勉強に集中できないなら、思い切って片付けを始めてみよう!
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勉強に集中できなくてつい片付けを始めてしまう……なんてことありませんか?
机の上や本棚は、使う人の頭の中とイコールであるといわれています。集中力が欠けるときは整理整頓を心がけてみるのも一つの手段。部屋がきれいになるだけではなく、勉強へのモチベーションがアップして学習効率が上がり、さらには偏差値アップも期待できるかも。そんな片付けのちょっとしたコツをお教えします。
この記事をまとめると
- 本棚は、あなたの頭の中身!?
- まずは机の上をすっきりさせよう
- 動線を利用しモノの置き場所を決めよう
まず手につけるのは本棚の整理から
時間に余裕がある時は、まずは本棚から。マンガや小説だけでなく、CDやDVDまでも教科書や参考書と一緒に入り交じって無秩序に並んでいませんか? これでは、参考書を手に取ろうと思ったら、ついマンガに手が伸びて読みふけってしまい、気づけばあっという間に時間が過ぎていた……なんていうことになりかねません。
また、せっかく勉強する気になったのに参考書がすぐに見当たらず、探しているうちにモチベーションがガタ落ちなんていうことも。
そんな事態を避けるため、まずは本をジャンル別に整理しましょう。
勉強で使う本はすぐに目に入って取り出しやすいところに並べます。次に参考書や問題集を教科別に並べましょう。
当たり前のことですが、面倒がらずに習慣化することが大切。毎日の学習への動線につながります。
思い切って、マンガやCDなどは、押入れの中に本棚を設置したりブックエンドでまとめたりして、机に座ったら全く目につかないようにしてしまうのも一つの手段です。補足ですが、ここでしっかり片付けを始めてしまうと、こうした場面でも、せっかくのモチベーションが削がれ、勉強の時間もなくなりかねません。あくまで「応急処置」として考えてくださいね。あらためてしっかり整理する時間を作るとよいでしょう。
最低限、机の上をすっきりと
これから徹夜で試験の準備! という切羽詰まったときは、とりあえず机の上を片付けましょう。
調べもの途中のタブレット端末や飲み残しが入ったカップ、ポケットから出したままの小物など。机の上に「とりあえず」と放置したものが雑然と散らばっていませんか? こんな状態では、いざ机に向かっても、すぐに学習モードに入れません。視覚からの情報によって気が散り、脳が思考に集中できなくなってしまうのです。
そこで、学習に不要なものは、ここでも「応急処置」でいったん押入れなど目につかないところへ。ダンボール箱の中に放り込んでもいいでしょう。ちょっと大きめのカゴなどがあれば、お部屋のインテリアとしても違和感がありませんね。
余計なものが目に入らなくなっただけでも、頭がすっきりして自分のやるべきことが自然と見えてくるはずです。
ピンポイントで片付ける、帰宅後の動線を活用する
最後に、片付けのちょっとしたポイントをお教えしましょう。まず一つが、ピンポイントで片付けること。
今日は学校で配られた資料を整理・ファイリングしてみる、明日はペン入れの中の書けなくなったペンやちびた消しゴムを処分してすっきりさせる……。本当に小さな箇所でいいので、そこだけを整理整頓してみましょう。
狭い範囲なので短時間で済み、かつ達成感も得られて気分も明るくなるはず。
また、制服や鞄、スマホ、定期入れなどが家の中でよくしょっちゅう行方不明になる人はいませんか? そんな人は、玄関から部屋までの「動線上」に置き場所を作るとよいでしょう。廊下の壁にコートフックをつけてもらう、自分の部屋のドア付近やコンセントの近くにスマホを置けるカラーボックスを設置し、ついでに鞄も置いてしまう……などなど。
ほんのちょっと工夫して日ごろから少しずつ実践することで、後でまとめて片付ける癖が直り、時間も手間も節約できます。
「勉強へのやる気が出ない…」とため息をついているあなた、まずは身の回りの整理整頓から始めてみませんか?
■参考URL
http://matome.naver.jp/odai/2133640578517950901
http://allabout.co.jp/matome/cl000000001992/