建築家・隈研吾×サカナクション・山口一郎が語る 未来を生き抜くための戦略

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建築家・隈研吾×サカナクション・山口一郎が語る 未来を生き抜くための戦略

2018.11.15

提供:マイナビ進学編集部

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建築家・隈研吾×サカナクション・山口一郎が語る 未来を生き抜くための戦略

11月14日、『FM Festival 2018 未来授業~明日の日本人たちへ』と題された、2組4名の異なるジャンルで活躍する著名人による対談が行われました。

今回はSession1で登場した建築家の隈研吾さんと、ロックバンド「サカナクション」のボーカル山口一郎さんのセッションの模様をお届けします。メインテーマは「不確かな未来を生き抜く、ぼくらの時代の生存戦略」。一体どんな話が繰り広げられたのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 建築の過程は一種の恋愛のようなもの
  • 自分の考えではなく人に言われてやることで、思わぬ成長を実感できる
  • 今の時代、否定されることは避けられないので、すぐに忘れることが重要

建築の過程は、恋愛をしている状況と似ている

将来、AIやロボットなどに人間の仕事が奪われるという予測も出ている現代。今回のイベントのMCである脳科学者の茂木健一郎さんと、TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』メインパーソナリティーを務めるとーやま校長は、会場に集まった中・高・大学生に向けて「将来AIに仕事を奪われるかもしれないと不安を持っている人は拍手をしてください」と投げかけました。

会場の意見としては不安を持っている人は、全体の3分の1ほど。中でも高校3年生の男子生徒は、「AIが仕事をしてくれたら趣味の音楽に使う時間が増えるから楽しくなるのでは」と、ポジティブに将来を捉えているようでした。

そして会場には隈さんと山口さんが登場。AIの話題を受けて、山口さんが音楽業界で巻き起こっている議論をもとに、隈さんに質問を投げかけました。

山口:今、音楽業界では“AIが作った音楽に人間は感動するのか”という議論が巻き起こっています。隈さんはAIが設計した建築に人間は感動できると思いますか?

隈:感動はいろいろな形でできると思います。でも建築の過程は一種の恋愛みたいなものだと思うんですよ。建築物を建てたいと思っている人とデザインをする人同士が夢を語り合い、お互いを信頼しながら時にはけんかをする……。建物が出来上がるまでの数年間はラブストーリーなんです。そのラブストーリーを体験したいからみんな建築に携わるので、その相手がAIだとちょっと盛り上がらないかな。

恋愛に例えながらご自身の意見を話される隈さんに対して、会場からは笑いが起きていました。

人に言われたことをやることで、想像できなかった自分にたどりつける

その後のセッションは、山口さんが隈さんに聞いてみたいことを質問する形式で進められました。その一つが「LIFEワークとRICEワーク」。人生をかけてする仕事と生活費を稼ぐための仕事をどう折り合いをつけていくかという議論です。

山口:音楽が仕事となった今、自分が表現した音楽とは違うものを表現しなければならない場面がたくさんあります。RICEワークにLIFEワークを持ち込むのかにいつも悩んでいて。建築でもそういう悩みを持たれたりしますか?

隈:建築のほうがもっと多いかもしれないかな。建築家は自分が表現したいこと以上に、お金を出してくれる人の意見を無視することができない。だからRICEワーク的な部分の比率が高いと思います。
自分の表現ができず、めげたりする。でも一晩寝るとRICEワークに見える仕事でも、自分にとって後につながるような種が見つかるような気がしてくるんですよ。

山口:僕もメジャーデビューしてから、自分では積極的に作りたいと思わないような、CMタイアップ曲・ドラマ主題歌などをオーダーされる機会が増えたんですね。でも目の前にあることだから断れない。それならその中で自分らしく・自分が許せるし楽しいと思えるものを作っていこうと選んでいくようになりました。自分に影響を与えるものを積極的に選んでいかないと、想像以上の自分になれないと思うんですよね。

それぞれの業界のトップランナーとして走るお二人の、葛藤が垣間見れた議論でした。議論は終盤になり、最後には会場に集まった学生達からの質問に応える場面に。

「自分を否定されたくない」高校3年生の悩みにお二人が答えたことは?

質疑応答では、高校生からの質問にお二人が応えました。

質問者(高校3年生男子):僕はチャレンジする精神はあるのですが、自分を否定されたくないし傷つくのが嫌だという気持ちがあります。そうした気持ちへの対処方法を教えてください。

山口:今はSNSなどを通じて他人の声が自分に届くので、否定されることを避けられない時代になったと思う。それを恐れていたら何もチャレンジできない気がします。僕もメンタルが弱い人間なので、100人が良いと言ってくれても1人にダサいと言われるとそちらの意見に引っ張られるところがある。でも100人が良いと言ってくれていることを忘れないようにしなければいけないと思っています。大多数に評価されることが正解ではないので、少数派に届くものを作ることが僕のコンセプトになっています。

隈:僕も否定されると頭にくるよ。でもそういうことは一晩で回復できます。否定されてめげるのは普通だと思うけど、次の朝に向けて忘れることですね。


隈さん・山口さん共にジャンルは違っても一線で活躍している人たちの話は、とても新鮮で新しい発見があるものでした。隈さんが常におっしゃっていた「一晩寝て忘れること」というのは、まさに未来を生き抜いていくための戦略なのかもしれませんね。

このトークセッションの模様は、11月23日(金)16時から19時、TOKYO FM/JFN38局にてオンエアされます。興味を持った人はぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。

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