音楽の好みが変わっちゃう!? 最新の脳研究で分かったこととは

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音楽の好みが変わっちゃう!? 最新の脳研究で分かったこととは

2018.07.05

提供:マイナビ進学編集部

音楽の好みが変わっちゃう!? 最新の脳研究で分かったこととは

彼氏や彼女、友達が自分と同じ趣味になればいいのに……と思ったことがある人はいませんか? 「好き」「嫌い」といった嗜好を他人の力で変えることは難しいものです。ところが今、脳の回路を刺激することで、音楽の好みやその日の気分まで変える方法が研究されています。

この記事をまとめると

  • 脳を刺激して音楽に対する満足度を変える方法が研究されている
  • 実験に使われた経頭蓋磁気刺激法(TMS)とは?
  • 臨床工学技士が活躍できるフィールドは、今後ますます拡大

最新研究で分かった! 人間の好みを操作する方法

皆さんの中には、音楽を聞くことで気分が上がったり、幸せな気分になったりということを経験している人も多いのではないでしょうか。音楽を聞いた時の喜びの感情には、ドーパミンを分泌する神経が深く関わっています。今回紹介する研究はそれを応用し、喜びの感情の度合いを操作できないか調べたものです。

この研究に挑んだのは、カナダにあるマクギル大学の研究チーム。オンライン科学誌『ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア』に掲載された論文に、経頭蓋(けいとうがい)磁気刺激を応用した研究結果が発表されました。

「経頭蓋磁気刺激(TMS)」って、いったい何?

経頭蓋磁気刺激(TMS)とは、磁気で脳の特定の部位を刺激する治療法のことで、主に脳卒中の後遺症などの治療に使われています。

カナダの研究チームは、被験者に音楽を聞いてもらいながら、意思決定と感情をつかさどる脳の領域を磁気で刺激したり阻害したりすることでの影響の違いについて調べました。

脳への刺激を行った後に、音楽を聞いた時の満足度、お金を払ってその音楽を買うかどうか、買うならいくら払うかを聞いたところ、磁気で脳を刺激することによってお金を払ってもよい額が約10%上昇。逆に磁気刺激を阻害した場合は、その額が15%低下しました。つまり、脳への刺激で音楽の好みを操作できることが分かったのです。

研究チームは、「音楽に関する快感と価値観を刺激で変えられることは、臨床にも応用できる可能性がある」としています。経頭蓋磁気刺激(TMS)は現在、脳卒中や脳出血、脳梗塞の後遺症である半身まひのリハビリなどに利用されています。今後さらにTMSの活用範囲が広がれば、好みなどの価値観や感情さえも、TMSでチューニングできる時代が来るかもしれません。

将来、最新の医療技術を駆使したいなら「臨床工学技士」の道も

TMSは薬を使わない治療法であり副作用もほとんどないため、うつ病や薬物依存症の治療法としても期待されています。治療は自費診療となりますが、機器コストが下がってきているため治療費も抑えられるようになりつつあります。

こうした新しい治療法を取り入れて現場で活用しているのは、「臨床工学技士」と呼ばれる人たちです。医学と工学の知識を併せ持ち、医療機器の操作や保守点検を行います。臨床工学技士を目指すなら、医学の知識はもちろん、臨床工学に関する知識も必要です。臨床工学を学べる学校に進み、必要な資格を取得することで臨床工学技士を目指すことができます。最新の医療技術に興味がある人は、ぜひ調べてみてください。


【出典】
CCCメディアハウス|Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年12/12号

Yahoo!ニュース|音楽の好みを電磁波で操作する
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20171126-00078569/

NEWSポストセブン|脳卒中後遺症の新たな治療法「経頭蓋磁気刺激(TMS)」とは
http://www.news-postseven.com/archives/20170226_494983.html

マイナビニュース|薬を使わないうつ病治療「TMS」って何ですか?―お医者さんに聞いてみた
https://news.mynavi.jp/kikaku/20170117-a001/

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「リハビリテーション・作業療法・理学療法」
はこんな学問です

リハビリテーションには、障がいを持った人の運動能力回復のための理学療法と、心身にわたる諸機能を回復するための作業療法がある。理学療法では、立つ・歩くなどの運動療法とマッサージや電気による物理療法を用いるための知識、技術を学び、「理学療法士」をめざす。一方、作業療法は、精神疾患なども含めて用いられるもので、たとえば、園芸や工芸を通じ、患者が生活の自立性を回復するための知識、技術を学び、「作業療法士」をめざす。

「リハビリテーション・作業療法・理学療法」について詳しく見る

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