【高校総体・優勝】カヌー・カヤックシングル(200m・500m) 福井工業大学附属福井高等学校

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【高校総体・優勝】カヌー・カヤックシングル(200m・500m) 福井工業大学附属福井高等学校

2018.09.28

提供:マイナビ進学編集部

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【高校総体・優勝】カヌー・カヤックシングル(200m・500m) 福井工業大学附属福井高等学校

福井工業大学福井キャンパス内にある福井工業大学附属福井高等学校のカヌー同好会は、日頃から大学生と共に練習に励んでいます。個人種目として史上初の3年連続2冠という快挙を達成したペトラン・ファンニさん(3年)と、二人三脚でペトラン選手を優勝に導いたコーチの栗本宣和先生にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 緊張する気持ちと上手に向き合い、実力を100%発揮する
  • 日本だけではなく、海外の良い指導法を積極的に取り入れる
  • ハンガリーと日本を結び、交流・発展のキーパーソンになってほしい

祖国を離れ日本で生活する原動力は、「チャレンジしたい」という強い気持ち

【ペトラン・ファンニさんインタビュー】

―― 優勝した感想をお聞かせください。

200mと500mの2種目で優勝できてとてもうれしかったです。私は家族と離れて日本で生活していますが、祖国ハンガリーにいる家族はインターネットで私の試合を見て、応援してくれていました。優勝してとても喜んでくれたので、さらにうれしかったです。

また、クラスメイトからも「おめでとう」の言葉をたくさんかけてもらいました。私はこれまで友人にカヌーの成績などについて話したことがなかったので、3年連続2冠となったことを知ってみんな驚いていました。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

私にはよく分かりません(笑)。出場した選手の中で、私が一番集中できていたからかもしれません。レース前には緊張しすぎないように、音楽を聴いたり本を読んだりしてリラックスすることで緊張をほぐしていました。


―― 一番苦しかった試合はありますか?

200mの準決勝と決勝はとにかくきつかったです。でも、集中力を100%の状態にもっていくように努力しました。距離が長い方が得意なので、500mよりも200mの方がより苦しく難しかったです。これは今後の課題でもあります。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?
 
私のことではありませんが、栗本先生はいつも私たちのために頑張ってくれています。トレーニング拠点を作ってくれたり、日本の文化や生活のことを教えてくれたりします。インターハイでは暑さが苦手な私のためにクーラーボックスを持ち歩いて、熱中症などにならないように水分補給を促してくれました。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

とにかく暑かったです。私が育ったハンガリーも暑い日はありますが、湿気が少なく日本よりも過ごしやすいんです。いまだに日本の夏は苦手ですが、インターハイでは普段なかなか会えない友人と会うことができ、一緒にレースに出場して共に全力を尽くせたことがうれしかったし、楽しかったです。

1人でハンガリーから日本に来たことは大きなチャレンジでしたが、私はチャレンジすることが好きなんです。これからも、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。

指導者としてハンガリーでコーチングを学び、経験は選手にフィードバックする

【コーチ・栗本宣和先生インタビュー】

―― 優勝後、選手にどのような言葉をかけられましたか?

今回のインターハイでは、日本語で「おめでとう」と言葉をかけました。1年生の時はハンガリー語、2年生の時は確か英語だったと思います。

私自身も12歳からカヌーを始め、現在も試合に出ているのですが、私コーチは試合中に選手を直接コントロールすることはできません。そのため、これまでに伝えたことを選手が発揮してくれるように見守る役目は、自分が試合に出る何倍もきついですね。


―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていますか?

私は、カヌーの強豪国であるハンガリーのチームでコーチングの勉強をしていたこともあり、ハンガリー式の練習を多く取り入れています。例えばトレーニング環境で言うと、日本の練習場がそれほど広くない場合では、600mほどの場所を何周も回航するのですが、私たちは最大15kmほどの距離を回航することなく進み、回航に費やす労力や時間を省いた効率的な練習を行っています。

また、一般的に監督はモーターボートや陸から選手に指示を出しますが、私はカヌーやカヤックに乗って、選手と同じ距離を漕いで指導するところも違う点かもしれません。

競技面での精神的な強さ、日本の習慣などを学ぶ意欲を常に持ち続けることが大切

―― 一言で表現するなら、ペトランさんはどのような選手だと思われますか?

ファンニとは、彼女が12歳のころにハンガリーで知り合いました。活発で、ドナウ川の島をマウンテンバイクでさっそうと走る姿は今でも印象に残っています。当時から長身で、他の子とは違う光るものを持っている子でしたね。

そんな彼女を一言で表現するなら、「強さと弱さを持っている」選手です。試合でベストなパフォーマンスができる精神的な強さがある一方で、ホームシックなどから体調不良を起こす弱さもあります。日本に来た当初は言葉・風習・食事などの面で戸惑うことが多かったようですが、「知ろう、学ぼう」という彼女の意欲にはとても感心しています。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

彼女には、ハンガリーと日本の架け橋のような存在になってほしいと思っています。様々なスポーツにおいて、ハンガリーを拠点にトレーニングをしている日本人選手がいますが、よりボーダー(国境・障壁)を取り払って、頻繁に交流活動ができるキーパーソンになってもらえたら、これほどうれしいことはありません。日本で暮らした経験も、これからの人生に役立ててほしいと願っています。



取材後、栗本先生と取材班に深々と頭を下げ、「お疲れさまでした。ありがとうございました」と声をかけてくれたペトランさん。栗本先生は、カヌーの指導だけではなく日本の生活習慣も指導をしていると伺っていましたが、日本文化を受け入れて自らの行動・言動に取り入れているペトラン選手の姿から、私たちも多くのことを学ばせていただきました。


【profile】福井工業大学附属福井高等学校 カヌー同好会
コーチ 栗本 宣和 先生
ペトラン・ファンニさん(3年)

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