日本の子どもの7人に1人が貧困って本当? 貧困について知ろう

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日本の子どもの7人に1人が貧困って本当? 貧困について知ろう

2018.10.01

提供:マイナビ進学編集部

日本の子どもの7人に1人が貧困って本当? 貧困について知ろう

カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した『万引き家族』という映画を知っていますか? そこで描かれているのは、貧困に陥った人々の姿です。しかしこれは映画の中だけの出来事ではありません。実は今、日本でも貧困が問題になっています。

この記事をまとめると

  • 日本では、子どもの7人に1人が相対的貧困
  • 貧困をなくすために、さまざまな国が対策を講じている
  • 日本でも子どもの貧困をなくすための取り組みが始まっている

映画『万引き家族』は他人事ではない!?

『万引き家族』は、万引きをしないと生活できない貧困層の家族を描いた物語です。皆さんはこの映画でテーマになっている貧困について、考えたことはありますか?

日本は豊かな国であると思っている人もいるかもしれませんが、実は日本全体の13.9%の子どもが「相対的貧困」というデータがあります。相対的貧困とは、最低限の暮らしは確保できているものの、平均的な生活水準と比較すると所得が少ない状態のことをいいます。

厚生労働省は3年ごとに国民生活基礎調査を行っており、これによると1985年に10.9%だった子どもの相対的貧困率は、上下を繰り返しつつも2015年の調査では13.9%まで上昇しました。つまり、今では子どもの7人に1人が相対的貧困ということが分かります。

子どもの相対的貧困と、各国の動き

日本の子どもの貧困率は先進国35カ国の中で8番目と、他の先進国と比べても高い水準にあります。相対的貧困にある家庭は、最低限の生活はできますが、子どもを進学させたり塾に通わせたりできず、学力に大きな差が出てしまうといいます。裕福な家庭と比べて、教育面で不利な状態になってしまうのです。

どうすれば、子どもの貧困や格差を無くしていけるのでしょうか。各国では国をあげて、この問題に取り組んでいます。アメリカではヘッドスタートプログラムという、所得が低い世帯の子どもに初期幼児教育を与えるプロジェクトがあります。またイギリスでは、「2020年までに子どもの貧困を撲滅する」と宣言して以降、さまざまな対策を打ち出し、約10年で貧困率を約3割減少させることに成功しています。

その他、スウェーデン・ドイツ・フランスなども、独自の政策でこの問題に取り組んでいるようです。

日本での対策と地域の動き

日本でも2013年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が成立しました。その後、児童扶養手当や公的年金を見直したり、学習が遅れがちな生徒への学習支援を行ったりと、さまざまな施策が行われています。

国の施策以外にも、無償で食事を子どもに提供する「子ども食堂」など地域で子どもを支援しようという動きも広がっています。また、勉強が遅れがちな子どもの学習を支援するボランティア活動の動きもあります。貧困問題は国や地域で協力して解決していく必要があるのです。

こうした問題について教育の面からサポートしたいという人は、保育・幼児教育への進路を選んでみてはいかがでしょうか。保育学や教育学などを学び、子どもの成長を促す教育者になれば、一人ひとり違う子どもたちの良き理解者になれるかもしれませんね。


【出典】
厚生労働省|平成28年 国民生活基礎調査の概況(6 貧困率の状況)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/index.html

「貧困による教育格差は幼少期から」日本初のデータでわかった学力・生活習慣格差
https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/18/poverty-2018-0319_a_23388934/

子ども格差の経済学: 「塾、習い事」に行ける子・行けない子(東洋経済新報社)
https://books.google.co.jp/books?id=J9IoDwAAQBAJ&pg=PT166&dq=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB+%E4%BD%8E%E6%89%80%E5%BE%97+%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwip3OnAvIDcAhUBjZQKHYE0AbQQ6AEINDAC#v=onepage&q=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%20%E4%BD%8E%E6%89%80%E5%BE%97%20%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88&f=false

内閣府|『諸外国における子供の貧困対策に関する調査研究』報告書
http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/chousa/h27_gaikoku/index.html

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン|「子どもの貧困」対策先進国での取り組みとは?~イギリス編~
https://cfc.or.jp/archives/column/2016/06/07/15849/

文部科学省|子供の貧困対策の推進に関する取組
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kodomo-hinkontaisaku/1369104.htm

こども食堂ネットワーク
http://kodomoshokudou-network.com/

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

「教育・保育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保育・幼児教育」
はこんな学問です

児童・幼児の発達・発育を促す保育者、教育者としての知識と技能を専門的に学ぶ。主に保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格取得をめざすことが目的。保育学や心理学、教育学、保健・体育学などの理論と、教育・保育実習を通して身に付けられる実践力のどちらも大切な学問である。教育系の学校のほか、健康・体育系の一部の学校でも学ぶことができる。実習は、学校附属の幼稚園、保育園などで行われるケースが多い。

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