知的障がいのある人たちと一緒にスポーツをするボランティアがある!

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知的障がいのある人たちと一緒にスポーツをするボランティアがある!

2018.06.19

提供:マイナビ進学編集部

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知的障がいのある人たちと一緒にスポーツをするボランティアがある!

4年に1度行われるスポーツの祭典はいろいろありますが、知的障がいのある人たちが参加する「スペシャルオリンピックス」もその一つです。陸上競技や水泳、アルペンスキーやスケートなど、夏季、冬季に分けてさまざまな競技が行われていることは、日本ではあまり知られていません。

今回は、知的障がい者がスポーツをする環境を提供している認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・神奈川で、ボランティア活動の内容について話を伺ったので紹介します。

この記事をまとめると

  • スペシャルオリンピックスが大切にしているのは、勝つことよりも楽しくトレーニングを続けること
  • アスリートたちと一緒にトレーニングをすることが、重要なボランティア活動になる
  • どんなきっかけでも、ボランティアに参加してくれる人はすべてWelcome!

知的障がい者がスポーツ競技に参加できるスペシャルオリンピックス

スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに、さまざまなスポーツトレーニングとその成果を発表する競技会を年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。

第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの妹、ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が始めたこの組織は、全米から世界へ広まり、現在では170以上の国と地域で活動が行われています。「オリンピックス」と複数形で表されているのは、世界中の国と地域で年間を通してプログラムが実施されていることを意味しているのです。メインとなる世界大会は、夏季・冬季ともに4年に1度開催されており、直近の夏季大会は2015年に米国・ロサンゼルス、冬季大会は2017年にオーストリアで行われました。

スペシャルオリンピックスが一番大切にしていることは、競技に参加して勝つことだけではなく、日々のトレーニングを継続して生涯続けていくこと。そのためには、練習をする環境を整えることやアスリートたちを支えるボランティアの存在は大きいのです。

運動が苦手でも大丈夫! スペシャルオリンピックスでできるボランティアとは?

認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・神奈川で事務局長を務める、山ノ内尊雄さんに活動の内容を伺いました。

―― スペシャルオリンピックスの特徴は何ですか?

知的障がい者が楽しくスポーツをして、その成果を発揮する場を提供するのがスペシャルオリンピック
スの役割ですが、「大会に勝つことだけが目的ではない。日頃のトレーニングも一生懸命やるのはオリ
ンピックと同じだよ。」という考えの下で活動していることが特徴です。世界大会を始め全ての競技会で、競技をやり切ったアスリートたちが表彰台に立つ「全員表彰」が行われます。

こうした考えから、トレーニングを楽しく継続することが、挑戦する勇気と喜びを感じ、また健康増進
のために、何よりも大切だと考えています。神奈川県では週末を中心に、水泳やバスケットボールなど
をはじめとした13の競技のトレーニングを行っています。

―― 高校生がボランティアとして参加できるのはどんなことでしょうか?

私たちの活動はボランティアによって支えられているといっても過言ではありません。大きな大会の運
営はもちろんのこと、先ほど申し上げた日頃のトレーニングをアスリートと一緒にして下さることが、
重要なボランティアの役割の一つです。

「スペシャルオリンピックス」という名前から「運動経験がないのでコーチができない」「ハードなト
レーニングにはついていけない」と思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
私たちは「ユニファイド」と呼んでいるのですが、アスリートたちと一緒にプレーを楽しむだけでも十
分ボランティア活動になります。運動経験がない人でも、新しく入ったアスリートたちに寄り添い合え
るので、重要な役割を担ってもらえると思います。

―― 高校生ボランティアの割合はどのぐらいですか?

学校単位で参加して下さっているところもありますが、全体的にはそんなに多くはありません。大きな
イベントではそれなりの数のボランティアが集まりますが、日頃のトレーニングでのボランティア不足
は、大きな課題です。なぜなら、ボランティアがいないと安全で楽しい運営がうまくできないので、参
加を希望するアスリートたちを受け入れることができないからです。

例えば高校生が友達同士、何人かのグループで参加してくれるとうれしいです。高校生も忙しいでしょ
うから、毎週トレーニングに参加できなくても「今週は僕がいくから、来週は頼むよ」とグループ内で
担当を決めたりしながら、無理のない範囲で関わってもらえるといいですね。

―― トレーニングの雰囲気はどんな感じですか?

アスリートは「ほめて伸ばす」のが鉄則です。ですので、上手く出来たらアスリートをほめ、ハイタッチして楽しく和気あいあいとスポーツをする雰囲気があります。

ボランティアを通じて、コミュニケーション能力がアップする!

―― アスリートの人たちと接することが難しいところもあるのではないでしょうか?

確かに難しいところもあるかもしれません。知的障がい者は、イエス、ノーがはっきり言える人ばかり
ではありません。表情を見ながら、本当はどう思っているのだろうと気持ちを読み取る必要もありま
す。また、スポーツをする上で「もう少し腕を上げて」とアドバイスをしたとしても、伝わりづらいこ
ともあります。

そうしたことに直面したときに、「言っても伝わらないからダメだ」ではなく、どうやったら思いを
伝えることができるのだろうかと相手に合わせて考えることで、自分のコミュニケーション能力をアッ
プするのに役立つと思います。

―― 福祉や教職の仕事に興味のある高校生には、ボランティアが良い経験になりそうですね。

そのとおりだと思います。将来福祉や教職の仕事に就きたい、社会貢献をしたいとボランティアに来てくれる高校生もいます。

中には学校で授業の単位になるからとか、ボランティア証明書が欲しいからという理由で参加される人もいます。私たちはどんな理由であっても、全てWelcome! です。実際に参加することで、知的障がい者の個性や特性を知ってほしいですし、ボランティアで何を感じるかが重要だと思うからです。

―― どんな人にボランティアに参加してほしいですか?

全てWelcome! ということは前提として、「知的障がい者ってちょっと怖いなぁ」などと感じている人にこそ参加してもらいたいです。知的障がいは障がいのあるなしを見た目で判断することが難しく、突然大きな声を出したりする人もいますから、怖いと感じる人がいても仕方がないかもしれません。

ボランティアに参加することで、彼らの個性や特性、人としての良さを実感できると思いますし、それによって知的障がい者のイメージが大きく変わると思います。

米国やヨーロッパの各国では「スペシャルオリンピックスの活動をしている」というと、「それはすごい!」と言ってもらえるほどの認知度があるそうです。

神奈川県では8月のトレーニングは休みになるところもあるそうですが(*)、1泊2日でサマーキャンプをするなど、イベントにボランティアとして参加することができます。それをきっかけに9月以降のトレーニングに参加するのもいいかもしれません。興味のある人は、公式のホームページから申し込みができますので、ぜひ問い合わせをしてみてください。

また、神奈川以外にも全国の都道府県でスペシャルオリンピックスの活動は行われているので、皆さんの住んでいる地域での活動も探してみてくださいね。

*都道府県により異なります。


【応募はこちらから!】
スペシャルオリンピックス日本・神奈川 公式ホームページ

スペシャルオリンピックス日本 公式ホームページ

【取材協力】
認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・神奈川
事務局長 山ノ内 尊雄
公式HP: http://www.son-kanagawa.com/

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