結婚式場に突然、元彼があらわれて……。“あこがれ(!?)の あのシーン” はどんな罪になるの?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

結婚式場に突然、元彼があらわれて……。“あこがれ(!?)の あのシーン” はどんな罪になるの?

2018.07.10

提供:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

結婚式場に突然、元彼があらわれて……。“あこがれ(!?)の あのシーン” はどんな罪になるの?

映画やドラマのエンディングで、感動的な演出の定番と言っても過言ではない“花嫁連れ去り”シーン。真に愛し合う二人が、さまざまな障害や困難を乗り越えて、ようやく結ばれる。しかし、現実は、そんな美しいお話でもないようです。

この記事をまとめると

  • 誰でも一度はある?!“連れ去り”に対する あこがれ!!
  • 建造物侵入罪、略取・誘拐罪、拉致監禁罪…… “感動的なフィナーレ”とはいかない現実
  • 「法学」は私たちの生活に非常に密着している学問

突然、思い出の あの人があらわれて…

「その結婚、ちょっと待った!」
そんな台詞が大きくこだまして、会場中の視線が式場の扉の方に釘付けに!

イケメンの元彼が結婚式場に勢いよく飛び込んできて、花嫁をさらっていく……。
そんなドラマのシチュエーションに、密かに胸がキュンキュンとしちゃった人もいるのではないでしょうか。正直、あまり現実的ではないけれど、ちょっとあこがれのシチュエーションではありますよね。

しかし、女子的目線では素敵な一コマであっても、新婦以外の全ての人にとっては迷惑行為でしかないと思われる、この行動。法律的に、何も問題はないのでしょうか?

映画やドラマの世界に酔ってしまうと、自分自身と“花婿でない素敵な彼”しか視界に入らなくなってしまいがちですが、ここで少し考えてみましょう。結婚式には、新婦と新郎、そしてそれぞれの家族が列席しているのはもちろん、友人や仕事関係の方たちなど、大勢の人間が関わっているのです。

“あこがれ(!?)の あのシーン” は、どんな罪になるの?

まず、教会やホテルなど結婚式の会場に乱入・妨害した時点で、軽犯罪法1条24号の「公私の儀式に対して、悪戯(いたずら)などで これを妨害した者」に該当し、また、妨害目的で結婚式場などに入ったのなら、建造物侵入罪(刑法130条)に該当する可能性があります。

そして、極めつけの“花嫁の連れ去り”。これについては、略取および誘拐罪、さらに拉致監禁に問われる可能性もあるのです。

“花嫁の連れ去り”については、まず新婦がこの連れ去り行為に同意している場合はた場合は、略取・誘拐の罪には問われません。 しかし、突然現れて連れ去ってしまう場合には、当然新婦の同意は得ていないことになりますから、誘拐罪の適用はもちろん、わいせつ目的などの罪にも問われる可能性があるのです。

「法学」は、実は私たちの生活に密着したもの

「イケメンに結婚式場から連れ去られるなんて、なんてロマンチックなの♪ 」
そんな夢見心地な発想が完全に吹っ飛んでしまった方もいると思いますが、一見、単純そうに見えるこの連れ去り行為も、儀式を妨害した行為、建造物侵入罪、拉致監禁罪など、さまざまな罪に問われる可能性があり、さらに新婦の同意の有無などによって、問われる罪も変わってくるわけです。

また、このようなシチュエーションにおいては連れ去った男性ばかりがフォーカスされがちですが、婚姻が成立している場合、“新郎に精神的苦痛を与えた” 新婦に対しても慰謝料や賠償が請求されることも考えられます。

膨大な法律の知識を詰め込む必要があり、どこか堅苦しいイメージの「法学」ですが、このように、実は私たちの生活に非常に密着しているものだということがお分かりいただけたかと思います。 興味を持った人は、今回紹介した事例の他にも身近な法律に関わる事柄について、考えてみてはいかがでしょうか。

【出典】
「うっかり法律違反 知ってますか? 」 ※日経スタイル:日経BP社
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO07534480T20C16A9W01001

「【名場面だけど】実は相当罪が重い「花嫁を結婚式当日に連れ去る」行為」 ※exiteニュース
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20150314/Sirabee_21505.html

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「法学」
はこんな学問です

法学の研究領域は広い。憲法、民法、刑法に刑事・民事の両訴訟法と商法(大部分は会社法に移行)を合わせて六法と呼ぶが、これらは重要な法律のごく一部にすぎない。法学では、限りなく追加されていく法律を覚えるのではなく、それらの法律が生み出される原理と法律を活用して社会問題を解決するための思考法を学ぶ。また、法律は時代や社会制度とも密接に関係しており、社会問題についての最新情報も常にアップデートしておく必要がある。

「法学」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける