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要注意! トンビ・カラス・サルから襲われないためには?

2018.10.11

提供:マイナビ進学編集部

要注意! トンビ・カラス・サルから襲われないためには?

観光シーズンを迎える秋。出かけた先に「トンビに注意」という看板が出ているのを見かけたり、食べ物を手に歩いているとトンビに持っていかれたり……という話を聞くことがありませんか? また普段の生活においても、「突然カラスが襲ってきた」「住宅地にサルが出現! けが人も」というニュースを耳にします。これらの現象は昔からあったのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 観光地・都市部にも出没して人間を襲う鳥・動物
  • 原因は「人間」にある? 襲われないための対策は?
  • 自然と人間の距離を考える必要性

観光地から都市部の住宅街まで! 人間を襲う動物

観光地でトンビが出現することで有名なのは、関東なら鎌倉の有名観光スポット、関西であれば京都市内の鴨川の河川敷です。人間が手にしているパン・お弁当のおかずなどを狙って急降下してきます。

ただし私たちがトンビ以上に注意しなければいけないのは、身近にいるカラスでしょう。特に繁殖期の3月から7月までの期間は外敵に対して警戒心が強くなり、人間に襲い掛かってくるケースも少なくありません。

さらにニホンザルが住宅地に出没することもあります。カラスやトンビに比べると接触する機会は減りますが、住宅地や都市部でも群れから離れた「ハナレザル」が出現し、捕獲に悪戦苦闘するといったニュースも時折耳にします。

トンビ・カラス・サルに襲われるのは人間が原因? 襲われないための予防策は?

これらの動物はもともと人間から食べ物を奪う・突然襲い掛かってくるといったことはほとんどありませんでした。

トンビは本来、カエル・ネズミといった小動物を捕食していました。しかし人間のおこぼれに預かるような面を持っていて、漁港で水揚げされた魚を目当てに集まることもあります。もともとそういった性質を持っていましたが、そこに人間が餌付けする行為が加わって、今日のような状態になったと考えられます。

トンビに食べ物を持っていかれるだけならまだしも、けがの心配もあります。トンビの爪は千枚通しのように鋭いので、トンビの手元が狂うと人間がけがをしてしまう可能性もあります。ピーヒョロローという鳴き声、上空に円を描くように飛んでいる大きな鳥を見たら、トンビが近くにいることを意識しましょう。

食事をするなら屋根のある場所や木の下に行くようにします。日傘をさすことも効果的です。また「人間が監視しているぞ」という姿勢を見せることによって、トンビが警戒して離れていくこともあるようです。

次にカラスですが、本来カラスは動物の死骸などを餌としています。しかし人間の家庭ごみをあさるようになったのは皆さんも知ってのとおりです。人間が捨てた針金のハンガーをうまく使って巣作りなどを行います。人間のごみ管理の甘さなどがこういった状況を助長しているともいえるでしょう。またねぐらに最適な緑地もいくつもあります。

繁殖期の3~7月の間はカラスやカラスの巣に不用意に近付いたり、刺激したりすることは控えましょう。もし身近なところでカラスが巣を作り始めたら、巣を落とすようにします。ただし巣が完成してカラスが子育てを始めていたら、鳥獣保護法の取り決めによって巣を取り壊すことができなくなり、撤去には許可が必要となります。

人間と自然の共存は難しい?

群れから離れてしまったサルをハナレザルと呼びます。ニュースなどで都市部におけるサルの捕獲シーンが取り上げられますが、これらがハナレザルです。群で行動するサルと異なり、行動範囲が決まっていません。またエサを求めて人間の生活圏(住宅地・都市部)にも姿を見せることがあります。

農地においては作物を荒らす被害、人間が住むエリアにおいては威嚇・民家への侵入、さらに襲われる・噛まれるといった被害もあります。サルを見かけたら、すぐに地域の人々に知らせ、専門家に対策を依頼する必要があります。

こうしてみると、人間と野生動物の共存は難しいと思うかもしれません。しかしわれわれ人間の側で知恵を絞り、努力することで避けられることもあります。大分県にある「高崎山自然動物公園」は野生のニホンザルが集う観光名所となっています。

しかし昭和20年代は、ニホンザルが高崎山周辺の農家の作物を荒らすなどの被害を与えていました。その後ニホンザルを観光資源にする試みが行われ、今では自然動物公園として継続し、人間とうまく共存することができています。

もしかすると、トンビやカラスも人間次第で、人間が被害を受けることなく、今以上にもっとうまく共存する可能性があるかもしれません。興味のある人は生物学の分野に進んで、人間と動物・鳥たちとの共存に貢献してみませんか?

【出典】
MBS
https://www.mbs.jp/voice/special/archive/20170515/
京都府 鴨川真発見記その5
http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/1327550023800.html
鎌倉市
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kan-hozen/onegai2.html
NHK ダーウィンが来た!第389回
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p389
株式会社 野生動物保護管理事務所
http://wmo.co.jp/field_note/no-134%E3%80%80%E5%B8%82%E8%A1%97%E5%9C%B0%E3%81%AB%E5%87%BA%E6%B2%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%81%A8%E5%AF%BE%E5%BF%9C
高崎山自然動物園
http://www.takasakiyama.jp/takasakiyama/abouts/
環境省自然環境局 カラス対策マニュアル
https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-1b/full.pdf

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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