北海道では見えない星があるって本当?

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北海道では見えない星があるって本当?

2019.01.29

提供:マイナビ進学編集部

北海道では見えない星があるって本当?

「見たら長生きができる」と言われている星があるのを知っていますか? 南の星空に輝いているカノープスという星です。中国では南極老人星または寿星とも呼ばれ縁起のよい星として知られています。しかし、このカノープスは日本全国どこでも見られるというわけではないのです。

この記事をまとめると

  • 日本全国どこでも全ての星座が見えるわけではない?
  • 北海道で見えない星「カノープス」とは?
  • 2月ごろ、夜9時台にカノープスが見られるかも!?

日本中どこにいても全ての星座が見えるのは間違い?

日本のどこにいても見える星は全部一緒と思っていませんか? 実は同じ日本国内であっても、全ての星が同じように見えているわけではありません。特に北海道からはどうしても見えない星があります。それが長寿の星として知られるりゅうこつ座のカノープスです。一体なぜこの星は北海道で見ることができないのでしょうか?

北海道でカノープスが見えない訳は?

基本的に星は太陽と同じように東から昇り、西へ沈んでいきます。しかし、カノープスはどんなに昇っても地平線すれすれのところにしか現れません。もっと高い位置でカノープスを見たいと思ったら、南へ移動する必要があります。そのこともあって、日本国内で一番カノープスを観測しやすいのは沖縄地方です。

逆に北へ行くほどカノープスは地平線に近くなって行き、見つけにくくなります。そのため、残念ですが北海道ではカノープスを見ることができません。カノープスを見ることができる北限は福島県いわき市付近です。しかし、地平線付近の星は地球上の大気の影響で実際よりも浮き上がって(上の位置で)見えますので、新潟県新潟市、福島県相馬市のあたりでも見えた例があるようです。

さらに標高の高い山に登ってもカノープスは発見しやすくなります。山に登った場合の北限としてこれまで記録されているのは、山形県にある月山です。

カノープスを見るには?

カノープスが一番よく観測できるのは冬の時期です。有名な「冬の大三角形」がカノープスを見つける手掛かりとなります。

こいぬ座のプロキオンとオリオン座のベテルギウスを結んだ線の中間点から南に下がるとおおいぬ座のシリウスがあります。このシリウスからさらに南に下がると赤い星が見えます。これがカノープスです。

カノープスを一番確認しやすいのは、真南の一番高い位置にきたときです。ただしカノープスが夜に真南の高い位置に移動するのは冬の時期だけです。

12月から2月にかけて、主な都市で南中する時刻は次のようになります。

■福島
12月1日 1:24
1月1日 12:18
2月1日 21:16

■東京
12月1日 1:27
1月1日 23:21
2月1日 21:19

■京都
12月1日 1:43
1月1日 23:37
2月1日 21:35

■福岡
12月1日 2:04
1月1日 0:02
2月1日 21:57

■那覇
12月1日 2:15
1月1日 0:13
2月1日 22:07

星が西に向かって動いていくスピードは1日につき、約4分ずつ早くなっていきます。ここでは例として、主な都市の12月~2月までの1日のカノープスの南中時刻を掲載しています。
都道府県ごとの詳しい南中時刻については、国立天文台の公式サイト内で紹介されているツールを使って計算することが可能です。


観測するなら日本国内でも南の方へ行くと、より見つけやすくなります。しかし、東京のような地平線にビルなどが多い場所であっても、カノープスを発見しやすいポイントがあります。

・海などのように建物がなく地平線が良く見えるところ
・市街地などの明かりが少ない場所
・高層ビルや展望台といった高い所から探す

同じ日本国内であっても場所によっては、見える星、見えない星があるということに驚いた人も少なくはないと思います。こういった星の動きなどについて興味を持ったら、宇宙・地球学の分野を進路選択の候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?

【出典】
国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/02-topics01.html
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/02-topics03.html
アストロアーツ
https://www.astroarts.co.jp/special/2017canopus/index-j.shtml
https://www.astroarts.co.jp/alacarte/kiso/kiso03-j.shtml
au天気
http://weathernews.auone.jp/au/star/canopus.html
tenki.jp
https://tenki.jp/suppl/kous4/2016/02/19/10321.html

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

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この記事で取り上げた
「宇宙・地球学」
はこんな学問です

地球の構造から入り、太陽系の惑星、太陽、そしてその先の宇宙へと広がる世界を研究する学問である。あらゆる観察技術を使い、地球誕生までさかのぼり、さらに宇宙の始まりと進化まで探る。研究する分野も広大であり、宇宙からやってくるさまざまな光線や電波をキャッチし、分析している。また、観測技術においても常に新しい技術を取り入れながら前進を続けている。

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