都会の真ん中に野生の生き物が!? 学校やビルの屋上に緑が増えている!

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都会の真ん中に野生の生き物が!? 学校やビルの屋上に緑が増えている!

2015.11.18

提供元:マイナビ進学編集部

都会の真ん中に野生の生き物が!? 学校やビルの屋上に緑が増えている!

学校やビルなどの中にある緑地を「ビオトープ」といいます。都心の中で野生の生き物が住み着く場所になるビオトープの概要をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 「ビオトープ」とは、さまざまな野生の生き物が暮らす空間のこと
  • 都心のビオトープには、カブトムシやカワセミ、カルガモなどが居る場所も
  • ビオトープは自宅でもつくことができる

学校やビルの屋上に緑地が増えた理由は?

みなさんがまだ小さかったころと比べて、最近は学校やビルの屋上に緑地が増えています。それは近年、さまざまな野生の生き物が暮らす空間である「ビオトープ」を増やしていこうという考え方が浸透しているからです。

自然と生き物はお互いが密接に関わりあって生きています。植物を食べるバッタがいれば、そのバッタを食べるカエルがいます。カエルは鳥に食べられますが、鳥が死ぬとその死骸は土にかえり、植物の栄養となります。

このように本来、自然とは、人間が手を加えたり、過剰に保護したりしなくても成立するものです。生き物がありのままに過ごせる自然環境を生み出すのがビオトープの役割です。また、生き物はさまざまなビオトープを求めて移動するため、ビオトープをたくさんつくれば、彼らにとってよりいっそう住みやすい環境になっていくことが考えられます。

都心のビオトープにはカブトムシもいる!?

東京の江東区にある建設会社、「清水建設」の屋上には都心最大級のビオトープがあります。約2,000㎡の土地には、雑木林や照葉樹林、水辺林や池などが広がっており、そこに生息する植物や生き物はたくさん。昆虫だと、バッタやチョウチョ、トンボなど約173種類が住んでいます。なんと、カブトムシまでいるらしいので驚きですよね。まさしく生き生きとした自然の空間となっています。

また、ビオトープは屋上だけにつくられるものではありません。東京の新宿にある「新宿中央公園」の一部もビオトープになっています。ここでは、木々や池の設置はもちろんのこと、竹やぶや小さな山、田んぼや滝といった本来の自然そのものの環境が再現されています。フキノトウやツクシといった本来は山でしか見られないような植物や、メダカやカエル、カルガモといった水辺の生き物と触れ合うことができる魅力的な場所です。

自分でもビオトープをつくってみよう!

ビオトープは、自宅でつくることもできます。睡蓮鉢(すいれんばち)という大き目の鉢を用意し、その中に土を敷きます。最近はビオトープ用の土も売られているので、それを利用するといいでしょう。後は水と水草を入れ、土による水のにごりがなくなったら、メダカを放流してビオトープの完成です。そのままにしておくと、タニシが現れたり、トンボが卵を生みに来たり、生物のさまざまな姿を鑑賞することができますよ。

自然環境の生態系を維持・管理し、人間がともに暮らしていく上で、ビオトープはとても大切な空間であり、考え方だといえます。こうしたビオトープをつくるために役立つ、「ビオトープ管理士」という仕事・資格もあります。正しい知識や技術を持ってビオトープを管理していくために、ビオトープ管理士はさまざまな場所で活躍しているのです。自然が好きな人、環境の保全に興味があるという人は、ビオトープ管理士という仕事について調べてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ビオトープ管理士」
はこんな仕事です

「ビオトープ」とは、野生の植物や動物、微生物がお互いにつながりをもって生息できる場所を指す。ビオトープ管理士は、自然の保護・再生をめざすことができる、ビオトープの創出や保護ができる技術者。損なわれてしまった生態系を取り戻すため、環境省などの中央省庁、地方自治体などが環境対策の一環として、ビオトープ事業に着目。その推進役として活躍が期待されている。ビオトープ管理士は大きく2つに分類され、プランニングをする「ビオトープ計画管理士」と設計・施工をする「ビオトープ施工管理士」がある。

「ビオトープ管理士」について詳しく見る