オシャレな見た目は日陰対策!? 最先端の建築学を学ぼう!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

オシャレな見た目は日陰対策!? 最先端の建築学を学ぼう!

2015.10.30

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

オシャレな見た目は日陰対策!? 最先端の建築学を学ぼう!

東京都・表参道にあるaoビル。オシャレな見た目ですが、あれは周辺の住宅街に日陰を作らないために配慮してあの形になったということは知っていましたか?

この記事をまとめると

  • デザイン性+「思いやり」=新しい
  • 素晴らしい建築物は、優れたデザインと法令順守を両立できる
  • 「建築学」は日本の発展と素晴らしさをアピールできる学問

「思いやり」が新しさになる時代

最近はデザイン性が高いだけでなく、機能性が備わっている建物が増えてきているんです。

例えば、東京都南青山にある自動車メーカー・ホンダの本社のビルは、創業者の本田宗一郎氏の人々を思う気持ちが込められています。かつて本田氏は本社ビル設計時に、万が一地震が起こった時に、割れたガラスが歩道を歩く人に降りかからないように本社ビルの全フロアには割れたガラスが歩道に落ちないようにバルコニーが設置するよう指示をしました。また、ビルの地下には緊急災害用として約1万人分の食料と水の蓄えと防災用品が備えられています。

「法令順守」と「デザイン性」を両立!

東京都は表参道・青山にあるaoビル(アオビル)を知っていますか? aoビルとは、青山通りに面する骨董通りの入り口部分に立地している鉄筋コンクリート建築です。地下2階地上16階建てで、高さはおよそ90m。2009年3月26日に開業しました。高層棟は斜めにそびえるような外観で、複合型施設として人気を集めています。

個性的な外観のこのビルですが、日影(日陰)による中高層の建築物の高さの制限に関する法律と、建物越しに空を見た時に空の見える割合の法律、通風や採光のために設けられた建物にかかる高さ制限をきちんと守って建設されているのです。
aoビルは「法令順守」と優れた「デザイン性」を両立した合法的建築物の典型だといえますね。

周辺地域に優しいaoビル!

さらにaoビルは近隣住民のために、日影やビル風など周辺への影響を配慮した結果、楔形多面体ビルになっているそうです。
高層ビルの場合、上部が大きくなっているデザインは地上に日陰になる時間が問題に挙げられることがあるのですが、太陽の移動を計算して、法律の範囲内で日照時間が少なくならない配慮がなされています。
aoビルへは、ビルへの来客だけでなく、周辺地域も考えた設計になっているんですね。


このように来客だけでなく、周辺地域の人々のことを考えて環境に配慮しつつ優れたデザイン性を実現しているビルは近年増え続けています。これも日本ならではの「おもてなし」の精神の賜物といえるのではないでしょうか。

2020年の東京五輪に向けて、日本のおもてなし精神が反映された日本の建築技術は、世界をあっと驚かせてくれるかもしれません。
建築学とは、人の記憶に、心に残るような建築物を建て、これからの日本の建築技術をますます発展させる礎になる学問ともいえそうですね。

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築学・意匠」
はこんな学問です

「建築学」は、建築について総合的に学ぶ学問。学ぶ領域は広く、住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材の研究開発、災害時の安全対策など現代建築の建築工学分野と、団地や道路の造成、都市計画などの都市工学に加え、歴史的な建築物、集落の保存や復元についても研究する。「意匠」は、建築物を美学的に捉えて芸術的意義を追究する学問。建築物や街並み、自然環境、構造や材料についても美学的に追究して評価する。

「建築学・意匠」について詳しく見る