漫画と古典芸能がミックスしたスーパー歌舞伎って何?

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漫画と古典芸能がミックスしたスーパー歌舞伎って何?

2019.07.08

提供:マイナビ進学編集部

漫画と古典芸能がミックスしたスーパー歌舞伎って何?

歌舞伎は、顔を白塗りにした役者が派手な着物を着て昔ながらの演目を繰り返し演じる古典芸能。そんな印象を持っている人が多いのではないでしょうか。ところが人気漫画と歌舞伎がコラボした「スーパー歌舞伎」が上演され、今まで歌舞伎に興味がなかった人も劇場に足を運びました。驚きの組み合わせのように感じられる歌舞伎と漫画。一体どのような経緯で上映されることになったのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 歌舞伎と漫画のコラボであるスーパー歌舞伎が注目を集めている
  • 歌舞伎は、伝統を大切にする印象がある古典芸能だが、その時代の流行を取り入れ変化してきた
  • 古典芸能の背景や現代で広く知ってもらうための方法について、舞台・演劇・舞踏学で学べる

若い世代も興味を持った、日本の古典芸能×ポップカルチャー

アニメ化もされた人気が高い漫画『NARUTO -ナルト-』と『ONE PIECE』。これらの作品は歌舞伎の演目になっただけでなく、4時間の舞台を2時間に編集した映像作品として映画館でも上映されました。

若い世代からすると歌舞伎は少し距離を感じる文化かもしれません。しかし人気作品が題材とあり、今まで歌舞伎を見なかった多くの人々が劇場や映画館に足を運び、歌舞伎を鑑賞するきっかけになりました。

歌舞伎をはじめとした日本の古典芸能は、伝統を大切にするイメージがあります。昔のままの衣装やメイク、独特のせりふ回しと音楽、繰り返し上演される演目。

その歌舞伎が、日本の古典芸能とはかけ離れたポップカルチャーとコラボしたことは大きな驚きです。しかし、このようなスーパー歌舞伎は『NARUTO -ナルト-』や『ワンピース』が初めてではありません。過去にもスーパー歌舞伎は上演されていたのです。

時代の流行を取り入れ柔軟に発展してきた歌舞伎

初めてスーパー歌舞伎が上演されたのは、昭和61年。哲学者の梅原猛が三代目市川猿之助(現:二代目猿翁)のために神話ヤマトタケルの半生を書き下ろした『ヤマトタケル』が上演され、スーパー歌舞伎というジャンルが誕生しました。その後、四代目市川猿之助らによって繰り返し上演されている人気の高い演目です。

そもそも「歌舞伎」という名前は「傾く(かぶく)」が変化したもの。傾くには、奇抜・常軌を逸しているという意味があります。安土桃山時代から江戸時代にかけ、当時の流行最先端をいく服装をした人や、世間の秩序から離れた行動をする人々は「かぶき者」と呼ばれていました。この「かぶき者」を舞台上で表現したことから「かぶき」と呼ばれるようになり、歌舞伎はその時代の最先端を舞台で取り上げていたのです。

約400年の歴史の中で、その時代の流行や他の芸能を取り入れ、柔軟に発展してきた文化が歌舞伎です。そのような歴史や背景を知ると、人気漫画とコラボすること自体、何の不思議もなく、むしろ歌舞伎の本来の姿であるといえます。

古典芸能の背景や人々に知ってもらう方法を学ぶなら舞台・演劇・舞踏学

『ONE PIECE』のスーパー歌舞伎化は、出版社側からの提案だったそう。歌舞伎の歴史や背景を知っていれば「もちろんアリ」の、胸が躍るアイデアだったことが分かります。

こうして実現したスーパー歌舞伎は大人気となり、古典芸能に触れる機会がなかった世代が歌舞伎に触れるきっかけとなりました。

知っているようで知らない、身近なようで身近ではない日本の古典芸能。その歴史や背景に興味がある方は、「舞台・演劇・舞踏学」を進路の候補に入れてみてはいかがでしょうか。新しいアイデアを生み出し、次世代へ文化を継承する担い手になれるかもしれませんよ。

【出典】
BuzzFeed News 松竹さん、どうして漫画「ワンピース」を歌舞伎にしたんですか? 製作秘話を聞く
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/onepiece-kabuki
スーパー歌舞伎II「ワンピース」猿之助、“進化”とWキャストを語る「再演が答え」
https://natalie.mu/stage/news/242125
新作歌舞伎NARUTO-ナルト-
https://naruto-kabuki.com/
松竹 スーパー歌舞伎 ヤマトタケル
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/22/
JTCO日本伝統文化振興機構
http://www.jtco.or.jp/japanese-culture/?act=detail&id=2&p=0&c=4

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「舞台・演劇・舞踊学」
はこんな学問です

演劇や舞踊など、舞台で行われる芸術表現の創作、演技の理論と技能を身に付ける学問。芸術系の学校などに専門コースを設けてあるところが多い。創作分野と表現分野に大きく分けられるが、学校によって舞台装置や美術を専門的に学べる場合もある。表現分野は、演劇舞踊の歴史や劇場文化についての素養を深めながら、身体表現実技を習得する科目を履修。創作分野では理論や歴史を学び、その意義や社会的影響も踏まえた創作活動を重ねる。

「舞台・演劇・舞踊学」について詳しく見る

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