世界から見ると、日本の年末年始は不思議らしい!

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世界から見ると、日本の年末年始は不思議らしい!

2018.09.25

提供:マイナビ進学編集部

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世界から見ると、日本の年末年始は不思議らしい!

冬休みは年末年始のいろいろなイベントがあってワクワクしますよね。でも、クリスマスを祝って、お寺で除夜の鐘を聴いて、年が明けたら神社に初詣……というバラエティ豊かな過ごし方は、実は世界的に見るととっても珍しいことなのです。

この記事をまとめると

  • あらゆるものを神様とする日本人は、さまざまな宗教を受け入れてきた
  • 世界にはただ一人の神様を強く信じる人々もたくさんいる
  • 異なる宗教を尊重し合うことが大切

八百万の神々を敬う、宗教に寛容な日本人

年末年始、多くの日本人はキリスト教のイベントであるクリスマスを祝い、仏教の寺にも神道の神社にも行きます。この現象には、日本人が古来信仰してきた宗教「神道」が関係しています。神道には山や植物、海や川、食べ物など、自然から身近な物まであらゆるものに八百万(やおよろず)の神が宿るという考えがあります。八百万とは「数えきれないほど多い」という意味です。

どんな神様でも敬うべきと考えた日本人は、後からやってきた仏教やキリスト教も受け入れました。「あらゆるものが神様」という考えなので、神様が増える分には問題なかったようです。また、さまざまな神様をフラットに信仰しているので、多くの日本人は特定の宗派に属さないスタンスで、無宗教と答える人もいるのです。

宗教に寛容な日本人の気質が、「クリスマス⇒除夜の鐘⇒初詣」と3つの宗教が共存する、興味深い年末年始の風景を生み出しました。

唯一絶対の神を信じる一神教の人々

世界に目を向けると、日本とは異なる多種多彩な宗教の世界が広がっています。代表的なのはキリスト教やイスラム教。絶対的な力を持つただ一人の神様を信奉する「一神教」といわれる宗教で、数多くの神様を敬う神道のような「多神教」とは真逆の姿勢です。

一神教信者たちの神様への思いは、日本人には少し想像しにくい強さがあります。寺に生まれ、キリスト教の教育を受けて育ったある日本人僧侶が、敬虔なカトリックの国・アイルランドで自らの生い立ちを話すと、「アイルランドでそんなことをやったら殺されても文句は言えない」と血相を変えて言われたことがあるそうです。

クリスマスは、こういった強い思いが込められたキリスト教のイベントの一つなので、キリスト教徒からすると、日本人がクリスマスを祝福することは実は驚くべきことなのです。

宗教はみんな違ってみんな良い

日本人の多くは、唯一神を熱心に信仰することに抵抗があるようです。それは、1990年代にカルト教団が起こした事件など、唯一神を妄信したがために起きた数々の問題を思い起こすからといわれています。

また、近年世界で頻発している過激なイスラム教徒によるテロのイメージで、イスラム教徒の人々を「怖い」と思っている人もいます。過激な行動をとるイスラム教徒はごく一部なのですが、宗教への無知がこのような誤解を生んでしまっています。こうした他の宗教への不信感や、神への姿勢の違いなど、世界史上、宗教間で多くの溝が無数の戦争を生み、現在でも宗教同士の争いが連日ニュースで報道されています。

しかし、それぞれの教義は異なっても、多くの宗教は「人々の生活に安心感をもたらす」という点で同じです。世界には多彩な文化や伝統があるので、安心感を得る方法はたくさんあります。教義を守ることは確かに大切ですが、異なる宗教を信じる者同士で認め合い、仲良くすることはもっと大事なのです。

日本も含め、世界中の宗教の教義や歴史などを学べるのが「宗教学」です。宗教を学ぶと、さまざまな神様を受け入れる人がいて、一人の神様を大切にする人もいるというこの世界の奥深さが感じられ、幅広い視野が得られるでしょう。

【出典】
10MTVオピニオン|なぜ日本人は「無宗教」なのか?
http://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=1064

HUFFPOST|池上彰さん「日本人はイスラム教徒をより理解してほしい」 増田ユリヤさんと宗教を読み解く本を出版
https://www.huffingtonpost.jp/2015/06/17/akira-ikegami-interview_n_7601072.html

logmi|「クリスマスと正月が同居する日本」に世界の宗教家が注目! 寛容の精神に見る、宗教の本質とは
https://logmi.jp/34073

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「宗教学」
はこんな学問です

実は、欧米の大学でも19世紀末に初めて開講された比較的、歴史の浅い学問である。それまでは、あくまでもキリスト教の神学だけが学問の対象とされてきた。そのタブーを破り神学から独立してできたのが宗教学だった。世界の三大宗教といわれるキリスト教、仏教、イスラム教をはじめ、日本の民間信仰、世界各地の民族宗教、前世紀から今世紀にかけて急成長した新宗教まで、時間・空間を超えて広く宗教に関わる事象を研究対象とする。

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