大阪・羽衣学園が優勝! 日本高校ダンス部選手権スモールクラス
メイン
テーマ

8月16日、神奈川県・横浜市で「日本高校ダンス部選手権 夏の公式全国大会(2018年)スモールクラス」が行われました。日本一のダンス部の称号をかけて争われた本大会。優勝・準優勝校について、ご紹介します。
この記事をまとめると
- 凛とした女性を表現し、優勝に繋げた
- 体力が必要な振り付けを乗り越えて準優勝に
- 積み重ねた努力は、今後も役立つ
優勝は大阪府・羽衣学園高等学校
今回優勝を勝ち取ったのは、2年ぶり2回目の出場となった大阪府の羽衣学園高等学校。椅子を使ったオリジナリティあふれる振り付けで会場を魅了しました。
優勝した気持ちを伺ったところ、「本当に信じられない気持ちと、嬉しい気持ちと、支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。悔いなく踊りきれ、その上このような賞をいただけて、本当に嬉しいです。」と笑顔で答えてくれました。
振り付けのテーマは『凛とした女性』だそう。振り付けやダンスで苦労した点について伺うと、「いかに大人らしく見せられるかで苦戦しました。しかしそこを上手く表現できたからこそ、今回の優勝につながったのだと思います。」と話しました。今回の曲は自分たちで意見を出し合いながら振付し、5月頃から練習を重ねてきたそう。本番前のコメントでは「できる!できる!できる!」と自分たちを鼓舞していた彼女たち。実際に優勝を勝ち取り、「できた!できた!できた!優勝!」と嬉しそうに声を合わせていました。
準優勝は愛知県・桜丘高等学校
準優勝は、5年連続6回目の出場で2大会連続での準優勝となった、愛知県の桜丘高等学校。準優勝の発表で呼ばれたときは少し悔しさをのぞかせたものの、「多くの学校がいる中で、私たちが準優勝という素晴らしい賞をいただけて、とても嬉しいです。」と受賞を喜びました。
今回の振り付けテーマは、「ファンキー」「ハッピー」。テーマ通り、見ていて楽しくなるようなダンスで会場を引き込みました。振り付け自体は昨年の10月から練習してきたといい、他の作品と比べても練習量は多かったそう。体力勝負のため、みんなで合わせる振りに苦労したそうです。
次は9月の大会に向けて練習を頑張りたいと、意気込んでいました。
努力をプラスに! プロダンサーHASEさん
本大会の審査員として参加されていた、プロダンサーのHASEさん。大会の最後に総評として、出場者に2つのメッセージを届けました。「今日までの練習は苦しかったと思います。今日まで頑張ったことは、結果がどうであれ必ずプラスになります。ここまで頑張ってきた気持ちや、仲間が支えてくれたことは忘れないでください。また、今後課題を解決する力を自分で身に付けてほしいです。自分でどこがダメだったのかを考えて答えを出そうとする力を身に付ければ、苦しい場面が出てきてもきっとその力が役に立ちます。」
大会では、数年前であれば間違いなく入賞したであろう学校が、入賞できなくなるほどレベルの高い大会になっているというお話もありました。今後大会に出場する学校にとっては、厳しい戦いが続くことになるかもしれません。積み重ねた努力をプラスにしながら、仲間と大会に挑んでほしいですね。
ダンススタジアム 日本高校ダンス部選手権
http://dancestadium.com/high/