【シゴトを知ろう】気象予報士 編

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【シゴトを知ろう】気象予報士 編

2018.07.09

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】気象予報士 編

私たちの生活に欠かせない、天気の情報。専門的な知識で分析し、その結果を分かりやすい言葉で伝えてくれるのが気象予報士です。今回は、テレビ静岡やYahoo!天気動画で活躍中の気象予報士で株式会社ウェザーマップの片山美紀さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 気象予報士の仕事は、時に人命に関わることがある
  • 情報を伝えるときは、正確さと分かりやすさの両立が必須
  • 気象予報士は好奇心旺盛で自分の引き出しをたくさん作れる人が向いている

やりがい・充実感を得られると同時に、大きな責任も伴う仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
気象予報士は、気象庁から提供される各地の観測データ・気象レーダー・アメダスなど各情報を分析した上で、天気や気温・降水確率などを予測するのが仕事です。「お天気キャスター=気象予報士」というイメージを持たれている方も少なくないかと思いますが、まず分析・予想をした後、そのデータをどこに提供・発信するかは、所属先などで変わってきます。
また、気象庁からのデータと併せて、提供・発信するエリアの地形など諸々の特性も加味して予測をしたり、お天気キャスターの場合はコメントも考える必要がありますね。

<一日のスケジュール>
11:30 出社 
11:45 打ち合わせ きょうの天気コーナーの内容をディレクターと話し合う。
基本的には気象予報士から天気の概況を説明し、取り扱う内容を提案する。
12:00 天気図の解析、天気コーナーの台本を作成、放送で使う画柄の準備
13:00 昼休み
13:45~14:15 ヘアメイク
16:30 リハーサル
17:30 情報番組 『てっぺん!』(テレビ静岡)に出演
18:30 ニュース番組『プライムニュースしずおか』(テレビ静岡)に出演
19:00 反省会後、退社 


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
自分の伝えた天気予報が役に立ったとご意見をいただいたときに、とてもやりがいを感じます。また、視聴者の方から、「いつも楽しみに見ています!」と声をかけていただけるのは何よりもうれしいです。誰でもすぐにスマホで天気予報を確認できる今の時代に、あえてテレビで自分の天気予報を見てもらっている貴重な時間を、できるだけ楽しいものにして、見て・聞いて得をしたと思ってもらえるようにしたいです。

そのために、お天気マークを見ただけでは分からない「予報の幅」を伝えられるように、放送に臨んでいます。

また、大勢のスタッフで一つの番組を作り上げるのは、毎日文化祭をしているようで楽しいです。取り扱う情報も天気も、昨日と同じ内容は一切なく、常に新しいことに挑戦できるワクワク感を楽しんでいます。先月から、視聴者の天気についての疑問に答えるコーナーを作りましたが、その疑問が思いがけないものが多く、どのように工夫して答えようか考えることも楽しいですね。 


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
自分の伝えた情報によって聞いた人の行動を変えてしまう場合もあることは、やりがいとともに、責任感や怖さを感じています。気象予報士の仕事は、時に人の命に関わることもあります。例えば災害時は自分の伝えた情報によって、今避難すべきかどうか考えることもあるかと思います。

ですから常に空を見上げて勉強を欠かさず、時代の変化とともに変わる気象災害のリスクを捉えることが大事だと思います。

また、テレビで情報を伝えるときは、正確さと分かりやすさを両立させないといけないことが大変ですね。情報は、きちんと伝わってこそ初めてその価値が発生するので、難しいことを分かりやすく、興味をもってもらえるようにしないといけません。今、どんな情報がもっとも大事かを考え、まとめる力が求められます。

アナウンサー時代に「気象予報士」になる夢が見つかった

Q4. どのようなきっかけ・経緯で気象予報士の仕事に就きましたか?
 
大学を卒業後、地方の放送局でアナウンサーとして働いていました。地域で活躍するさまざまな分野の方を取材するうちに、自分自身も何かの専門分野を持ちたいという思いが強くなりました。

そんなとき、同じ局で働く気象予報士の方に天気の面白さを教えてもらったんです。彼女は、時に優しく時に厳しい、地域の方に信頼される方でした。私はアナウンサーとして事件や事故などで命を落とす人のニュースを伝えていましたが、その方に出会ってからは「気象災害で命を落とす人をなくしたい」と思うようになり、気象予報士を目指しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では文系学部に進み、教育学を学びました。大学時代に勉強したことと今の仕事とは直接つながっていませんが、膨大な情報からポイントをつかみ取り、分かりやすくまとめる力が身に付き、今も役立っています。インターンシップやサークル活動など興味のあることには何でも挑戦してきました。考え方の違う多くの人との出会いは、貴重な財産となりましたね。 


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生のときから、漠然と放送局で働きたいという夢を抱いていたので、現在の仕事ともつながっています。しかし、気象予報士になっているとは全く想像がつかなかったですね。

高校生の段階で夢を持つことは素晴らしいことですが、きっと、まだまだ知らない仕事がたくさんあると思います。また、夢は一つに絞る必要もなく、大きくても小さくてもたくさんの夢を持った方がいいですよ。
私の好きな言葉に、「夢は叶え続けることが大事」という言葉があります。志望大学への合格も、憧れの仕事に就くことも、叶えることがゴールではありません。その先、何をしたいのかを考えながら、たくさんの夢を膨らませていってください。

失敗を次に生かし、あまりくよくよと引きずらない

Q7. どういう人が気象予報士に向いていると思いますか?
 
体力があり、失敗してもくよくよせず、それを次に生かせる人が向いていると思います。テレビに出るお天気キャスターは見てくれている方に天気の面白さを伝える役割もあるため、いつも元気な笑顔を届けることが大事だと思います。失敗をきちんと次へと生かし、あまりくよくよと引きずらない割り切りも必要です。また、自分の考えを言葉で伝える仕事なので、いろいろなことに興味を持ち、好奇心旺盛で自分の考えを広げるための引き出しをたくさん作れる人が向いていると思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
高校生のうちは、何がどのように将来に役立つのか、誰にも分からないと思います。勉強でも部活動でも、そして趣味であっても、今の自分が興味のあることを一生懸命楽しんでください。自分のやりたいと思ったことに挑戦し、悔いのない高校生活を送ってくださいね!


アナウンサーという高校生のときから抱いていた夢を実現しながらも、アナウンサー時代に気象予報士という新たな夢を見つけ、それを叶えた片山さん。「夢は叶え続けることが大事」という言葉を大切にしながら、これまで何事にも前向きにチャレンジしてきた片山さんの姿勢が印象的でした。高校生の皆さんも今抱いている夢の先に、想像もつかない未来が待っているかもしれませんね。

【profile】株式会社ウェザーマップ 気象予報士 片山美紀
https://www.weathermap.co.jp/

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「気象予報士」
はこんな仕事です

多岐にわたる気象観測のデータを基に、天気を予測する仕事。テレビやラジオなどの放送局に所属し、気象キャスターとして活躍したり、民間の気象会社に入社して天気予報を発信したりする。お天気だけでなく台風などによる災害が予測される場合は、具体的な避難の目安を説明することも重要な仕事。農業や漁業は特に天気に左右されることが多いため、正確な予報が求められている。例えば、スーパーでは天気予報が生鮮食品の仕入れ量を決める指針になるなど、さまざまな分野で気象予報は必要とされている。

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