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アメリカ人の故郷はロシアだったってホント!?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

アメリカ人の故郷はロシアだったってホント!?

この記事をまとめると

  • 人類はアフリカから移動を続け、各地域に住みつくようになったとされている
  • 旧石器時代の人骨からネイティブアメリカンのルーツが判明
  • 日本人の遺伝子も、ルーツはおもに2系統ある

人類みなアフリカ人?

「人類はどこからやってきたんだろう?」と考えたことはありませんか? ある研究では、地球上のヒトの祖先はアフリカで誕生し、その後、世界中に移動していったと考えられています。移り住んだ土地の気候や環境に合わせて、人間はそれぞれ進化を遂げ、顔つきや骨格、肌や髪の色、気質などが違うさまざまな人種・民族が世界中に生まれたとされています。

現在、遺伝子の研究の発展によって、DNAの精密な分析が比較的簡単にできるようになり、さまざまな民族のルーツが解明され始めています。遺伝子を調べることで、住んでいる場所も遠く離れているまったく違う民族が、じつは同じルーツを持ち、その昔は同じ場所に住んでいた、なんてことも科学の力が解明してしまうのです。

2万4千年前の骨からDNAを解析

2013年、ロシアの研究グループは、ネイティブアメリカンのルーツにつながる発見を発表しました。この研究グループは、シベリア中南部の遺跡で発掘された後期旧石器時代(約2万4千年前)のシベリア人の人骨を分析。そのDNA配列を調べたところ、現代の民族でその配列に一番近かったのがネイティブアメリカンのカリティアナ族であることが判明したのです。つまり、今回の研究では、最初にアメリカに渡ってきた人たちは、シベリア中南部に住んでいた集団だと推定されたのです。

これまでの通説では、アメリカ最初の住人は、現在のベーリング海峡を渡ってやって来た東アジア系の人たちだと考えられていました。しかし、どのエリアに住んでいた人たちなのかということはまだわかっていなかったため、今回の調査は、その謎にひとつの説を提示したのです。

太古の人類の大陸移動を追う研究者たち

日本人もDNA解析によって、縄文時代から日本に住んでいた縄文系と、弥生時代に渡来した弥生系の遺伝系統が判明しています。本州・四国・九州では、縄文系と混血を繰り返した弥生系をルーツに持つ人が多い一方で、沖縄と北海道では、縄文系の遺伝系統を持つ人が多く、かつての琉球民族とアイヌ民族は遺伝的に近縁であることが分かっています。

このような遺伝子分析を駆使した研究が進めば、近い将来、さまざまな人種の起源がより明確に解明できるかもしれません。人類の成り立ちについて深く知りたい人は、文化人類学や自然人類学といった人類に関する学問を学んでみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「文化人類学」
はこんな学問です

世界各地のさまざまな社会や地域で日常的に行われている文化的な活動を、実際にその社会や地域に入っていき、一緒に生活してみたり、インタビューすることなどを通じて細かく調査し、研究する学問。調査の対象は、伝統的な風習を守る部族社会から、現代的な地域社会まで、非常に多岐にわたる。また、国内の文化も調査の対象として重要である。学問的な特徴としては、文献による研究よりもフィールドワーク(現地調査)に重きを置く傾向がある。

「文化人類学」について詳しく見る