【シゴトを知ろう】データサイエンティスト 編

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【シゴトを知ろう】データサイエンティスト 編

2018.08.21

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】データサイエンティスト 編

私たちの生活が便利になる新しいサービスや商品は、次々と生まれています。実はこうしたサービスが生まれる裏側には、膨大なデータを集めて入念に分析する仕事が存在していることが多いのです。

集められた膨大なデータを分析し、人々の役に立つかどうか判断するための手助けをするのが「データサイエンティスト」の仕事です。聞いたことがない高校生も多いと思いますが、一体どんな仕事なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 新しいことを発見する楽しさがある一方、仮説を間違えるとゼロからのやり直しも
  • 高校時代の夢は研究者。現在はそれに近い仕事ができていると感じる
  • 好奇心があって数字が好きであれば、データサイエンティスト向きかも

自分の手で新しい発見ができるのが、仕事の楽しさ

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

通常は9時半に出社して、メールチェック・最新のニュースの確認を行い、その後データ分析やそれにまつわるプログラミングを行います。12時からはお昼をとりながら、同僚と一緒に新しい技術を学んだり本を一緒に読んだりする勉強会を開催しています。

午後は午前と似た仕事に加え、同僚の作ったプログラミングのコードのチェックを行っています。この作業はコードレビューと呼んでいて、お互いに意図したプログラムが作れているかどうかの確認を行います。その後15時くらいから、自分が分析した内容を上司や顧客・チームメンバーに共有したり、そこから新しく議論をしたりする会議に入ります。そして18時頃には退社します。

<一日のスケジュール>
9:30 出社 メールチェック 最新のニュースの確認
10:00 データ分析など
12:00 昼食をとりながら勉強会
13:00 プログラミングコードのチェック作業など
15:00 分析した内容について会議など
18:00 退社
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
実際に自分で手を動かして、まだ誰も知らないところに切り込み、新しい発見ができる面白さがあります。

例をあげると、平均的な社会人はどのくらい名刺交換をするのか、どういう人と交換しているのかなどを分析することで、みんなが知らなかった事実を発見できたりします。このような発見が、サービスを使っているお客様の役に立つ、新しい機能の開発につながります。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
何か分析をするとき、まず仮説を立てます。先ほどの話でいうと、どのような職業の人はどういう人と名刺交換をしているのか、自社のサービスで扱っている名刺は全体のうちどれくらいなのか、仮設を立てて立証していくことを繰り返します。

時には実際に検証してみると、自分の立てた仮説の間違いに気づくこともあります。一生懸命分析しても、仮説が間違っていた場合は、もう一度振り出しに戻って別の軸で分析し直す必要があります。分析センスやこれまでの知見を踏まえて何度も考えながら、なかなか成果につながらない期間が続くとつらいと感じたりします。

高校時代の「研究者になりたい」という夢が、今につながっている

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
私が大学や大学院にいた4~5年前は、データサイエンティストという名前の職業はありませんでした。その頃、今の私たちが行っているような仕事は、普通の研究者やプログラマーが行っていました。

大学時代は生物学を専攻していて、そこで遺伝子の解析をしていました。膨大な遺伝子に関するデータを保管・管理する研究所で、技術員としてアルバイトに就きました。そこでプログラミングを勉強し、データを扱って何かしら新しい発見をすることの楽しさを覚え、この道に進み始めました。その経験が私にとって一番のターニングポイントになったと思います。


Q5. 大学・大学院では何を学びましたか?

主にプログラミングと文章を書く技術を学びました。分析する上で仮説を立てても、実際にその仮説が合っているのかを導き出さなければなりません。その手段としてプログラミングの技術を学びました。

そして文章を書く技術とは、自分の分析結果や研究結果を合理的・論理的に相手に伝え、相手を納得させる文章の作り方のことです。例えば主語を統一することや長い文章を短く切ること、最初に結論を書いてからその段落を作り上げる技術など、読み手が理解しやすい文章を書く技術・伝える技術は大学院時代、教授に叩き直されましたね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校のときは物理や化学、生物などいろいろなことに興味があって、決めきれないまま生物の道に進みました。ただ一貫して研究者になりたいという思いは持っていました。

現在研究者ではありませんが、研究に近いことをビジネスの現場でできているので、高校のときに抱いていたことは達成されているのかなと思います。

データサイエンティストに必要なのは第一に好奇心

Q7. どういう人がデータサイエンティストに向いていると思いますか?
 
どんな人でもこの仕事はできるのではないかと思いますが、好奇心は最低限必要かなと思います。「なぜ動いているんだろう」「どういう仕組みになっているんだろう」、きちんと動かなかったときに「どうして動かないんだろう」など、物を見たときにその裏側や動いている原理、それを別のものに生かすアイデアや好奇心がないと、データサイエンティストとしての能力がだんだん下がっていく気がします。

もう一つ、数字は好きなほうがいいと思います。高校生の時は、三角関数や行列なんて将来何に使うんだと思う人も多いのではないかと思います。もちろん使わない人生もあると思いますが、私は今バリバリ使っていて、三角関数ひとつをとっても、1週間の中で目にしない日はありません。それぐらい数学や数字は必要不可欠な存在です。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
必ずしも「自分はこれが苦手だから」という理由で、将来目指していることを諦めなくてもいいと思います。大学時代まで関係のない勉強をしていて、社会に出てから勉強を始めてデータサイエンティストになった人もいます。狭き門かもしれませんが、やりたいという意識があれば道はあると思います。そして仕事のやりがいはとても大きいです。

同僚に「高校生にアドバイスって何がある?」と聞いたら、とにかく数学と英語をしっかり勉強しておいたほうがいいという声がありました。サイエンスの主戦場はアメリカなので、英語での情報収集が欠かせません。英語を話すことは得意でなくてもいいですが、最低限読めたほうがいいです。私自身、「英語をやっておけばよかったな」と思っていますから……。データサイエンスの基礎となる能力の一つだと思います。

 
データサイエンティストというと、一人で黙々と仕事をするものかと思いましたが、ランチタイムを使って勉強会をしたり、お互いのプログラミングを確認し合ったり、周囲と協力して進めていく仕事も多いのだと知りました。

自分の手で新たな発見をするのが楽しいと語る奥田さんですが、多くのデータを分析することで新しい発見をして世の中に貢献したいと考えている人は、データサイエンティストを目指してみてはいかがですか。


【profile】Sansan株式会社 Data Strategy & Operation Center
R&D Group 研究員 奥田 裕樹

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「そのほかのコンピュータ・Web・ゲーム系の職業」
はこんな仕事です

パソコンやインターネット、ゲームなど、情報技術の進化によって生み出されたサービスや製品は、今や現代人の生活に欠かせないものとなっている。これらは人の暮らしを良くするだけでなく、生産、流通、医療、教育など、さまざまな分野の企業や機関の運営を支え、職種も多様に細分化されていることが多い。例えば情報システムを総合的に監査する「システム監査技術者」や、管理やセキュリティーの知識を持ち個人情報の管理をする「個人情報保護士」など、かつてない職種が続々と誕生し、重要視されつつある。

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