将来社会が求める人材を育成する大学であるために

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将来社会が求める人材を育成する大学であるために

2019.03.15

提供:マイナビ進学編集部

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将来社会が求める人材を育成する大学であるために

今後の大学院の在り方を考え、大学院生を教育できる大学として創立された奈良先端科学技術大学院大学。研究レベルの高さを維持しながら、社会の変化に合わせて教育プログラムを実施してきた奈良先端科学技術大学院大学の横矢直和学長にお話を伺いました。

奈良先端科学技術大学院大学
学長 横矢 直和
1951年生まれ、工学博士(大阪大学)
専門分野はパターン認識、画像処理、コンピュータビジョン、複合現実感
2017年4月より奈良先端科学技術大学院大学長

この記事をまとめると

  • 組織的かつ体系的なカリキュラムで大学院生を教育できる大学
  • 社会へ出てからを見据えたプログラムに力を入れている
  • 社会の変化に柔軟に対応できる人材育成に取り組んでいく

学部を持たない新構想の国立大学院大学として1991年に創設

本学は1991年に、21世紀社会の基盤となる情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学を担う3つの研究科で構成される、学部を持たない新構想の国立大学院大学として誕生しました。当時の大学院は研究室に入り特定のテーマで研究をするというのが一般的でしたが、「これからの大学院はどうあるべきか」という議論のもと、組織的かつ体系的なカリキュラムで、院生を教育できる大学として創立されました。創立当初は産学連携にまだまだ否定的だった時代ですが、その頃から積極的に産学連携を行ってきたことも特徴です。

もちろん大学院ですから、研究レベルは高くなくてはいけません。先端科学技術分野での研究を積極的に推進し、その成果に基づいて教育を行うことは、本学の創設から変わらない理念でもあります。

さらに近年では、社会のさまざまなシーンでグローバル化が求められています。本学ではグローバルリーダー育成のため、教育環境のグローバル化とグローバル教育に積極的に取り組んでいます。現在、学生の20%以上が世界各国から集った留学生です。多様な出身国や文化的背景を持つ学生や教職員が共に学び、研究することで互いに刺激し合っています。また、本学と海外の2つの連携大学両方で学位を取得できる、ダブルディグリープログラムを実施しています。しかし日本と海外で学位審査の基準が違うなど、まだまだ乗り越えなければならない壁もあります。世界で活躍できる優秀な人材を育成するためにも、柔軟な採用というのが今後求められるのではないかと、教育に携わる者としては感じることもあります。

時代の変化に対応した教育プログラムを実施し、優秀な人材を輩出

大学院大学として組織的かつ体系的なカリキュラムの先駆けとして、教育を行ってきた26年間ですが、時代と共にそのプログラムも変化してきました。従来、専門的な科目は座学が中心でしたが、近年ではPBL(Project Based Learning)を積極的に取り入れています。その背景には、学生の気質の変化があげられます。講義はまじめに受けるのですが、教員からの質問に答えられない、学生からの質問がない。自らが課題を見つけ、解決する力が弱いように感じます。会社の立場からすれば、人の話を聞いて知識を増やすだけの社員は困ります。社会へ出てからを見据えたプログラムに、力を入れているのも特徴です。

基本となる正規の教育プログラムのほかに、さまざまな人材育成プログラムを設置しています。その一つが、特定の職種を想定した実務能力のある人材の育成です。社会での需要も高いネットワークセキュリティや、ソフトウエア工学、近年ではデータサイエンスの分野などで、社会や企業が求める実務能力を養えるプログラムを目指しています。2014年からは、IoTグローバルアントレプレナー育成プログラムを実施しています。これは、学生だけなく一般の方も参加できるプログラムで、年代や立場の違った者同士がチームを組んで課題に取り組みます。

これらの教育プログラム以外に企業等とチームを組み、国際的なロボットコンテスト等にも出場しています。2018年には本学と他大学、企業が組んだチームが、「ワールド・ロボット・サミット(WRS)」の「フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ競技 接客タスク部門」において1位を獲得しました。他大学の学生や企業とチームを組むこの挑戦は、教育的な面でも効果があると期待しています。

このような本学での学習や研究、経験を経て、それぞれが社会のさまざまな分野で研究者・技術者として活躍しています。

将来、社会が求めるだろう人材を育成する、3つの領域を融合した教育プログラムを実施

私は人材育成というのは、すぐにいくらでも輩出できるわけではないと考えています。大学というのは、“今、社会が求める人材”ではなく、“将来、社会が求めるだろう人材”の育成しかできないのです。

本学では、“将来、社会が求めるだろう人材”を育成するために、これまでの情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3つの研究科を統合し、2018年度から、融合領域教育の強化に重点をおいた、先端科学技術研究科からなる1研究科体制へ移行しました。従来の3研究科の教育に対応した「情報理工学プログラム」「バイオサイエンスプログラム」「物質理工学プログラム」に加えて、融合領域の教育プログラムとして「情報生命科学プログラム」「バイオナノ理工学プログラム」「知能社会創成科学プログラム」「データサイエンスプログラム」を設定しています。

昨今、「20年余り後には、今ある職業の半分以上がなくなってしまう」などということが、よく言われるようになりました。これが事実になるかどうかはわかりませんが、職業の構造が大きく変わることは間違いないでしょう。その時に、ある特定の狭い分野の知識だけでは通用しません。変化の激しい世の中ですから、今と違うことを求められることは確かです。3つの領域を融合させた教育プログラムを実施することによって、自分の専門以外の情報や知識を持って、社会の変化にも柔軟に対応できる人材育成に取り組んでまいります。

提供:奈良先端科学技術大学院大学

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