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協会アドバイザー・田中茂範先生に聞く! Change Maker Awardsの魅力

2019.03.26

提供:マイナビ進学編集部

協会アドバイザー・田中茂範先生に聞く! Change Maker Awardsの魅力

中高生のための英語プレゼンコンテストとして、先日第1回大会が開催された「Change Maker Awards」。その最大の特徴は、これからの社会を生きる上で必要な真の英語力やプレゼンテーション力を参加者に求めている点です。コンテストを主催する一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会のアドバイザー・田中茂範先生に、その魅力を語っていただきました。

この記事をまとめると

  • 「Change Maker Awards」は、多文化共生社会を生きる上で必要な「プレゼンテーション力」「英語力」を養うためのコンテスト
  • 良いプレゼンテーションをするためには、リサーチとディスカッションを十分に積むことが大切
  • 真の英語力を身に付けるには、行動する中で「伝えたい」という気持ちに突き動かされることが重要

プレゼンテーション力と英語力を養うためのコンテスト

―― さまざまな英語スピーチコンテストがありますが、「Change Maker Awards」にはどのような特徴があるのでしょうか。

「Change Maker Awards」は、中高生が1人もしくは2~4名のグループで15分程度の発表を行い、プレゼンテーション力と英語力を競い合うコンテストです。
大きな特徴として、プレゼンテーション・リサーチ・ディスカッションをセットで考えている点が挙げられます。覚えた台詞をただ話すだけのプレゼンをしても、人を納得させたり、感動させたりすることはできません。大切なのは、リサーチとディスカッションを十分に行うことです。膨大な量の情報を得て、仲間と議論を重ねることで、「伝えたい」という気持ちが湧き、良いプレゼンができるのです。


―― 英語力については、どのような観点で審査されるのでしょうか。

英語人口は15~20億人に上ると言われますが、そのうち第一言語として使用している人は4億人程度にすぎません。大半は、第二言語として英語を活用している人たちです。そうした状況を踏まえ、「Change Maker Awards」は、発音の正確さはそれほど重視していません。むしろ、声の大きさやスピードなど、「聞き取りやすさ」を重視しています。

―― これからの時代に必要な英語力について、田中先生はどのように捉えていますか?

「多文化共生社会」と言われるように、私が所属していた大学にも、さまざまな国籍の学生が所属していました。そうした社会を生きていく上では、文化的な違いを知り、楽しもうとする姿勢が不可欠です。そして、英語はそのための「手段」という位置付けになります。
コミュニケーションの「手段」としての英語力は、単語や文法を「覚えてから使う」のではなく、行動を起こす中で英語でコミュニケーションする必要性に迫られ、「伝えたい」という気持ちに突き動かされることで高まっていきます。頭の中にストックしている単語や語句の数々も、そうした経験を通じて活用しない限り、真の英語力とはなり得ません。この点は、リサーチやディスカッション無きプレゼンが陳腐なものとなるのと類似しています。「Change Maker Awards」は、中高生が真のプレゼンテーション力や英語力を養う上で、けん引役になると考えています。

「多文化共生社会」を生きる上で必要な力とは

―― 第1回のコンテストをご覧になった印象を教えてください。

どのグループも、演劇的な要素を盛り込むなど、プレゼンに工夫を凝らしていました。一人一人の個性がにじみ出ていて、私が想像していた以上の出来栄えでした。何より、人を「楽しませよう」と思いながら英語を活用していたことは、真の英語力を養う上で、大きな一歩であったと思います。


―― 受賞したグループは、どのような点が優れていましたか?

仲間同士のコラボレーションができていた点です。グループで内に帰国子女がいたりすると、プレゼンはその生徒に頼りがちになります。でも、それでは複数人で取り組む意味がない。受賞したグループは、英語の上手・下手に関係なく、適切に役割分担ができていました。


―― 生徒同士が、協力しながら一つのものを作り上げていくことの意義については、どのように捉えられていますか?

多文化共生社会においては、異なる考えを持つ者同士が向き合っていかねばなりません。違いを知るためにはリサーチが不可欠ですし、合意形成を図るためにはディスカッションを通じて、互いが意見をさらけ出すことが重要です。その意味でも、生徒たちがリサーチやディスカッションに取り組むことの意義があります。


―― 英語を学ぶことの意義についてはいかがでしょうか。

「英語なんて必要ない。日本語だけでも幸せになれる」と話していた学生が、ある時急に、英語を学び始めました。理由を聞くと「仲間と共にものづくり等に取り組むとき、いろいろな国の人が交ざっていた方が面白いものができる」とのことでした。今後、日本はますます多文化共生社会になっていくわけで、その意味でも英語でのコミュニケーション力は不可欠だと思います。


―― 最後に、「Change Maker Awards」への参加を考えている生徒たちへのアドバイスをお願いします。

 大切にしてほしいのは、高校生ならではの視点です。例えば「貧困」などグローバルな課題に取り組む場合、国連と同じような手法でアプローチをしても面白くありません。むしろ、自らの経験や感性をベースに、身近な人たちへのインタビュー等を試みれば、そこで得られた情報は生きた知恵となります。そうした視点でリサーチやディスカッションを重ねれば、良いプレゼンができると思います。



多様化共生社会で役立つプレゼンテーション力や英語力を養うことを目的とした「Change Maker Awards」。2019年度は、7~8月に1次予選、9月に本戦が行われます。すでに募集が始まっていますので、「プレゼンテーション力や英語力を高めたい!」という人は、エントリーを考えてみてください。

▼「Change Maker Awards」第2回応募要項
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/entry


【取材協力】
ココネ言語教育研究所長、慶應義塾大学名誉教授 田中茂範

(参考)
一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会 Change Maker Awards
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(外国語)」
はこんな学問です

専攻する言語を選び、その言語を高いレベルで使いこなせる能力を習得する学問。文法や構造、意味など言語学的な観点からの研究のほか、各言語が使われる地域の歴史や政治、文化なども研究することで、世界への理解を深めることにもつながる。また、言語社会心理や言語教育などより深く踏み込んだ視点からの応用研究を行う学校もある。古典小説などの読解力よりも、実用的な語学力に重点を置く学校が多い。

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