「選手から感謝されることが喜び」シューズやウエアをサポートする仕事

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「選手から感謝されることが喜び」シューズやウエアをサポートする仕事

2019.01.08

提供:マイナビ進学編集部

「選手から感謝されることが喜び」シューズやウエアをサポートする仕事

マラソンや短距離走など、世界で活躍する日本選手も多いため、陸上競技を見ることが好きという人は多いのではないでしょうか。

大学時代には箱根駅伝で活躍し、現在はミズノ株式会社で陸上競技の選手サポートをしている高見諒さんにお話を伺いました。普段どのように選手のサポートを行われているのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 駅伝の時期は、毎週末試合観戦をしている
  • 先輩が視界に入ったら必ずあいさつ! 厳しい寮生活がとても役立った
  • 選手サポートの仕事は聞き上手が向いている!?

駅伝の時期は毎週末大会を見学に

―― 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私はミズノ株式会社で事業販促部の陸上競技課に所属し、選手やチームのサポートをしています。具体的には選手に合うシューズやウエアを作るため、選手や監督の要望をヒアリングして職人や担当者に伝える仕事をしています。

スケジュールは時期によって違ってきます。12月は駅伝のシーズンなので、選手が履くシューズをサポートすることが多いです。選手やチームを訪問するために外出したり、場合によっては泊りがけで出張に出掛けたりすることもあります。駅伝の時期は各地で予選が開催されるので、毎週末大会を見に行っていますね。


―― 陸上競技は幅広いと思いますが、主にどの競技を担当されていますか?

基本的に陸上競技全般を担当しています。私自身がずっと陸上の長距離をやってきたので、長距離選手のサポートはやりやすいですが、砲丸投げやハンマー投げ・走り高飛びなどは未知な部分が多いです。同じ陸上競技課にいる競技経験者に話を聞いて情報を共有しながら、足りないところを補い合っています。

例えば短距離・長距離だけでもスパイクとシューズという違いがありますし、短距離選手は長距離では使わないカーボンの素材を使ったりします。このあたりは私も手探り状態ですが、いろいろな人たちの話を聞いていくと、長距離と同じように「この人はこういう考えを持っているのかな」と理解が深まっていきます。


―― 仕事のやりがいと大変なところをそれぞれ教えてください。
 
試合が終わって選手から感謝される時は一番うれしいですし、やりがいを感じます。

大変なところは、選手の要望をきちんと聞いて形にする作業が非常に難しいところです。「もう少し堅くしたい」「クッションが欲しい」など、具体的に伝えてくれる選手もいるのですが、「結果が出ない」「足が前に出るシューズはないのか」など、要望が抽象的な選手もいます。そのため選手が何を望んでいるのか、しっかり理解しなければならないことは大変です。時にはシューズの職人に主要な大会へ同行してもらい、職人から直接選手にヒアリングをすることもあります。

大学時代の寮生活で経験したことが現在生かされている

―― どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
私自身、大学で駅伝をしていたときにミズノのシューズを履いていました。その現役時代にシューズをサポートしてくれたのが、現在の上司なんです。

陸上は大学でやめるつもりでしたが、やめてからも何かしら陸上競技に携わりたいと思っていました。そんなとき上司の仕事ぶりを見ていて、こういう仕事ができたらいいなと思い、ミズノに就職することになりました。最初の2年間は営業として勤務し、入社3年目に現在の部署に配属になりました。


―― 学生時代は何を学びましたか?
 
大学時代は陸上づけの毎日でした。陸上部は全員寮に入ることになっていたので、4年間、部の仲間たちと生活を共にしました。1年生の時は掃除やグランドのゴミ拾い、先輩のマッサージをしたりし、廊下で先輩が視界に入るたびにあいさつをしなければならないルールがありました。また5時15分から朝練、消灯は10時半という規律正しい生活を送っていました。先輩・後輩との上下関係も含め、寮生活での経験は今も役に立っていると思います。

勉強面では理工学部でロボット工学を学びました。幸い理工学部のキャンパスは寮のあるキャンパスと同じだったので、授業を受けるための移動がなくて助かりました。ただ4年生の時は卒業研究と陸上部の両立で少し大変でしたね。


―― 高校生のときの経験が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

私は中学からずっと陸上をやってきましたが、大学で陸上が続けられるほど甘い世界ではないと思っていました。高校時代は今の仕事に就くとは考えていませんでしたし、子どもの頃から車が好きだったので、車関係の仕事をしたいと思っていたのです。

でも心のどこかでは陸上を続けて箱根駅伝に出たいという気持ちがあったので、車関係の仕事に進めるような理系の学部があって、なおかつ箱根駅伝を目指せる大学へ進学しました。

がむしゃらに何かに取り組めば、将来の仕事につながっていく

―― どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?
 
基本的に意見を仲介する役割なので、いかに選手の懐に入って考えていることを聞き出すことができるかが大事だと思います。私の場合、初めて会う選手にはいきなり細かい話をするのではなく「調子どう?」「今度大会があるの?」とか、大学生であれば「単位取れてる?」とか。ちょっとした身近な話題から入っていきます。そういう話から入っていったほうがリラックスして話ができると思います。


―― 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
高校時代、私自身は具体的に何をしたいということは思っていませんでした。でも今の仕事ができているのも、高校時代にがむしゃらに陸上競技をやってきたからこそ道が開けたと思います。明確にやりたいことがあればその道に行けばいいと思いますが、何かを一生懸命やることで仕事につながっていくと思います。


現役時代、シューズのサポートをしてくれた現在の上司の仕事ぶりに共感して同じ仕事に就いたという話は、何かの縁を感じる素敵なエピソードでした。これからは陸上競技を観戦する時に、選手がどういうシューズをはいているのか、チェックをしてみたら面白いかもしれませんね。


【profile】ミズノ株式会社 コンベンションスポーツ事業部
     事業販促部 陸上競技課 高見諒

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「そのほかのスポーツ系の職業」
はこんな仕事です

身体的な技術ではなく、心理面のスキル向上のための専門知識と技術を発揮する仕事もある。日本スポーツ心理学会の認定資格「スポーツメンタルトレーニング指導士」は、普段の練習についての心理的助言や、スランプへの対処法、復帰時の援助などを行い、選手が能力を最大限発揮することを支援する仕事。また「ゴルファーのパートナーキャディー」のように、クラブの選択やプレーのアドバイスを行う仕事もある。プロでもキャディーを頼りにする選手は数多い。資格は特にないが、ゴルフの知識は深いほどよい。

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