自信がついて自分のことが好きになった 【未確認フェスティバル 高橋ひかるさんインタビュー】
メイン
テーマ
東京FMが主催する10代アーティスト限定の音楽フェス『未確認フェスティバル』で4代目の応援ガールを務めたのは、2014年に全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた高橋ひかるさん。
現在16歳と10代ど真ん中の高橋ひかるさんに、『未確認フェスティバル』の感想や将来の夢、同世代に向けてのメッセージを伺いました。
この記事をまとめると
- 10代の演奏は迫力があって、一気に心を奪われた
- 「人から必要とされる存在になれたんだ」と思うとやる気が湧いてくる
- 最近頑張っていることは料理
10代とは思えない迫力を感じた、未確認フェスティバル・ファイナリスト
Q. 未確認フェスティバル2018ファイナルステージをご覧になった印象を教えてください。
どのバンドも個性が強くてレベルも高かったです。正直、今日までは「どのバンドがグランプリになるんだろう」とぼんやり考えていたくらいだったんですが、実際にバンドの音を耳にしたら「これ、本当に10代の子が出している音なのかな?」と思うくらい迫力があって、一気に心を奪われました。
もともと音楽は大好きです。「もっと音楽に詳しい人がいるのに、私がこんなに贅沢な席で演奏を聴いていいのかな?」と感じるほどいい経験をさせていただいて、とてもうれしく思っています。
Q. 未確認フェスティバル2018に対する印象・思いを教えてください。
今回応援ガールを担当させていただくことになって「きちんと応援ガールを務めないと」と気合いが入りました。初めての経験で不安もありましたが、こうしてこの場にいるととにかく楽しくて、緊張や不安が吹っ飛びます。ファイナリストの雄姿をしっかり最後まで見届けたいです。
自信が持てなかった自分を、受け入れられるようになった
Q. 今、どのような10代を過ごされていますか?
お仕事をしているのでちょっと変わった学生生活を送っているんですが、10代には変わりありませんから、夏休みの宿題をして友達に分からない問題を聞くこともあれば、今日みたいに音楽フェスの応援ガールを務めることもあり、すごく密度の高い日々を過ごしています。
こうして密度の高い日々を過ごすことで、だんだんと自分の内面も変わってきました。それが表情にもあらわれるみたいで、周りから「表情が変わったね」と言われます。前より自信がついて、堂々と笑えるようになったんです。20代になったら、どんな自分になっているか楽しみですね。
Q. 将来の目標について教えてください。
どんどんステップアップして、自分自身を認められるようになりたいです。実は、芸能界に入るまでは自分のことが好きじゃありませんでした。「私なんかじゃ何も変えられない」と思っていたんです。それでもお仕事をしていくうちに、自分のことを応援してくださるファンの方が増えてきて、「ひかるちゃんを見ると元気になるよ」といったうれしいコメントをもらうようになりました。そうしたら少しずつ自信がついてきて、だんだん自分を受け入れられるようになったんです。私が表に出ることで喜んでくれる方がいるのは、とてもうれしいこと。「人から必要とされる存在になれたんだ」と思うとやる気が湧いてきます。そのおかげで、自分のことが好きになれました。
具体的な目標は、女優になることです。同じ事務所の先輩・剛力彩芽さんが演技する姿を見て「なんてかっこいいんだろう」と惚れ惚れしました。私もあんな風に演技ができたらと思っています。演技のほかにも、ラジオなどでトークスキルも磨いていきたいですし、やれることにはどんどん挑戦したいです。狭く深くでもなく、広く浅くでもなく、広く深く極めていきたい。私、意外と貪欲なんです。
Q. 将来のために今から続けていること、頑張っていることはありますか?
自己管理です。自分の代わりはいないので食べ物に気を付けて、どんな時も体調を崩さないように意識しています。たとえ10代でも、お仕事に責任を持って取り組むのは当然のこと。もともとは体が弱くて体調を崩しやすかったんですが、今ではほとんど風邪をひかなくなりました。
あと、体が強くなったのは体調管理だけでなく、メンタルも鍛えられたからだと思います。人から見られる職業ですから、姿勢ひとつ気を抜けません。周りの人にたくさんアドバイスしていただきました。同期の子も大切なライバルなので、絶対に負けたくありません。お互いに切磋琢磨して、もっと成長したいです。
最近は自己管理のためにもお料理を頑張っていますね。母に教えてもらいながら和食から洋食まで、練習しています。もともと食べることが大好きで、からあげやギョウザなど味の濃い料理が大好物。しっかり料理スキルを上げて、おいしい料理を作れるようになりたいです。
高橋ひかるさんから、10代のみんなへメッセージ!
最後に、動画でメッセージをいただきました。
舞台上ではもちろん、楽屋でも元気いっぱいの笑顔と明るい声で周囲を笑顔にしていた高橋ひかるさん。「もっと上を目指したい」と熱意たっぷりに話す瞳は、まぶしいくらいキラキラと輝いていました。
※記事内の一部で「髙橋ひかる」さんの「髙」を「高」と表示しています。ご了承ください。