海外のトイレにはあれがない!? 国ごとに違う、音に対する感覚とは?

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海外のトイレにはあれがない!? 国ごとに違う、音に対する感覚とは?

2018.09.18

提供:マイナビ進学編集部

海外のトイレにはあれがない!? 国ごとに違う、音に対する感覚とは?

トイレに入っている時の音が気になる……。そんな時、トイレにある音消し機能はうれしいものですよね。しかし、トイレにこのような機能がついているのは、世界でも日本だけなのだとか。なぜ日本人だけが、トイレの音を気にするのでしょうか? 音に対する感覚について、日本と海外での違いをみてみましょう。

この記事をまとめると

  • トイレ使用時の音を気にするのは、日本独自の文化だった
  • 日本人と外国人では、音に対する感覚が違うらしい
  • 国ごとに感覚の違いがあることを理解すると、新たな発見が見つかるかも

女子トイレにある音消し機能は、日本だけの文化?

皆さんは、学校や駅のトイレについている音消し機能を使っていますか? 日本の多くの女性の間には、以前からトイレ中の音を周りに聞かれたくないという思いがあり、トイレ中の音消しとして水を2~3度流す習慣がありました。この水の無駄遣いを減らすため、トイレメーカーのTOTO株式会社は1988年に「音姫」という音消し装置を発売しました。

こういったトイレの音に対する女性の悩みは、昔からあったようです。歴史をさかのぼると、江戸時代の音消し壺(つぼ)というものに行き着きます。江戸時代、身分の高い女性が厠(現在のトイレ)に入ると、お付きの人が音消し壺の栓を抜き、ちょろちょろと水が流れる音で排泄音を隠していたそうです。

このようにトイレの音は日本の女性にとっては、昔からデリケートな問題です。しかし、これは日本人独特の感覚なのだとか。日本を訪れる外国人観光客からすると、音消し機能の存在は不思議に感じることすらあるそうです。

こんなに違う、日本と海外の音に対する感覚

日本人がトイレ中の音を恥ずかしいと思う一方、外国人はただの物理音と感じるそうです。日本では当たり前の「音姫」も、海外では需要がなく、日本のみで販売されているといいます。

同じ音に対して感じ方が違うのは、音への感覚が日本人と外国人では異なるからと考えられます。日本人は昔から鹿威(ししおどし)や小川のせせらぎに風情を感じたり、「無音」や「静寂」も音として捉えたりするため、音に敏感だといわれています。

逆に、日本人には気にならないのに、外国人にとっては気になる音もあります。例えば夏の風物詩でもあるセミの鳴き声は、海外の人から言わせると「耳栓がほしいレベル」の騒音と感じることも多いのだそうです。

文化の違いは、音だけでなくいろいろなところに表れる

トイレ中の音が気になるのに虫の声は許せるという日本人は、「音」そのものよりも、「何の音なのか」ということに思いを巡らせるのかもしれませんね。

無音や静寂も音と捉える日本人は、世界的に見ても独特で繊細な音感覚を持っているといわれています。日本文化の代表である漫画にも、多種多様なオノマトペ(擬音語や擬態語のこと)が使われます。静寂の場面に描かれる「しーん」や、ショックを受けたときの「ガーン」という表現は、実際は音がないのに描かれるため、外国人の目からは不思議に映るのでしょう。

このように国が違えばものの感じ方も違うことを理解してみると、いろいろな発見があるかもしれません。例えば、日本では必要がないと思われる意外なものが、海外では重宝されているかも。もし日本文化だけでなく、異文化と比較しながら相互理解のための方法を学びたいと感じたのであれば、比較文化学に進んでみてはいかがでしょうか。外国語だけでなく、お互いの歴史やライフスタイルなどを学ぶことができるので、興味のある人は進路の選択肢にしてみてくださいね。


【出典】
TOTO株式会社|進化した「音姫」で節水と快適なトイレタイムをお約束。
https://jp.toto.com/greenchallenge/technology/story/07/

TOTOエコカフェ|“音消し壺”って何?
https://jp.toto.com/greenchallenge/ecocafe/post02/

Exciteニュース|「音姫」から知る日本人のトイレのこだわり
https://www.excite.co.jp/News/bit/00091141883411.html

HARBOR BUSINESS Online|外国人はトイレの音消しを「おもてなし音楽」と思っている!? お国で違う「音への感覚」
https://hbol.jp/167455/

ジープラスメディア|日本は音であふれてる!?日本に初めてきた外国人が気づく8つの音
https://gplusmedia.com/ja/press-room/inbound-blog-17-12-08/

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「比較文化学」
はこんな学問です

グローバル化する世界に対応するため、国や民族ごとに異なる文化を比較しながら、相互に理解し合えるような基盤づくりをめざす学問。比較研究する文化の内容としては、歴史、言葉、芸術、ライフスタイルなどがある。また、他国や多民族の文化を比較研究するには自国の文化を深く知らなければならない。したがって、日本文化についても理解を掘り下げていく。それと同時に、相互理解を図るのに欠かせない外国語の習得など、言語運用能力も磨いていく。

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