【シゴトを知ろう】旅芸人 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】旅芸人 ~番外編~

2018.08.02

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】旅芸人 ~番外編~

人情もののお芝居で観客を涙させ、ショーでは女形が妖艶な舞いで魅せる……こんな風に、さまざまな表現で人々を楽しませてくれる大衆演劇。今回は逢春座の劇団員・浅井まりさんに、全国を回る大衆演劇ならではの特徴や、思い出深いエピソードについて教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 地域ではなく、年代によってお客さんの反応が変わる傾向がある
  • 休みの日は、その土地の名物を食べたり、名所を見に行ったりしている
  • お客さんとの距離が近く、コミュニケーションをとれるのも魅力の一つ

若者に人気のK-POPダンスを披露することも!?

――このお仕事では、全国各地を回ると聞きました。地域による違いなどはありますか?

実は、地方による違いはあまりないんです。強いて言うなら、方言と醤油の味でしょうか(笑)。方言で戸惑ったり、会話に困ったりすることはありませんが、「自分の地元と違うな」と思うことはよくありますね。あと関西弁のお芝居をする時は、大阪のお客さまの話し方を聞くことが、演技に生かされているかもしれません。

醤油は東では濃口で、西に行くほどうす口になっていきます。味付けに関東風、関西風があるのは知っていましたが、本当に違うんだなと身をもって実感しました。
 

――「地方ごとに客層が変わる」ということもないのですね。

そうですね。地方ごとというよりは、お客さまの世代によって好みが変わると感じます。例えば高校生くらいの若い人は、舞踊ショーでやる演目も流行のJ-POPが好きな方が多いですし、お年寄りの方は演歌や古典的な音楽を好む傾向があります。

特に最近は若いお客さまが増えていて、中には親子三世代で観にくる方もいますね。いろいろな演目があるので、高校生の皆さんにも十分楽しんでいただけると思います。
意外かもしれませんが、K-POPグループのダンスカバーをしたこともあるんですよ。PVを見て研究し、衣装も近づけました。

お客さまとの距離の近さは、大衆演劇ならでは

――休日はどのように過ごしていますか?

基本的には個人で好きに過ごしますが、私は先輩や仲間たちと遊びに行くことが多いですね。その土地の名物を食べたり、名所を見に行ったりします。ちなみに大衆演劇はほぼ毎日公演があるので、丸一日休みというのは、月に2回ほどある休演日だけです。


――普通の現代劇にはない、「大衆演劇ならでは」の文化があれば教えてください。

一座で衣食住を共にし、家族のように生活すること。そして舞台ではダンス、古典、楽器演奏などを幅広く披露することです。演奏する楽器には三味線や太鼓があります。私はまだ稽古を始めていないのですが、先輩から教えてもらってできるようになれば、そのうち舞台でやる機会があるかもしれません。

お客さまとの距離の近さも、大衆演劇ならではの魅力だと思います。大衆演劇では毎回終演後に「送り出し」があり、役者とお客さまが直接コミュニケーションをとれる時間があります。お話ししたり、一緒に写真を撮ったりして交流しています。

あとは、劇団員の誕生日にはケーキでお祝いしたり、その人の出番が少し増えたりと、イベント的なムードになりますね。

大事な役を演じた後に、先輩がかけてくれた言葉

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

入団してから2年目くらいで、お芝居の大事な役をもらった時のことです。本筋には絡まない若い娘役でしたが、当時自分が演じた中では、一番出番が多い役でした。緊張で棒読みにならないよう、しっかり抑揚を付けて台詞を言う練習をしました。

そして本番を終え、先輩から「頑張ったね、良かったよ」と声をかけてもらえたことが、一番の思い出となっています。多分先輩にとっては何気ない一言だったと思いますが、とてもうれしかった出来事です。


浅井さんのお話から、大衆演劇では幅広い世代のお客さんに楽しんでもらうため、いろいろな工夫をしているということが分かりました。全国には130以上の大衆演劇の劇団があると言われており、それぞれに特色があります。複数の劇団を観て、自分の好みにピッタリなところを探すのも良いかもしれませんね。
 

【profile】逢春座 劇団員 浅井まり
【取材協力】浜松総合企画株式会社

大衆演劇総合情報サイト「0481.JP」逢春座ページ:http://0481.jp/g/asaisyoujirou

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「旅芸人」
はこんな仕事です

一座で旅をしながら日本各地で大衆演劇(芝居・舞踊・歌謡ショーなど)を披露する仕事。劇団は座長の親族を中心とした平均十数名の団員で構成され、近年は20代・30代の座長の活躍も目立つ。活動の舞台は公共施設、健康ランド、ホテルなど。時代劇や日舞など日本独自の芸能がメインとなるため、海外に活躍の場を広げる芸人もいる。ファミリーを軸とした活動ならではの一体感や絆の深さがある一方、入団に関しては年齢・経験を問わず広く門戸を開いているケースが多い。見学や体験入門ができる劇団もある。

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