【高校総体・優勝】剣道(男子)個人 佐野日本大学高等学校

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【高校総体・優勝】剣道(男子)個人 佐野日本大学高等学校

2018.10.04

提供:マイナビ進学編集部

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【高校総体・優勝】剣道(男子)個人 佐野日本大学高等学校

近年、関東大会や全国大会でも目覚ましい躍進を遂げている佐野日本大学高等学校剣道部。今年の総体では惜しくも団体での優勝は逃したものの、男子個人戦では大平くんが優勝し、高校日本一という輝かしい結果を残しました。大平くんが優勝のために努力したことや、顧問の大関先生の指導方針まで、いろいろと伺いました。

この記事をまとめると

  • 「必ず勝つ」という強い気持ちで日本一を勝ち取った
  • 剣道では、人間的な成長が試合での「強さ」につながる
  • 「剣道を通じて自立させること」が指導の指針

団体戦での敗退が個人戦での原動力になった

【 大平翔士君インタビュー 】

――優勝した感想をお聞かせください。

優勝を狙っていたので、率直にうれしかったです。団体戦でも優勝を目指していましたが、予選リーグで敗退してしまったので、「絶対に個人では優勝する」という思いで戦いました。


――優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

「必ず勝つ」という強い気持ちです。技術的な差よりも、精神的なものが一番大きかったと思います。また日頃の練習試合から、先生に「本番を想定して戦え」と言われて実践していました。それも試合中に強い気持ちを保てた理由だと思います。
僕は3歳くらいから剣道をはじめて、物心がついた頃には竹刀を持っていました。両親、弟二人も全員剣道をやっている剣道一家です。この高校には道場の先輩が通っていたこともあり、中学のときに何度か体験練習に来させてもらいました。期待通りの練習内容で、ここに来れば強くなれると感じました。大関先生もその時によく声をかけてくださって、厳しさの中に温かさがあって、入学を決めました。高校3年間、佐野日大で剣道に邁進できたことが、優勝につながったと思います。

――一番苦しかった試合はありますか?

今回の総体でいえば、4回戦目の相手は隙がなく、非常に強くてとても苦しい試合でした。結局制限時間の4分で決着はつかず、延長戦で自分の得意な引き面(鍔迫り合い(つばぜりあい)から面を打った瞬間に下がる技)で勝つことができました。

つらい練習を乗り越えたことで身についた「精神力」

――勝利のために一番努力したことは何ですか?

やっぱり日頃の練習だと思います。練習の後、毎日1時間ほど自主練をして、主に自分の弱点や苦手分野の克服をしました。自主練ではランニングや素振り、面をつけて稽古をしたりと、その時の自分に必要な練習に取り組めるようにメニューを組みました。つらい練習を乗り越えることで、強い精神力が身についたと思っています。


――今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

春の選抜でも団体優勝を目指していましたが、1回戦敗退という悔しい結果でした。その時は「気持ちで相手に負けていた」という反省点があり、そこから僕たちのスイッチが入ったような気がします。「夏は絶対に優勝する」という目標に向かって4カ月間、かつてないほど真剣に練習に取り組みチーム一丸となって臨んだ総体でした。そのため団体戦での敗退が僕の個人戦の原動力にもなりましたが、団体戦でも勝ちたかったという無念さが残った大会でした。

選手が「自ら気づけるように」マネジメントするのが仕事

【 大関監督インタビュー 】

――優勝後、大平選手にはどのような言葉をかけられましたか?

「お疲れさま」だったか「おめでとう」だったか、はっきり覚えていませんが、そんな風に声をかけたと思います。


――日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

私は日本一になるのと同じくらい、「日本一を応援される選手」になることが大切だと選手に伝えています。つまり人から愛され、応援してもらえる人間になるということです。そこから外れるようなこと、例えば「試合を投げ出す」「不貞腐れる」といった態度には、かなり厳しく指導しています。
また私の方針は「剣道を通して自立させること」であり、そのためには選手一人一人が自分で気づき自主的に行動することが重要です。「挨拶は必要なこと」「練習だけでなく普段の生活こそが大切」と、選手自ら気がつけるようなマネジメントをすることが、私の仕事だと思っています。
剣道では精神的な成長や人間性の幅が広がることで、強くなることがあります。それは例えば、負けん気だけで勝ってきた選手が勝てなくなり、素直さや思いやりを身につけて相手の気持ちが読めるようになると、対戦相手の動きが予想できるようになったりする。先ほど話した「選手の自立」にもつながりますが、彼らを人間的に成長させることも私の指導の課題なんです。

――佐野日大の剣道部は、一言で表現するならどのような人だと思いますか?

大平は、私の指導を上手に聞き分ける選手。聞いたことをすぐに取り入れたり、後で自分なりの解釈をしてから試したり、その要不要やタイミングを見極めるセンスのある子でした。
高校生くらいになると、ただ素直に指導者に従っているだけでは強くなりません。私もよく「俺に強くしてもらおうと思うな」と選手に言うんですが、言われたことだけやっていても絶対に勝てない。指導者を利用して「自分で強くなる」ことが大切です。
今年は大平もいて、非常に力のあるチームでした。だからこそ団体で優勝を逃したのは実に惜しかったですね。


――今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

大平に関して言えば、日本一の結果にこだわるのは周囲の人たちだけでいい、日本一を生かすのは大平本人ではなく周りの人だということ。次の目標に向かって邁進することが、本当の意味で日本一を生かすことだと思います。
チームにとっては、すぐに忘れるべきですね。同じやり方をしても次は絶対に勝てませんから。


2年半の寮生活を終え、10月からは自宅通学をするという大平くん。これだけの結果を出すには、学校や部活、友人や先生との関係など全ての環境が大平くんに合致していたからだろうと、大関先生は話します。決して「やらされる練習」ではなく、自ら考えて動き、人間的にも成長したその先に、日本一という最高の結果が待っていたようです。


【profile】佐野日本大学高等学校 剣道部
顧問 大関 利治 先生
大平 翔士 君(3年)

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