースエール認定を受けている企業で感じたことは?

-- 実際にユースエール認定を受けている企業を訪問されたことはありますか?
 
倉岡:昨年の夏、ユースエールに認定されている企業を訪問してインタビューをする機会がありました。社員を大切にしている印象を受けると同時に、実際に働いている方のお話を聞くと、生き生きと仕事をされていると感じました。「厳しい条件をクリアしてユースエール認定を受けたことで、自分の会社が改めて良い環境なのだということを認識でき、会社に対してさらに誇りを持てるようになった。」という声もありました。

吉田:ユースエール認定を受けている企業は、若い世代の採用に積極的なだけではなく、育成という点においてもしっかりしている会社といえます。入社してからしっかりした研修制度で知識をつけて活躍できるところもあると思います。聞いたことがあるエピソードでは、ユースエール認定を受けている企業を一度は退職して他の会社へ移ったものの、前の会社の良さが改めて分かって再度入社した人もいたそうです。

-- 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
吉田:高校生にとって就職はまだ先というイメージがあると思います。自分が何をやりたいのか、何に向いているのか、イメージができていないところもあるでしょうが、仕事に何を求めるのか、何を大切にするのかを明確に持っていることがいいのかなと思います。

自分がイメージしている仕事をどう探せばいいのかということですが、例えば大切にしたいことがワークライフバランスであれば、頭の片隅にユースエール認定という制度を知っておいていただければ、「この会社はユースエールを取得しているからワークライフバランスが実現できる」と一つの指標になるのかと思います。そういう意味でこの制度をご活用いただきたいですし、厚生労働省は皆さんが働きたいような働き方ができるように、いろいろサポートをしていきたいと思っています。

「この制度を企業、高校生をはじめとして、いろいろな方に知ってもらいたいです」と語る吉田さん。認定の基準はかなり細かいので、それをクリアした企業であれば安心して働けるかもしれません。近い将来就職を考えている人や、まだまだ就職は先の話だという人も、「ユースエール認定」という制度を覚えておくと役に立つと思いますよ。


【profile】
厚生労働省 人材開発統括官
若年者・キャリア形成支援担当参事官室 若年者就職援助第二係
係長 吉田 邦宏

厚生労働省 人材開発統括官
若年者・キャリア形成支援担当参事官室 
倉岡 大輔

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

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