ぶつかっても安心? 泡のようなクッションをかぶってプレイするサッカーがある!
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上半身に大きなバブルを背負ってサッカーをする、「バブルサッカー」というスポーツがあります。競技の特徴や魅力についてご紹介します。
この記事をまとめると
- ノルウェー生まれの「バブルサッカー」が日本上陸
- サッカーやフットサル経験がなくても、みんなで楽しく遊べる
- スポーツの楽しさを伝えることがスポーツインスタラクターの大きな仕事
ボールと一緒に選手も転がる!? バブルサッカーって何?
みなさんはサッカーは好きですか? 部活や趣味でサッカーをしている人もいれば、「好きだけど、やるのは苦手」「テレビで試合は見るけど、こんなに体を動かせないよ……」という人もいるかもしれません。そんな人は、ノルウェー生まれのスポーツ「バブルサッカー」に挑戦してみてはどうでしょうか。
バブルサッカー(バブルフットボール)とは、2009年にノルウェーのサッカーバラエティTV番組で誕生した新しいスポーツで、透明な筒状のバブル(風船)を上半身に着用してプレーします。
相手に体当たりして攻撃を阻止したり、自分もまるでボールのようにゴロゴロ転がりながら楽しくプレーします。基本的なルールはフットサルと同じです。競技人数は1チーム5人以下、そのうち1人はゴールキーパー。ただし全員バブルボールを装着します。人とぶつかりながら、ゴールにシュートを決めると得点になります。
バブルを着ているので、衝突のけがを防げる
バブルサッカーは、現在、ヨーロッパではトーナメントなども開始され、「技術の有無に関わらず、みんなで楽しめるサッカー」として広がっています。
いかにも動きづらそうなスポーツですが、走り回って選手同士が衝突しても、バブルがあるので、サッカーやフットサルのような衝突によるけがは防ぐことができます。激しい動きに怖いという女性や子どもにとっても、はじめやすいスポーツだといえます。また、バブルで上半身を覆われているため、ハンドの反則もありません。ゴールを決めた選手は、自ら地面をコロコロ転がって喜びをアピールすることもあります。
男性・女性関係なく、みんなが楽しく遊べるスポーツとして注目されているバブルサッカーは、その見た目の楽しさ、特殊なプレー環境から、今後さらに話題を集めそうです。
スポーツの醍醐味は「楽しむこと」
バブルサッカーは新しいスポーツですが、世の中に広め、競技する人を増やすためには、競技の面白さ、やり方、コツなどを教える存在がいることが重要だといえます。そこで、スポーツの楽しさを伝える役割を担うのが、スポーツインストラクターという仕事です。
スポーツインストラクターとは、スポーツジムやフィットネスクラブなどにおいて、スポーツの指導をする職業です。スポーツインストラクターになるために、特に必要な資格や免許は特にありませんが、体や運動についての科学的な知識を身につけるためにも、体育・健康科学系の学部・ 学科で運動生理学やスポーツ運動学などを学んでおくといいでしょう。
自分が好きなスポーツをもっとたくさんの人に体験してほしい、プレーのコツを教えるのが得意という人は、ぜひスポーツインストラクターをめざしてみてはいかがでしょうか。
この記事のテーマ
「健康・スポーツ」を解説
スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として、心身の健康管理やスポーツの有用性を一般に広める仕事に分かれます。特に後者は、高齢化や生活習慣病が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できるスペシャリストとして需要が高まっています。
この記事で取り上げた
「スポーツインストラクター」
はこんな仕事です
スポーツ教室やジムなどで、楽しく安全な運動方法を指導する仕事。自分の得意なスポーツを専門にすることができ、技術指導は個人のレベルに合わせてプログラムを組んだり、指導法を変えたりする。スポーツに関する高い知識・技術が必要であることはもちろん、生徒がけがをしないように目を光らせる注意力や、生徒を楽しませるためのコミュニケーション能力も重要。スポーツを通じて人と触れ合うことで、利用者の技術向上とともにスポーツの楽しさを伝える役割を担っている。
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