【高校生に聞く】「マイプロジェクト」に参加して得た、考え方や行動力

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【高校生に聞く】「マイプロジェクト」に参加して得た、考え方や行動力

2018.06.22

提供:マイナビ進学編集部

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【高校生に聞く】「マイプロジェクト」に参加して得た、考え方や行動力

「生き抜く力を、子ども・若者へ」を理念に活動している教育NPO法人、カタリバ。
子どもたちの教育を支援するこの団体では、高校生が社会の課題を発見し解決することをサポートする「マイプロジェクト」というプログラムを実施しています。

今回は、その中でも神奈川県川崎市をフィールドにしている、「川崎ワカモノ未来PROJECT」で活動に取り組む高校2年生の森田彩日(あやか)さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 自分の興味と地域の課題を組み合わせてプロジェクトを立ち上げた
  • 活動を通して、他の学校の生徒や年上の人と関わる機会が増えた
  • マイプロジェクトに参加することで、積極的に行動できるようになった

街づくりへの興味が、地域の課題を知るきっかけに

――森田さんはマイプロジェクトをどのように知って、参加を決めましたか?

私は高校1年生の10月ごろに、学校に貼ってあった「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下・カワプロ)のポスターを見て、この活動を知りました。もともと課外活動や街づくりに興味があったので、そのポスターの「川崎の街づくりについて一緒に考えよう」という一文に惹かれて参加を決めました。


――それでは、森田さんが立ち上げたプロジェクトについて教えてください。

「スマイルフェスティバル〜川崎ドリンクスタンド〜」というプロジェクトです。梨や梅干しなど、川崎市の特産品を使ったドリンクを販売して、それで得た利益を川崎市の貧困家庭の子どもたちの支援に充てるというものです。


――どういった経緯でこのプロジェクトが生まれたのですか?

まず去年の11月に「ヒラメキLab」というカワプロの最初の集まりがあり、参加者同士がアイデア出しを行う中で、今のプロジェクトの原型ができました。

初めはなかなか意見を出せなかったのですが、スタッフの大学生の方が「好きなこと、やりたいことや今興味があることを自由に言っていいよ」と声をかけてくれて、学校の英語の授業で知った「レモネードスタンド」という運動(*1)、中学時代に経験したフェアトレード商品の販売、そして実行委員として関わっている学校の文化祭と、自分が興味を持っている事柄を3つ挙げました。まずはそれらを組み合わせて、「文化祭でレモネードスタンドの出店とフェアトレード商品の販売をする」というテーマを立てたんです。

でも、そのあと一緒に参加していたメンバーとプロジェクトについて電話で話すうちに、自分が住む川崎市には「貧困家庭と一般家庭の格差が大きい」という課題があることが分かりました。

当初考えていたレモネードスタンドは、小児がんの子どもたちを支援するものでしたが、この川崎市の課題を知って「まずは身近な人々の笑顔につながるプロジェクトにしよう」と思い、「スマイルフェスティバル〜川崎ドリンクスタンド〜」という現在の形になりました。

(*1)レモネードスタンド……アメリカで小児がんと闘う女の子が始めた、小児がん治療研究支援のレモネードスタンド。レモネードの利益は治療のために寄付される。

カワプロに参加して、人とのつながりが広がった

森田さんは地域の情報収集やカワプロの集まりなどを通して、発表の準備を進めていった

森田さんは地域の情報収集やカワプロの集まりなどを通して、発表の準備を進めていった

――今年の2月にはカワプロのプレゼンテーション大会があったとのことですが、発表の準備はどのように行いましたか?

プレゼンテーション大会では、各参加者がこれまでのプロジェクトの行動や活動成果、今後の取り組みについて発表を行います。私は川崎市のWebサイトを見たり、友達に「川崎市のイメージはどんな感じ?」と意見を聞いたりして地域の情報を集めました。あとは学校にボランティア活動を行っている団体があるので、その担当の先生にも支援についてお話を伺いました。

そしてパワーポイント(*2)やスケッチブックに考えをまとめて、発表の資料を作成しました。準備期間中も週に1回ほどカワプロの集まりがあり、スタッフの方々から発表のアドバイスをもらいながら発表の練習をしましたね。

(*2)パワーポイント……プレゼンテーション用のソフト。


――実際の発表はどうでしたか?

発表は市役所で行われ、以前カワプロに参加していた先輩や川崎市の副市長さんなど、さまざまな方が審査員として発表を聞いてくださりました。私が発表の最後に「協力してください」と呼びかけところ、それを受けて川崎市の農家さんとつながりがある審査員の方が声をかけてくださり、今も連絡を取らせていただいています。

このとき私のプロジェクトは「川崎市賞」を受賞し、より多くの高校生が集まる東京大会でもプレゼンテーションを行いました。


――今は、プロジェクト実行に向けてどのような準備をしていますか?

まずは支援先をちゃんと決めようと思っています。今考えているのは子ども食堂(*3)です。つい最近、家のすぐ近くにある食堂の方にお話を伺ったところ、「ぜひ一度来てほしい」と言っていただけました。子どもへの支援を詳しく知るためにも、近々友達と一緒に行こうと思っています。

あとは出店する場所も決めたいですね。もともと今年9月にある文化祭に出店しようと思っていたので、先生に企画書を出して、学校のボランティア団体の方と協力して実行できないかと相談しています。一緒にカワプロに参加していた子はもちろん、学校にも興味を持って協力してくれる友達がいるので、いろいろな人と話しながらプロジェクト実現を目指して進めているところです。

(*3)子ども食堂……地域住民や自治体が主体となって、無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場。

学校での学びを、「自分のやりたいこと」につなげる機会

森田さん(右)は、双子のお姉さんと共にカワプロに参加している

森田さん(右)は、双子のお姉さんと共にカワプロに参加している

――カワプロに参加して楽しかったことややりがいを感じたことを教えてください。

人とのつながりが広がったことです。カワプロに参加することで、他の学校の子や年上の人と関わる機会や友達の数も増えました。あとは、自分が住んでいる地域について深く知れたこと。今までは調べたこともなかったので、とても新鮮ですね。

そして大人にもどんどん意見を言っていく仲間たちから影響を受け、以前より積極的に話せるようになったと思います。こうして得た力は、文化祭実行委員長の選挙に立候補した時の演説などにも生かされ、日々の学校生活にもつながっている実感があります。


――今後のプロジェクトや学校生活での抱負を教えてください。

まずはこの「スマイルフェスティバル〜川崎ドリンクスタンド〜」プロジェクトを、高校2年生のうちに実行できたらいいなと思っています。そして文化祭実行委員長としても、今年の文化祭では新しいことに取り組んでみようと計画を立てているので、そちらも成功させたいです。


――マイプロジェクトへの参加を考えている高校生に向けてアドバイスをお願いします。

普段学校で習うことややるべきことはたくさんありますが、それらを「将来やりたいこと」につなげたり、「人のためにこうしたい」と考えたりすることは少ないのではないでしょうか。でもマイプロジェクトに参加すると、活動を通してそういうことを考える機会が格段に増え、将来、社会に出る上ですごくいい訓練になっていると思います。

今年もカワプロは開催される予定なので、川崎市の人はぜひ参加してほしいです!


――ありがとうございました。

「自分が興味を持っていたこと」と「地域の人々のためになること」、この2つを組み合わせてプロジェクトを立ち上げた森田さん。初めは「高校生にそんな大きなことができるわけない」と思っていたそうですが、共に活動する仲間から刺激を受けプロジェクトに取り組み、自分の可能性を大きく広げています。「新しいことにチャレンジしたい」「人のためになることがしたい」という人は、ぜひマイプロジェクトに参加して、自分にできることを考えてみてはいかがでしょうか。

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【取材協力】
認定NPO法人カタリバ
https://www.katariba.or.jp/

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