【シゴトを知ろう】アパレルメーカーで働く人(生産) 編

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【シゴトを知ろう】アパレルメーカーで働く人(生産) 編

2018.11.29

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アパレルメーカーで働く人(生産) 編

ファッション関係の仕事というと華やかなイメージがありますが、洋服が作られる過程では綿密に生産計画を練り、よりよい原料や生地を調達する生産という仕事をする人の存在が欠かせません。

今回は株式会社アダストリアの生産部で生産MD(マーチャンダイザー)のチーフマネジャーとして活躍する中村直樹さんに、生産の仕事についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 一日の大半は商談で占められ、海外出張も定期的にある
  • 大学卒業後入社したアパレル会社で、生産の面白さを発見
  • 高校時代は外国人の友達と知り合うなど、視野を広げて大いに遊んでほしい

生産の仕事は、一日の大半が商談で占められている

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私が携わっている仕事は、洋服を作る工場と洋服をデザインするデザイナー、MD(マーチャンダイザー)との間のパイプ役として調整をすることです。発売する商品の素材をデザイナーなどと一緒に決めて工場へ発注するなど、販売計画スケジュールに沿って生産の工程を管理しています。

一日のスケジュールは、出社してメールと売上げのチェックをし、朝礼のあとは、ほぼ一日中打ち合わせと社内外の商談を行っています。社内であれば、生産・デザイナー・MDの3つのチームが集まって来年の商品の生産計画や、素材・形を考えたり、作っていく過程では進行状況を確認したりします。

社外は例えば中国から工場の方がいらして話をすることもあれば、日本の取引先の方々と打ち合わせをすることもあります。

あとは1カ月に1回ぐらいのペースで海外出張があります。出張先は主に中国で、ミャンマーやベトナム、韓国へ行くこともあります。新規の工場を開拓するために実際に工場を見に行って商談することもあれば、既に商品を作ってもらっている工場へ、商品が正しく仕上がっているかなど確認しに行くこともあります。またデザイナーと一緒に出張に行って生地を見たり、街を歩いたりしてトレンドの情報収集をすることもあります。

<一日のスケジュール>
10:00 出社 メールチェックと売上げの確認をする
※この間は社内、社外の打ち合わせや商談
19:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
売れるものを生産チーム発信で作って、それが実現できた時は楽しいです。納期・品質・コストという基本的なベースはありますが、工夫して価値のある商品の販売を実現できることは、生産の仕事として特徴的なことだと思います。

 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
今の日本では、安くて購入しやすい洋服が主流となっています。そして販売サイクルがとても早いので、それに追いついていくように洋服を作る環境を工夫していくことが、やりがいであると同時に一番大変です。

工夫の一つとして、弊社では昨年から社内の横のつながりを増やすようにしてきました。弊社にはたくさんのブランドがあるのですが、例えばコートであればブランドが違っても生地や工場はまとめることができます。今後は社内のブランド同士の横のつながりをさらに強くすることで、いろいろな情報共有をして品質的に価値の高い商品を生産側が発信していきたいと話しています。

日本にいながら外国の人と触れ合える生産の仕事はとても面白い

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
大学卒業後、アパレル会社に入社したのですが、実はアパレル業界で働くことを目指していたわけではありませんでした。勢いのある会社だから働いてみたいという気持ちで入社して、10年間勤務しました。最初の5年間は店舗にいて店長も経験し、その後本部に異動しました。その頃から生産に携わるようになり、5年間みっちりアパレルのものづくりに携わりました。

その後別のアパレル会社に生産の立ち上げメンバーとして転職し、より深く生産に関する勉強をしました。そしてもう少し大きい規模の会社で生産管理をやりたいと思い、弊社に入社して3年になります。

生産のように、日本の会社で働いているのに毎日のように外国の人と触れ合ってコミュニケーションがとれる職種はあまりないので、そこが面白いなと思っています。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学時代は経営学部で学びました。経営学部を選んだきっかけは、叔父が競馬の調教師をやっていて経営の話をよく聞いていたことです。大学へ進むなら経営学部か経済学部のどちらかに行こうと思っていました。

学生時代はそんなに一生懸命勉強したわけではないですけど、外国人の先生の授業が楽しくて、それだけは真面目に受けていましたね。当時からなんらかの形で外国の人と関わる仕事ができればいいなと思っていました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校時代はとにかく遊ぶことに夢中で、将来のことはあまり考えていなかったですね。部活はバスケットボール部に所属していましたが、その一方でスケートボードに夢中になってプロになろうと思っていたぐらいです。

今思うと、一つのことにはまると他の人が知らないことまで調べたりするところはありました。例えば好きなバンドがあれば、そのバンドのことだけではなくメンバーが着ている服までとことん調べてのめり込みました。先ほどのスケートボードも同じです。社会人になって、生産の面白さのスイッチが入ってのめり込んできたというところは、高校時代のこうした部分がルーツなのかなと思います。

生産は攻めの仕事。自分がものを作るんだ! という意識が大切

Q7. どういう人が生産の仕事に向いていると思いますか?
 
ものづくりを積極的に考えられることが一番重要です。生産という仕事は決して守りの仕事ではなく、どちらかというと攻めの仕事だと思うんです。きちんと自分が何を作っていくべきなのかということを考えられる人がいいと思います。

あとはいろいろな国の人たちとコミュニケーションをとることに興味がある人です。海外の方々の話や考え、文化を理解して一緒に取り組んでいくことができる人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
高校時代は遊んだほうがいいと思うのですが、ただ遊ぶだけじゃなくて、身近な外国人と友達になるなど、一歩外に出て外国の人たちと触れ合って自分の視野を広げると将来役に立つと思います。国際交流は、これから間違いなくどの仕事に就いたとしても求められてくると思います。私たちの世代に比べると、今はそれができやすい環境になっていると思うので、どんどん行動していけばいいと思います。
 

生産という仕事がどういう仕事をしているのか、イメージできる人は少なかったと思います。中村さんのお話から、洋服作りの縁の下の力持ちだということが分かりました。また外国の人とコミュニケーションを取る機会が多いというのは新しい発見でしたね。ものづくりや国際交流に興味のある人は、将来の仕事の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社アダストリア 生産部 グローバルワーク生産チーム
チーフマネジャー・生産MD  中村 直樹

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アパレルメーカーで働く人」
はこんな仕事です

衣料・服飾品を企画、製造するのがアパレルメーカー。完成した製品はデパート、スーパー、小売店に卸すか、自社の直営ショップで販売する。流行変化や需要を分析するマーケティング担当、どんな製品を作るのかを企画するコンセプト開発者、素材選びやアイテムデザインに携わる人がいる。他にパタンナー、ソーイングスタッフ、生産管理者など、一つの製品に多彩な職種の仕事が集約されている。全体を統括するマーチャンダイザーという職種もあり、ファッションとビジネス両面から大学や専門学校で基本を身に付けたい。

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