【高校総体・優勝】柔道 帝京高等学校

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【高校総体・優勝】柔道 帝京高等学校

2018.09.28

提供:マイナビ進学編集部

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【高校総体・優勝】柔道 帝京高等学校

インターハイ 柔道競技の女子78kg超級で並居る猛者たちを倒し、見事優勝を勝ち取ったのは帝京高等学校柔道部3年の高橋瑠璃さん。インターハイ直前の大会での失敗から気持ちをゼロ・スタートさせたという高橋さんと、その練習を支えたコーチの鈴木孝之先生に、勝因や日頃の練習についてお伺いしました。

この記事をまとめると

  • 団体戦で出た弱点を修正し、個人戦でピントを合わせられたことが勝因
  • 柔道は一瞬の判断で試合が決まるから「自分で考える力」が必要
  • インターハイはトーナメントの組み合わせがランダムのため運にも左右される

つらく苦しい気持ちが強かった今年のインターハイ

【高橋さんインタビュー】

―― 大会で優勝された感想をお聞かせください。

今回は強い選手とあたり続けるというとても苦しい大会で、大会前から厳しい試合になるだろうと予測していました。そのため勝ったときは嬉しかったというよりも、「苦しかった・つらかった」という思いの方が強かったように思います。


―― 優勝できた一番の要因はなんだと思いますか?

昨年度の高校選手権・インターハイでは、自分の失敗により優勝を逃してしまいました。試合のときはプレッシャーも緊張もそれほど感じていないのに、団体戦だとどうしてもボロが出てしまう。今大会でもそうでしたが、その弱点を一つ一つその場で修正したことで、個人戦にピントを合わせられたのだと思います。

直前の大会の失敗で、気持ちをゼロに戻せたことが大きかった

―― 一番苦しかった試合・瞬間はありましたか?

準決勝の試合です。「片袖の大外刈り」での技ありで勝った試合でした。いつもは先生から「技は必ず両手で」と指導されているのですが、この時は「待て」の間に先生から「片袖で行っていいぞ」というサインをもらって心が決まりました。私は自分で考えながら戦うタイプなので、試合中に先生の声が聞こえても「また同じこと言ってるな」と思うとスルーすることも(笑)。でも、このときは背中を押してもらったような気がして勢いがつきました。
準決勝の相手とは全日本の合宿でも一緒に練習をしていて、やり込んでいた相手だったのでお互い手の内が分かっていて、少しやりにくい相手ではありました。でも私は練習と試合では人が変わるタイプ。練習でできないことが試合で突然できることもあり、それで勝てたのかもしれません。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?

実は総体前の金鷲旗全国高等学校柔道大会の団体戦でも、優勝候補とまで言われていたのに、自分の失敗が原因で準々決勝で敗退してしまいました。でもこの大失敗で「誰からも期待されていない」と、気持ちをゼロに戻すことができました。そこで「インターハイまでに自分にできること全てを諦めずに努力してみよう」と、捨て身の練習ができたような気がします。


―― 大会全体を通した感想を教えてください。

他の選手権や全日本大会では、強い選手が各山に1人ずつとなるようトーナメントが組まれる場合が多いのですが、高校総体ではランダムに組まれるので、他の大会にはない難しさや厳しさがあります。去年の個人戦でも、早い段階で強い選手と対戦してベスト8という悔しい結果に終わりました。今年は総体で勝ち抜く難しさが分かっていたので、気を引き締めて臨むことができました。

試合中の判断は選手に任されるからこそ「考える力」を育てる

【鈴木先生インタビュー】

―― 優勝後、選手にどのような言葉をかけられましたか?

インターハイには複数の選手が出場していて、勝つ子も負ける子もいますから、実は普段から試合後にあまり声をかけません。周囲からは素っ気なく見えるかもしれないですね……。高橋選手にも肩を軽く叩いた程度です。


―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

「基本をしっかり身につける」こと、「自分で考えさせる」ことですね。柔道は一瞬の判断で試合が決まってしまうので、自分で状況判断しないと強くなれません。
また数年前のルール改正で「待て」の間しか監督はアドバイスできないことになり、選手たちが自己判断する部分が増えたので、より「考える」ことに重きを置くようになりました。普段から「指導者は答えを教える人ではない」ということを伝え、練習メニューも自分たちで組み立てさせることが多いです。ちなみにキャプテンも固定しておらず、高橋選手含め4名のキャプテン候補を毎日ローテションで回しています。


―― 高橋選手を一言で表現するなら、どのような選手だと思われますか?

考え方が大人ですね。選手でありながら、指導者に近い感性で物事を見ていると思います。私が言おうかなと考えていることを、彼女がサッと先に言うことも多いです。また「言ったからには実践しないと」という意識を持ち率先して行動するので、他の部員を引っ張る存在でもあります。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

大学へ進学して柔道を続けることが決まっていますが、彼女の階級には既に世界で戦っているライバル選手もいます。今回のことを自信にして、さらに高い目標に向かって頑張ってほしいです。


両親と弟も柔道家という柔道一家に育った高橋さん。デザインやイラストにも興味があり、「将来は柔道以外の道も模索したい」と女子高生らしい顔もちらりと覗かせました。インターハイ優勝に浮足立つことなく淡々と練習に打ち込む姿は、今後の活躍も期待させてくれます。


【profile】帝京高等学校 柔道部
女子柔道部コーチ 鈴木 孝之先生 
高橋 瑠璃さん(3年)

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