【2018年高校総体】サッカー 船橋市立船橋高等学校 監督インタビュー

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【2018年高校総体】サッカー 船橋市立船橋高等学校 監督インタビュー

2018.07.10

提供:マイナビ進学編集部

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【2018年高校総体】サッカー 船橋市立船橋高等学校 監督インタビュー

実力派揃いの選手たちを束ねる、市立船橋サッカー部監督・朝岡隆蔵先生。今年で監督就任8年目を迎え、数々の大会で華々しい結果を出しながら、多くのプロ選手を排出してきた名物監督でもあります。高校教師でもあり、サッカーだけでなく選手の生活面でもキメ細かな指導を行う朝岡監督は、強豪校監督としてどのような思いで選手たちに対峙していのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 目標を持って生きることや達成する力を身につけてほしい
  • 今年のチームは個性派揃い。スペシャルチームになる可能性も!
  • 伸びる子は眼力が違う。言われる前にやる自立心や素直に聞く力もある

強みを伸ばすだけでなく、弱みを平均値まで上げることも僕らの役割

Q1.部活を通して選手に学んでほしいことは何ですか?

本校にはプロになりたい子や、全国優勝したいという子が集まってきますが、そういう子たちにもサッカーだけでなく「生涯を通じて目標を持って生きてほしい」と思っています。サッカーというスポーツを通じて、目標を達成する方法やアプローチを学んでほしいんです。僕ら監督やコーチたちは「市立船橋サッカー部を日本一にする」という目標を持ってはいますが、選手たちが将来サッカーから離れたとしても、目標達成や夢を実現する力を身につけられるようにと考えて日々指導しています。
日々の練習やミーティングでは技術的なことも指導しますが、そのなかで精神性に触れる部分が結構あります。彼らの目標がサッカーでなくなったときでも、ここで学んだ「何か」が役立つようにしたい。僕自身もこの学校で選手として在籍していたときに、それを学びましたから。


Q2.今年のチームに期待していることは何ですか?

今年のチームは個性が強くて、特長のある選手が多く集まっています。強い個性の集合体というのはスペシャルチームになる可能性を秘めているものです。現時点で突出した選手は多くありませんが、誰が試合に出てもそれぞれの武器を生かした試合になって、見ていても面白いです。

チームというのは不思議で、強い選手とうまい選手だけで11人を構成すれば勝てるという訳ではありません。守備職人がいて、スピードや高さのある選手がいて、人が嫌がることを地道にやる子がいて……そういった個性がパズルのように組み合わさって、強いチームができあがる。
僕たち指導者は、その強みを伸ばしたいと考えていますが、同時に弱みを平均値まで上げることもしなければいけません。本校に来る子たちはどこか弱い部分、強化すべき部分がある。弱点の平均値をどう上げて行くか、バランスを整えながらいかに個性が光る選手に育てるか、それは我々の課題でもあります。自分の強みに気づくには「自己理解」を深めることも必要ですし、面談やミーティングを通して選手自分が何をしたいのかを気づかせ理解させて、体現できる選手に育てたいと思っています。


Q3.これまでで印象に残っている生徒はいますか?

コーチ時代も含めトータルで11年間になりますが、パッと思い浮かぶ子は4人います。
彼らは非常に自立していて、僕が言わんとしていることを「1伝えたら10理解する」という賢さや聡(さと)さがありました。こういう子には「チームを頼むな」とお願いするだけ。指導せずとも独りでグングン伸びていきましたね。アンテナが高く、こちらが指示しなくても全て先を読んでやる。
この4人中3人はキャプテンで、ほとんどがプロに入って日本代表にもなっています。ちなみに勉強もよくできて、優秀でしたよ。僕を信頼してもらっていることも伝わってきました。普通は高校生でサッカーがそれなりにうまいとなったら、プライドや反発心もあって指導者の言うことなんて聞かないこともありますが、この4人は真っ白で純粋で素直でした。でもその素直さがあるから、プロに行っても伸びるんですよね。この4人には今でも自分は「敵わない」と思います。

伸びる子は目を見ればわかる!

Q4.「この選手は伸びる」など感じるポイントはありますか?

うーん……眼力ですかね。芯があるというか、オーラがあるというか。
逆に「この子は伸びないな」と感じるのは、散漫な子です。監督の前でしかきちんとやっていないとか、あれこれと落ち着きがない子ですね。

先ほどの話とも重複しますが、伸びる選手というのは「自分が何をすべきか」を教えられる前に知っているような気がします。指導への反応やプレーの修正方法など、驚くほど早いスピードで理解します。叱られたり注意されることは誰でも嫌ですから、どうしても感情で聞いてしまったり、自己中心的な自分の考えが先行してしまうものですが、伸びる選手はそれを受け止めて吸収します。しかも理解できないときは、わざわざ意味を聞きに来る。そうやって指導者とも対等にコミュニケーションが取れる、会話ができる選手は伸びしろがあります。普通の高校生だったら指導者の前では大人しいですし、「はい」しか言えない選手がほとんど。こんな恐ろしい風貌の私の元に、よく聞きに来れるなぁと(笑)……それだけ素直で純粋なんでしょうね。


Q5.全国総体への意気込みを教えてください。

選手たちに同じ質問をしたら、恐らく「優勝が目標」と言うでしょうね。私も結果として優勝できるといいとは思いますが、結果のために「選手の成長」を犠牲にするような大会にはしたくありません。1試合1試合を、次につなげられるような、気づきやチャレンジのある、課題を克服していくような試合にしたいと思います。そのためにも1試合で終わるのではなく、最低でも3〜4試合は勝ちたいですね。
スポーツで「敗北」が良い意味で使われることは稀ですが、負けることが貴重な経験になり大きな糧なることもあります。
目標設定が高い選手は、驚くほど力がつき伸びます。選手たちには自分に厳しく自立して自己研鑽(じこけんさん)し、高校総体に臨んでほしいと思います。


「選手に何か言うときは、オブラートにも包まず思ったことを直球で投げる」と豪快に笑った朝岡監督。しかし選手たちから挙がった「心に残った一言」は、すべて朝岡監督から受け取ったものでした。監督の熱い思いと愛情は、その熱量を変えずに選手たちの心に真っ直ぐ届いているようです。サッカー高校総体では、千葉県代表の市立船橋高校に大注目です!

【profile】
船橋市立船橋高等学校サッカー部 朝岡隆蔵監督

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