壊れたケータイやゲーム機、実は宝の山だった!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

壊れたケータイやゲーム機、実は宝の山だった!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

壊れたケータイやゲーム機、実は宝の山だった!

この記事をまとめると

  • 家電製品には希少な金属、「レアメタル」が含まれていることがある
  • 工業製品を資源とみなしてリサイクル・収集しようとする考え方がある
  • 暮らしのなかで再利用できる資源を見つけることが地球の未来につながる

壊れたからといって捨ててしまってはよくない!?

みなさんのなかには、携帯電話やゲーム機を持っている人も多いでしょう。しかし、毎日楽しんで使っているうちに、壊れてしまった……なんてことはありませんか?

使えなくなったからといって投げ捨ててしまう前に、みなさんに知ってもらいたいことがあります。じつは携帯電話やゲーム機には、“ニッケル”や“クロム”などの「レアメタル」と呼ばれる希少な金属が含まれていることがあります。

レアメタルのくくりには、“ニッケル”や“クロム”の他にも、“白金”や“インジウム”といった流通量・使用量が少ない金属が含まれます。これらは、私たちの暮らしを支える家電製品や自動車、電子回路の基板などを作るために使われることがあります。

ところが、レアメタルの価格は2006年頃から急激に上昇しており、製造業の大きな負担となっています。そうした理由から、最近では、携帯電話やゲーム機に含まれるレアメタルを再利用する取り組みが行われています。

レアメタルを再生可能な資源とみなす「都市鉱山」という考え方

携帯電話やゲーム機といった工業製品を“資源”とみなしてリサイクル・収集しようという考え方を「都市鉱山」と呼びます。その名の通り、都市生活における膨大な工業製品を鉱山に見立てる考え方です。

たとえば、2013年にスタートした「小型家電リサイクル制度」は、使用済みの小型電子機器などに含まれるレアメタルや純金など貴金属を再生可能な資源として収集するのが狙いです。つまり、故障などで不要となった携帯電話やゲーム機などでも、資源の再利用につながるのです。

小型電子機器等のリサイクルが行われることで、希少とされていたレアメタルが入手しやすくなり、新しい工業製品の製造に生かせるという仕組みです。

限られた資源を循環させることが、未来の暮らしにつながる

ある研究所が発表した試算によれば、日本には、世界全体の数年分の消費をまかなえる膨大な金属資源が「都市鉱山」として眠っているといいます。経済活動が活発な日本であるからこそ、考え方によっては、私たちの生活の周りにあるたくさんのモノは、お宝の山にできるのかもしれません。また、小型電子機器などのリサイクルによって、モノを捨てることが減れば、環境への配慮にもつながります。

このように、都市生活や経済活動における資源のリサイクルと環境保全の両立について研究する学問を「環境工学」といいます。環境工学の視点から、暮らしのなかで再利用できる資源を見つけることができれば、未来のよりよい生活や環境につながるヒントを得られるかもしれませんね。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境工学」
はこんな学問です

環境工学は、人の経済活動と地球環境が持続的に良好な関係を保てるように、科学技術を用いる学問である。研究分野には、人と環境に配慮した住空間をつくるために、建築技術と環境学の双方からのアプローチを行う「建築環境学」、経済活動が環境に与える影響やごみ・リサイクルなど都市生活の快適性と環境保全の両立を研究テーマとする「都市環境学」、空気と水の循環を地球規模で捉えて汚染や災害のメカニズムを解明する「地球環境学」などがある。

「環境工学」について詳しく見る