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ブタは人間が造り出した生き物だった!?

2015.11.10

提供元:マイナビ進学編集部

ブタは人間が造り出した生き物だった!?

私たちになじみ深い動物であるブタは、実は品種改良によって作り出された生物。ブタにまつわる知られざる秘密についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • ブタはもともとイノシシを品種改良して家畜化した動物
  • 繁殖能力もイノシシ以上だったブタ
  • 今後、バイオ技術者によって新しい動物などが生まれる可能性もある

ブタはもともとイノシシを品種改良した家畜だった!?

家畜として、人間の生活には欠かせぬ存在である動物が、ブタです。なんとなく親しみやすい存在であり、食肉としても人間の血となり肉となっている大切なブタですが、実はもともとは野生のイノシシを家畜用に品種改良、つまり「家畜化」した動物なのです。ご存じでしたか?

日本各地の遺跡から、イノシシの骨が出土していることから、日本では大昔の石器時代からイノシシが食べられていたことが分かっています。日本人がいつごろから家畜としてイノシシを飼っていたかははっきりと分かっていませんが、日本やアジア各国に残された歴史書を読み解くと、西暦200年代から600年代ごろに大陸から日本にやって来た人がイノシシを飼育する技術を伝えたのではないかと考えられています。

人間にとってとても扱いやすく繁殖していったブタ

イノシシが家畜化した理由として、雑食性で環境に適応しやすい動物であったことや、50頭ほどの群れをなして生活していることで1つの囲いの中で飼育できることから、人間にとってとても扱いやすかったことが挙げられます。そして長い時間をかけて、品種改良や交配がされたイノシシが家畜化し、ブタに変わっていったようです。豚はイノシシよりも非常に繁殖能力が高く、1年に20~30頭の子を生むので、食肉用の家畜として広まっていきました。

仏教の伝来により、食肉の習慣がなくなった日本では、江戸時代まで食肉が禁じられており、公に食べられることはありませんでした。しかし明治時代以降、食肉文化が復活すると、全国でブタ肉が一般的に食べられるようになったのです。また、政府の政策として海外のブタの飼育法を取り入れ、養豚が広まっていきました。やがて民間に払い下げられていった豚たちを元に全国各地に養豚が広がって行ったのです。

バイオ技術者によって新しい動物などが生まれる可能性もある

こうした動物の品種改良は、「バイオ技術者」によって研究され、生み出されています。バイオ技術者は、細菌、カビなどの微生物から、イノシシやブタのような動物、人間に至るまで、生物とバイオテクノロジーを利用することで人類の生活に活用し、食糧問題や環境問題といった問題を解決することを目的とした仕事です。

新しい医薬品の開発や、植物や動物の品種改良まで、あらゆるジャンルでバイオテクノロジーが必要とされているのです。イノシシが長い年月をかけて人間には欠かせない存在のブタになっていったのと同じように、バイオ技術者の研究によって、将来人類の助けになる動物や植物が生まれるかもしれませんね。

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バイオ技術者」
はこんな仕事です

科学的に生命現象を解明するバイオテクノロジーを使って、医療・保健衛生・食料生産・環境保全など、さまざまな分野へ貢献できる製品を研究・開発する仕事。大学の研究室をはじめ、製薬会社や食品会社などの研究部門のほか、公的な研究機関などで働くことが多い。バイオテクノロジーの研究成果として有名なものが、再生医療への応用が期待される細胞で、医療面では新薬の開発などにもバイオテクノロジーが使われる。ほかにも、農作物の品種改良や微生物を利用した環境保全など、多岐にわたる分野で研究が進められる。

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