落雷でキノコがよく育つという伝説は本当なのか?

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落雷でキノコがよく育つという伝説は本当なのか?

2018.09.12

提供:マイナビ進学編集部

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落雷でキノコがよく育つという伝説は本当なのか?

落雷によって感電などの被害を受けることから、雷に対していいイメージを持っていない人も多いと思います。落雷による被害が発生する一方で「雷が落ちた場所ではキノコがよく育つ」という伝承があることをご存知ですか?

この記事をまとめると

  • 雷にまつわる「ある伝承」を実験した結果
  • キノコが雷で育つ理由
  • キノコ以外の植物も雷の影響を受けるのか?

落雷に関する伝承を実際に実験してみたところ驚きの結果が

「落雷した場所のキノコがよく育つ」というのは単なる言い伝えなのか? この伝承について、ある大学の先生が実際に科学の力で証明しています。キノコに対して人工的に発生させた稲妻を照射したところ、稲妻を照射しないキノコと比べて約2倍以上の収穫がありました。さまざまなキノコで実験が行われましたが、中でも収穫が増えたのはシイタケとナメコです。しかしなぜ雷の影響でキノコがよく育つのでしょうか?

雷はキノコにどんな影響を与えているのか

キノコが育つ以前に「雷が落ちればキノコが焼けてしまうのでは?」と思う人もいるでしょう。確かに落雷のパワーをそのまま直撃してしまうと、キノコそのものが焼失してしまいます。しかし「落雷した場所のキノコがよく育つ」ということを正確に説明すると「落雷によって地面に電気が伝わり、電気がキノコに到達することによって増殖する」ということなのです。

キノコには、キノコの傘の部分(子実体)と傘の部分を支える根の部分(菌糸)があります。特に根の部分にあたる菌糸は新しくキノコの傘の部分を作り出すことができます。菌糸に雷などの衝撃が走ると、一時的に菌糸の働きがストップしますが、その後は逆に非常に活発な活動をすることが分かっています。

なぜこのような現象が起きるのでしょうか?これについては現在のところ「キノコは落雷によって命が危険にさらされるので、危機を乗り越えるために菌糸の活動を活発化させ生き延びようとするためキノコが育ちやすくなっている。」と考えられています。

落雷はキノコ以外の植物にも影響を与えている

さらに落雷によって成長が促される・収穫が増加する農作物はキノコだけではありません。中でもカイワレダイコン・グラジオラスは人工的に発生させた稲妻によって発芽が早まることが証明され、また他の農作物においても同様の効果があるかどうかの実験が行われています。さらに一般の農家向けに、農作物の栽培を目的として弱い稲妻を発生させる装置が開発されています。この装置は乾電池で稲妻を発生させるしくみなので、以前よりもより身近に誰でも利用できるようになりました。
このように電気工学の力によって農産物の生産量を増やすことも可能なのです。電気の力をもっと知りたい人・興味がある人は、電気工学を学んでみてはいかがでしょうか?


【出典】
友信工機株式会社
http://yusing.com/product/agri_01.html
ナショナルジオグラフィック
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2552/
朝日新聞
http://www.asahi.com/special/dokonjou/TKY200910260204.html
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0901L_Q0A610C1000000/

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

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この記事で取り上げた
「電気工学」
はこんな学問です

電気をエネルギーとして捉え、発生などの性質を研究して応用に結び付ける学問。電磁界や電気回路、電気システムの理論を学び、これらの応用について研究を進める。電気エネルギーの発生や変換を研究して活用方法を考える領域や、超電導応用の領域、制御・計測についての領域もある。石炭、石油に代わる新しいエネルギー資源として、地球環境に関することなども学習、研究し、これからの社会を支える学問でもある。

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