今使っている扇風機。羽根の数はいくつ?

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今使っている扇風機。羽根の数はいくつ?

2018.07.24

提供:マイナビ進学編集部

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今使っている扇風機。羽根の数はいくつ?

あなたが今使っている扇風機の羽根は何枚ですか? 3枚、5枚またはそれ以上という答えが返ってくることもあれば、羽根なんてないよ!という人もいるかもしれません。ところで同じ扇風機でありながらどうしてこれだけ羽根の数に差があるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 扇風機の羽根の数は時代とともに増える傾向に
  • 最近は羽根のない扇風機も登場している
  • より安全・省エネの可能な扇風機を目指す

時代とともに増える扇風機の羽根

日本で扇風機が登場したのは明治時代の終わり頃です。さらに日本国内で本格的に生産が始まった1918年の扇風機の羽根は4枚、しかも羽根の部分もすべて金属製という重い扇風機でした。

昭和に入ると扇風機の改良が進みます。戦後に一般向けの扇風機の販売が始まると、これまで黒一色だった扇風機がカラフルに、さらに羽根がプラスチックになりました。また羽根が透明になることで感覚的に涼しさが得られるように。その後はスイッチ・リモコン・首振り・手が触れると停止するガード機能・タイマー機能などが続々と便利な機能が追加されていきます。

また、扇風機の風は自然の風と比べると心地良いとは言い難い部分がありました。これは自然の風が面で進むのに対して、扇風機の風には渦があり均一ではないからです。そこで、この渦をなくすためにメーカー各社は試行錯誤し、羽根を増やす、流線形にするなどの工夫がなされるようになりました。

その結果、これまで4枚だった羽根が5枚に増え、その後7枚羽根の扇風機も登場しました。さらにこれまで扇風機は外側の先端だけで風が造られる構造でしたが、自然で滑らかな風を作り出すために羽根全体で風を作り出す構造に変化していきます。現在もなお、より自然の風に近づけるための研究が重ねられており、多数の羽根を持つ心地良い風・静かな風音の扇風機が次々と登場しています。

羽根のない扇風機がこれまでの扇風機と異なる点

扇風機の羽根の数が増えたのは、扇風機の風質に高い品質が求められるようになったからです。特に体の弱いお年寄りや小さな子どもなどに対してより優しい風、静かな風が求められるようになったという背景もあります。

一方で、人間に優しい風を作り出すために羽根をなくした扇風機も登場しています。見た目は羽根がありませんが、本体の中に羽根が存在しています。この本体の羽根によって周囲の空気を均一的に取り込み、風を送り出すしくみとなっています。これまでの扇風機の羽根は風を作り出すものであるのに対し、こちらは周辺の空気を集めるための羽根なのです。また扇風機のモーターの運転音・振動音を低減させる技術も搭載され、より人間と環境に対してやさしい扇風機となっています。羽根がないことでお手入れも楽になり、小さな子どもがいても安心して使用できる点もメリットです。

扇風機の安全・省エネのさらなる追求は続く

これまではただ単に風を作り出す機器として造られた扇風機も、振動・省エネ・安全性、そして人体にやさしく、より自然に近い風を作り出す機器に進化しています。扇風機の羽根が4枚に始まり、ついには羽根の数がゼロになってしまったのもこういったこだわりを追求した結果でもあるのです。

このように生活を豊かにするためにその原理を知り、新たな機械を生み出す学問が「機械工学」です。もっと自然に近い風を作り出したい、人や環境に優しい扇風機を開発したいなど興味を持ったら、機械工学の分野へ進んでみてはいかがでしょうか?

【出典】
バルミューダ
https://www.balmuda.com/jp/greenfan/story
ダイソン
https://www.dyson.co.jp/fans-and-heaters/new-fans.aspx
Panasonic(よくある質問)
http://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/15056/~/%E3%80%90%E6%89%87%E9%A2%A8%E6%A9%9F%E3%80%915%E6%9E%9A%E7%BE%BD%E6%A0%B9%E3%81%A87%E6%9E%9A%E7%BE%BD%E6%A0%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
日本電気工業会
https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/senpu-ki/rekishi.html

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「機械工学」
はこんな学問です

生活と産業に使われる機械類の仕組みを研究し、新しい機械を創造するための学問。目的に適した原理を力学的に研究する「設計工学」のほか、機械の安全・安定性を研究する「計測・制御工学」、空気や水の中で働く力について研究する「流体力学」、材料加工をテーマに研究する「加工工学」「材料工学」など研究分野はさまざま。このほかにも「精密工学」「熱力学」など、一言に機械工学といっても、その研究範囲は多岐にわたっている。

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