『3D彼女 リアルガール』でオタク役に挑戦!【TGC 2018 A/W出演 佐野勇斗さんインタビュー】
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9月1日(土)に開催された『マイナビ presents 第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER(以下、TGC)』では、さまざまなコンテンツ紹介がありました。現在公開中の映画『3D彼女 リアルガール』もその一つで、映画の見どころやおすすめポイントが出演者から語られました。
今回『3D彼女 リアルガール』で「つっつん」役に挑戦している佐野勇斗さんにインタビュー。映画のこと、ファッションのこと、そして高校時代の思い出についてお話いただきました。
この記事をまとめると
- 自分も女子も、ファッションの好みはオーバーサイズ
- 新体制になったM!LK。「見てろよ!」という気持ちで新たなスタートをきった
- 『3D彼女 リアルガール』では、ほぼ素に近い状態で役を演じることができた
ダボっとしたオーバーサイズの服を着ている女子がかわいい
Q. TGCにご出演された感想をお願いします。
TGCには前回も出演させていただきましたが、規模がすごくて有名な方がたくさん出演している中、皆さんに「佐野くんだ!」と言ってもらえて、とにかくうれしかったです。テンションが上がりました!
Q. 女子のファッションで、好みの雰囲気やアイテムはありますか?
アイテムというよりはサイズ感になりますが、オーバーサイズの服が好きです。なんとなくかわいい感じがしませんか? 大人っぽいよりもかわいい雰囲気が好きなので、ちょっと服に着られているぐらいのダボっとしたサイズ感がいいですね。
Q. ご自身はどういうファッションを普段されていますか?
実は僕自身もオーバーサイズが好きで、TシャツもあえてXLサイズを買ったりするぐらいです。ワンサイズ大きめのダボダボな感じの服が多いですね。ファッションに関しては偏りがなくてどんなジャンルも全部好きなんですよ。先輩が着ている服や靴を見て学んだりして、いろいろ組み合わせて自分のものにしています。
中3の時に母がコンテストに応募! それをきっかけに芸能界へ
Q. ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけで芸能界デビューをされたということですが、コンテストに応募したきっかけは何ですか?
母と叔母が応募しました。小さい頃からまわりに「(芸能活動を)やってみなよ」と言われていて、そのたびに「いやだよ」と断っていたんですが、実際に母と叔母がコンテストに応募したのが中3のときでした。最初は照れ隠しで「ふざけるなよ!」と言っていましたが、少し興味はあったので、どこまでいけるか結果が楽しみでもありました。今となっては、それがなかったらここにはいなかったので感謝しています。
Q. 先日所属されている「M!LK」の新メンバーが増えて7人体勢になりましたが、気持ちの変化はありますか?
僕もM!LKに新メンバーとして入ったので気持ちが分かるんですが、今回新しく入った3人は不安だったと思うし、ファンの方も今までの形から変わったのでびっくりしたと思います。でも新メンバーの3人はいろいろな意見を受け入れて頑張ろうという強い意志があるので、すごいなと思っています。
3人は中学校3年生から高校2年生という僕の弟ぐらいの年齢ですが、尊敬していますし、僕らもしっかりしなきゃと思っています。リハーサルもレッスンも今までとは比べものにならないぐらい中身の濃いものになっているし、このメンバーだったらいけるという思いで一緒に過ごしています。改めてすごくいいスタートがきれたと思うので、「見てろよ!」という気持ちですね。
高校時代は楽しくて仕方がなかった! みんなも思いきり楽しんで!
Q. 佐野さんはどんな高校生でしたか?
自分で言うのもなんですけど、中学生までは優等生だったんです。生徒会の書記をやっていましたし、成績も10番以内でした。でも高校に入学したら学校のメンバーがあまりにも楽しすぎて、ふざけてばかりいました。
当時ハマっていたのが、家庭科の授業でお題と違うものを作るということです。僕が主導をとったわけではないですが、例えばハンバーグを作りなさいと言われているのにあえてシチューにしたり、パスタを作る授業でモンブランを作ったりしました。家庭科の授業は1人の先生が担当していましたが、僕らのクラスは先生が3人ついていました。何をやるか分からないクラスと思われていたのかな(笑)。とにかく本当に高校時代は楽しかったですね。
Q. 現在公開中の『3D彼女 リアルガール』ですが、高校生に注目をしてもらいたいポイントや見どころを教えてください。
恋愛系の映画はたくさんあると思うんですけど、こんなに笑える恋愛映画はなかなかないと思います。僕自身、面白いなと思いながら演じていたので、大きな声を出して笑ってほしいです。実は泣けるシーンもあったりして緩急のある映画なので、観ていてジェットコースターに乗っているような気分になりますし、美女とオタクというギャップも楽しいと思います。スカッとして観て良かったと絶対に思うので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです。
Q. 演じている「つっつん」こと筒井光は、自分に似てると思うところはありますか?
いろいろな役をやらせてもらっていますが、一番僕に似ている役だなと思います。筒井光みたいに学校で隅っこにいる感じではないですけど、女性に対してはあまり積極的に話すことができないところがありますし、友達や家族が大好きなところも似ていますね。共演した中条あやみさんも「似てる」と言ってくださったので演じやすかったです。
Q. 高校生へのメッセージをお願いします。
僕は高校時代の思い出が今も生きているし、高校生だからやってもいい失敗もあると思います。先生に怒られるぐらいの失敗はたくさんして、大人になった時に、笑って一番楽しい時代だったなと思えるように高校生活を楽しんでください。でも高校3年生になったら、将来のために受験勉強を頑張ってくださいね。
あとはぜひ『3D彼女 リアルガール』を友達や恋人と一緒に映画館へ観に来てください!
お会いした佐野さんはとても元気で爽やか。質問にも一つひとつハキハキ答えて下さったので『3D彼女 リアルガール』のオタク役がピンときませんが、「ほぼ素の状態で演じているかも」と言うくらい、主人公の「つっつん」に親近感を覚えているようでした。佐野さんの「素の状態」を垣間見ることができる『3D彼女 リアルガール』をぜひ映画館で観て、たくさん笑いたいですね。
【profile】俳優 佐野 勇斗
この記事のテーマ
「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説
若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。
この記事で取り上げた
「映画俳優」
はこんな仕事です
映画の登場人物を演じるのが仕事。監督、撮影、照明、録音など、数多くのスタッフが総力を結集して映画を作るが、俳優には登場人物を正確に演じきる技術や集中力が求められる。ただし、往年のスターが活躍していた日本映画の全盛期とは異なり、現在では映画だけに出演する俳優の数は少なく、テレビ俳優との垣根がほぼない状況。演技を専門的に学べる大学や専門学校で基礎的な技術を習得し、卒業後は芸能プロダクションに所属したり、公募オーディションを通じて出演チャンスをつかむなど、デビューへの努力は必要だ。
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